第66回 ジュピター官能小説大賞 新人賞 受賞作品
「柔らかな悪意」
田中多朗 著
本作品の著作権は上記の著者に属します。よって無断転載及び本文からの引用は、これを固くお断りします。個人の家庭内での購読目的に限り、印刷及び仕様の変更を許可するものとします。〈ジュピターインターノベルズ〉
金を必要とする身であったので、常日頃から折に触れては「何か、割のいいバイトあったら紹介してくれ」「やれやれ、いい儲け話はないかね」と、口にだして周囲にアピールした甲斐があった。同じ学部の友人、野川が家庭教師のバイトの話を持ってきた。山木周平は、最初時給の破格の費用に感動した。
そして、その家庭教師の話が回ってきた順及び、その前任者たちのうつりかわりを知り、いやな予感がした。
「一番初めは、温厚でやさしい京子ちゃん、二番目は気の強い佐野女史、三番目は女たらしの野川君、四番目は俺か」
「そうだ、空手の有段者にして、金のためならケツの穴でさえ差出しかねん君だ」
「・・・ケツの穴・・・見せるはとにかく、ホモはやだな」
「安心しな、相手は中学生の女の子だ。ついでに忠告しとくと、上品な口聞けよ、まちがってもそのナントカノ穴云々はNG。未成年の健全な育成及び、美しい日本語の明日のためにもだ」
最初にその単語口に出したの、お前だろ。
そう突っ込んでやりたいのはやまやまだったが、そんな不毛な会話よりも、はやく、その破格値のバイトの内容に話を持っていきたかったので、周平は素直に頷いた。
「分ってる、子供に勉強教えている間くらい、お上品に羊の皮くらいかぶれるさ」
「やる気だな?」
「おう、例え、教え子の相手がとんでもない馬鹿で、教えるのに苦労するのがその破格値のバイト代の理由だとしても、だ」
よしよし、と野川は頷いた。
「その心意気だ、俺から先方さんにおまえが仕事引き受けたこと連絡しておく。多分すぐ面接の連絡があるだろう。頼んだぞ」
売れ残り品の独身男女の間をとりもち、強引に縁談をすすめる仲人のごとき熱意で、野川は話を性急に進めると、その場で胸ポケットから携帯電話を取り出した。
話の展開の早さに目を丸くしている周平の前で、相手といくつかやり取りした後、電話を切った野川は周平に向いた。
「これでいい、あさっての夕方に行ってくれ。住所はメモ渡すから」
「・・・おまえ、そんなにてきぱき物事進める奴だった?」
見ようによっては、早くこの話にけりをつけたがっているようにも見える。野川は答えた。
「時と場合による」
*
新しいバイト先は見た目、いかにも善人で幸せな人々ばかりが住んでいます風の、平和で静かな住宅街のなかにある、小奇麗な住宅だった。その中の応接間に周平は通された。
教え子の母親は、周平の、人畜無害、人の良さそうな面差しと、前任者の野川と同じ国立大の学生であることがお気に召したようで、あっさりと話は進んだ。
愛想良く応対しているが、本性はかなり神経質そうな母親は、話がまとまった後、紅茶を周平にすすめながら言った。
「まあ、良かった。今まで三人も家庭教師が替わってしまって、うちの娘が扱いにくいのかしらねえ、弱ってしまってましたの。・・・ああ、別に悪い子じゃないんですの、ただ、まだ中学生でしょ、あの年代の子は難しいんです。反抗期、というのは分っていても、親の私でさえ扱いに戸惑うことがありますのよ。でもあなたなら上手にやっていって下さりそう。野川さんたちと同じS大学の方なら、安心だし・・・正直、あそこの学生さん以外の大学の学生に、教師を頼む気にはなれませんから」
神経質そうだが、教師が三人すぐやめる原因とまではなりそうもない、周平は心の中で首をかしげた。S大びいきなら、尚更だ。
野川は商売を営んでいる家の手伝いが忙しくなったといって辞めたらしい。ふうん。
後の二人はなんで辞めたのだろうと思いをめぐらす周平の耳に、ドアの開閉音と、足音が入った。母親が立ち上がった。
「娘の亜美です、帰ってきたんだわ」
足音が二人のいる応接間の前までさしかかり、そのまま通り過ぎようとする。母親が叫んだ。
「亜美、お客様よ、あなたの新しい先生。なんですか、ただいまも言わずにそのまま部屋に行こうとして」
娘は立ち止まった。周平と目が合った。目礼ひとつする。
そしてそのまま歩き去ろうとするのを母親が止めた。
「亜美、ここに座りなさい、先生に紹介するから」
無表情に娘の亜美が入ってきて、頭を下げて礼一つ。母親はそんな娘の態度に、ため息をそっとついている。
しかし・・・周平は女二人はとにかく、野川がこの少女の家庭教師を辞めた原因が、更に分からなくなった。
美少女だ。
いわゆる、正統派の美少女だ。白い顔と、黒目がちのきれいな瞳、完璧な顔のパーツの一つ一つが、これもまた完璧な位置で、きれいな輪郭に納まっている。大人と子供の中間にいるという精神のアンバランスな雰囲気が、その綺麗な顔に微妙な彩を添えている。
全然着崩していない白いブラウスと紺色のスカートの制服が、少女の潔癖さを物語っているように思えた。
「よろしく、山木周平です」
愛想良く、周平は頭を下げた。すると、亜美はそれで自分の仕事は終わったとでもばかりにすい、と顔を背けた。黒いセミロングの髪がゆれた。
「じゃ、私宿題があるから」
母親が何か言おうとするのも意に介さず、背を向けて立ち去っていく。
周平はその後姿を見送った。
これが、亜美と周平の最初の出会いだった。
週に三回、平日の夕方三時間数学を指導する。
破格のバイト代から、顔に似合わないとんでもない白痴を想像したが、外れた。秀才とまではいかないが、ごく普通の理解力だ。
・・・愛想は無いが。
ただ、淡々と時の流れにのって、授業は進む。
和気あいあいとしたものはまったく、無い。が、馴れ合いがひど過ぎて、話が脱線して授業が進まないよりは、マシと言えなくもない。
それに、愛想の無さは、周平個人が気に入らないというわけでなく、母親をはじめとする大人全体に対するものだ。母親が勧めるのが嫌なだけで、勉強も嫌いではないらしい。
それにつけてもきれいな子だなぁ、と周平は感心している。その愛想の無い、冷たい表情も、少女特有の潔癖さとあいまって、氷で出来た花の蕾だ。同じ美少女でも、男に媚と愛敬を振りまくのが仕事の、いわゆるアイドルとは空気が違う。
上に兄が一人。高校生で、名門高校の生徒で寄宿舎に入っている事や、父親も大手の企業の会社員で、それなりの地位にいることを母親の話から知った。この家の佇まいからも、バイト代からも、家庭が裕福なのが伺い知れる。
「絵に描いたように恵まれた御嬢ちゃんだよなぁ」
何が気にいらないんだろうなぁ、難しいお年頃だなぁ、と、周平はつぶやいた。
*
夕方、周平に、亜美の母親から電話がかかってきた。
娘のことで相談したい、という。家まで来て欲しい、と。
今日はバイトの授業はない日だったが、周平は高額バイトの雇い主へのサービスと思うことにして、家を出た。
・・・亜美は電話を置いた。
母と自分は声が似ている。こうやって、母親に成りすまして相手を呼び出し、この家に来る途中の公園で待ち伏せした健吾たちが、獲物を痛めつける、単純で幼稚だが今までに成功している。
亜美は制服のまま、誰もいない家の応接のソファに腰を下ろした。テレビを点ける。玄関の靴箱の上に母親からの手紙があった。寄宿舎の兄の身に、何か起こったらしく、泊りがけで向かうとのこと。父親も出張で不在。つまりは母親が帰ってこない限りは、この家は亜美一人で留守番だ。
毎回、こうもあっさり事が運ぶと、世の中馬鹿が多いのではと思えてくる。勝手に騎士気取りで、いいように中学生にあしらわれている健吾、独断的で神経質の癖に、家庭教師が長く続かない理由に頭が回らない母親、それを許す父親。母親の希望に応えるためだけに青春を費やし、名門に合格したものの、母親がいないと何も出来ない自分に嫌気がさして、母のお守りを妹に押し付けて家を出て行った兄。まともな奴がいない。
チャイムが鳴った。
誰だろう。亜美は時間を見て、気が付かないうちに随分時間が経っていることを知った。テレビを消すと、玄関に向かった。
・・・息が止まった。
「無用心だな、門はおろか、玄関の鍵まで開いてる。閉めとくよ」
「・・・せ、先生」
「おっかしいねぇ、ボクはおかーさんに夕方に来てくれって、さっき電話もらったんだけどなぁ、何だろうな、この手紙の内容は」
顔を引き攣らせる亜美の前で、靴箱の上に書置きを戻し、周平は冷ややかに怒りを表せた。
シャツは泥がついて、一部裂けていた。顔にもかすり傷がついて、ジーンズの下も汚れている。余程激しい乱闘だったのがうかがい知れた。
「公園に差し掛かったら、やばそうな餓鬼が5人もいてさ、しかも皆武器持ってやがる。ああ、これ、戦利品」
周平は指で玩具の手錠をくるりと回した。
亜美は見覚えのある「戦利品」にめまいがした。
「ちょいと手間取ったけど、5人片付けたよ。粋がってナイフちらつかせたって、所詮は餓鬼同士の喧嘩しかしたことのないヤンキーだろ。鍛え方が違う」
亜美の顔は、はっきりと恐怖と怯えを浮かべ、いつもと別人の周平を見ていた。
周平は荒々しく靴を脱ぎ捨て、家に上がり亜美のすぐ前に立った。
「どういうこった?お嬢さん、偽電話で俺を呼び出し、物騒な手下共けしかけるとは。今までの家庭教師、こうやって追い出したのかよ。理由言え」
まさか失敗するとは思わなかった。健吾たち5人がこんな弱そうな大学生に返り討ちに合うなんて。それ以上に、亜美は周平の怒りに圧倒されていた。生まれて初めて遭う、強烈な恐怖と、敗北感だった。
「だ、だって・・・」
「なんだよ」
周平は手をつい、と伸ばし、亜美の制服のブラウスの襟元を掴んだ。完全に頭に血が上っているのが自分でも分る。
「お、お母さんの手先みたいな人、嫌なんだもん・・・」
「ふっざけんなぁっ!」
その時、亜美の体が周平から逃れようと大きく動いた。周平はそれを許さずに押さえつけようとする。二人のバランスが崩れ、玄関前のフローリングの床の上に転がった。
「や、やだ、離して」
「何がやだだよ、何が手先だ、この・・・」
くそ餓鬼、という言葉は何とか自粛したが、別の衝動は自粛できそうにない。
亜美は髪を振り乱し、顔を赤くして周平の体の下でもがいている。紺色のスカートは大きくまくれ上がり、白い腿の付け根まで見えていた。白いブラウスの襟元も乱れ、小ぶりな胸が大きく起伏している。
「大人を舐めんじゃねえぞ、そんなつまらん事で、ナイフ持った野郎共けしかけたのか、こっちはなぁ、刺されるとこだったんだぞ」
周平は亜美の細い両手首を掴み、後ろ手に回した。亜美は周平の手にある玩具の手錠に息を呑んだ。
冷たい感触が手首に当たった。カチャン、と音がした。両手の自由を奪われ、床の上に転がされた亜美は、これから自分の身の上に何が起きるのか、未知の恐怖に戦慄した。
声もなく、小動物のように怯える美少女のブラウスを周平は乱暴にはだけさせた。淡い水色のブラを上にずらした。まだ発育途中だが、形のいい乳房と桜色の乳首が現われる。スカートとショーツをまとめてむしりとった。
白く、華奢な下半身だった。恥毛は薄い。
子供でありながら、大人でもある。顔にふさわしい、清楚でアンバランスな美しさのある肢体だった。周平の体の下で、震えている姿が、只でさえ頭に血が上っている状態に、更に獣欲を掻きたてた。
亜美の体を冷たい床の上に押し付け、乳房を掴んだ。もう片方の乳房を口で吸い、下半身に指を伸ばした。淡い草むらが巻きついた。
「あ、や、やぁ・・・先生、やめて・・・」
望まない形で、突然襲ってきた初体験に、亜美は泣き声をあげて身をよじった、が、体力差がありすぎる、無駄というものだった。
初めて経験する男の舌の愛撫は、乳房や乳首だけでなく、鎖骨、腹の上に加えられ、白い体をのたうたせ、力を奪った。ついに、下半身が押し広げられ、誰にも見せたことのない、亜美の花園が周平の目の前にさらされた。
「お、少し、濡れてる」
「み、見ないで・・・」
「そんなこと言える立場か」
ピンク色に染まった腿の奥は、同じピンク色だった。幼く、可憐な花弁と、花芯はうっすらと露を含んでおり、これからの凌辱の運命を知らぬかのように息づいている。
必死で脚を閉じようとする亜美の抵抗を、あっさりと受け流し、周平は亜美の脚の間に顔を埋めた。周平の舌先が、亜美の花芯をつついた。亜美の体が痙攣した。
「あ、あぁーっ」
今までに感じたことのない感覚だった。電流が亜美の背中を走り、下半身を直撃した。
「い、いや・・・駄目、先生・・・」
周平は構わず舌の洗礼を亜美の性器に浴びせ続けた。花びらをしゃぶり、花芯をつつく。脚を押さえつけている腕は、時折亜美の張り詰めた乳房に伸び、こねたり乳首をつついて、硬く尖らせた。
「あぅ、あ、あぁ・・・」
周平の唾液か、蜜か、亜美の秘所はてらてらと濡れ光りはじめた。まだ年端もいかない美少女は、黒く、長い睫毛に涙を滲ませ、ブラウスと白いソックスだけ身につけ、玄関前で組み敷かれ、周平に責めたてられている。
周平はシャツを脱ぎ捨て、上半身裸になるとジーンズのジッパーを下ろし、肉棒を取り出した。初めて男の性器を間近に見て、そのグロデスクさに亜美は悲鳴を上げた。
「せ、先生、お願い、それだけはやめてっ」
「いやだね。ここからが本番だ」
指を亜美の膣の中に浅くくぐらせ、攪拌し、もう一方の指で花芯を刷き撫でると、亜美は悶絶した。
「・・・いくぞ」
ぐったりした亜美の性器にそそり立つ肉棒を押し当てる。男の舌と唇、手や指に責めたてられ、凌辱された白い体と、打ちひしがれた幼さの残る美貌は、痛々しくさえあるが、それが尚更周平の欲望をかきたてた。
肉棒が亜美の膣にねじ入れられた。
「あ、あぁーっ」
亜美は加えられた痛みに悲鳴を上げた。熱く、硬いものが下半身に突き立てられ、内奥で暴れまわっている。
「い、痛いっ、抜いてっお願い、先生ー」
「くぅ・・・」
周平は肉棒を取り巻く亜美の熱く、狭い膣内に思わず呻いた。
「しょ、処女か・・・すげ、きつきつ・・」
痛がって泣いている亜美に、わずかながら罪の意識が沸くが、もう止まらなかった。
のしかかる周平の体を押しのけようとする亜美を、後ろ手に回した腕ごと抱きしめ、さらに肉棒を膣内にこすりたてた。快美感が走る。
「あ、あぅう・・・ん、や、いやぁ・・・」
体の下から、弱々しい声が漏れる。そのくせ、周平を受け入れている未熟な膣内は熱く、湿っている。
「すげぇ、もういきそう・・・」
「あ・・・壊れる・・・先生やめて・・・」
周平は、自分の腕の中で悶えている亜美の顔を見た。発育はしているものの、まだ中学生の少女の膣内に欲望を解き放つのは、良心の呵責があるのだが、もう手遅れだ。
くぅ、と周平は激しく動いた。
周平の動きが何を意味するか知ったとき、亜美は思わず泣き叫んだ。
「先生、赤ちゃん出来ちゃう、やめて、いやぁーっ」
同時だった。周平の肉棒が亜美のなかで爆発した。
ドクッドクッと精液が亜美の膣に注ぎ込まれた。後ろめたさを感じつつも、思い切り欲望を解き放つ快美感に、周平は大きくため息ついた。
美少女に精を注ぎいれたことで、とりあえず、周平の腹立ちと欲望は治まった。
・・・しばらく亜美の体を抱きしめていたが、周平は床の上から身を起こし、亜美を見下ろした。強姦された上に、中でそのまま精を放出されたショックと、妊娠への恐怖に気を失ってしまったらしい。傍にはショーツとスカート、ブラジャーが、二人を取り囲む様に床の上に散乱している。
太腿の付け根から、白い粘液に入り混じって赤い血が流れていた。
「・・・よいしょ」
周平は亜美を横抱きにし、二階の亜美の部屋へ運んだ。
年頃にしてはシンプルで、アイドルのポスターや、ごたごたした飾りのない部屋だ。しかし、家具は全て木目調で、カーテンやベッドカバーのリネン類は柔らかな色合いや、花柄でまとめられていて、趣味はいい。
・・・ベッドの上に亜美を寝かせると、ティッシュをとり、剥き出しのままの下脚をまた押し開いた。可憐な亜美の秘所は、周平の唾液と精液、自らの蜜と、破瓜の血にまみれていた。白い体は、ぐったりと弛緩し、清楚で整った顔は、恐怖と悲しみの痕をつけて目を閉じていた。後ろ手に手錠はまだかかっているその姿は、痛々しく、美しかった。
周平は、秘所をティッシュでそうっと拭いた。
膣口にティッシュを押し当てたとき、亜美の目蓋が震えた。痛みがまだ治まっていないのか、眉間にしわがよる。やがて、ぼんやりと瞳が開かれた。
「動くなよ、今手当てしてんだから」
「・・・あぁ・・ん」
感覚に敏感になった膣に、あてがわれる柔らかな感触に、亜美は吐息を漏らした。
頭の芯が痺れ、体の感覚は過敏になったような、麻痺したような、妙な感覚だ。
・・・しばらく、二人とも無言だった。
最初に口を開いたのは、亜美だった。
「・・・ひどい・・・強姦、だ・・・」
「・・・最初にけしかけたのは、誰だよ」
血と汚れのついたティッシュを、塵入れに投げて周平は愚痴った。
「こっちはなぁ、殺されかけたんだぞ、逆上した、その手錠の主に」
暗がりで、多人数で取り囲み、武器を持って凄めば家庭教師の大学生はあっさりと逃げ出すだろうと健吾はタカをくくっていたらしいが、予想の遥か圏外だった。
周平は空手の有段者に加えて、実戦慣れしている。人数と武器に頼る子供とは、格が違う。
手下が次々と一撃で倒されていく中、リーダーの立場上逃げ出すわけにもいかず、ナイフを振り回しながら突進してきたらしい。
中段回し蹴り一撃で、あっさり勝負はついたが。
「・・・でも、ひどい・・・訴えてやる」
「そりゃ困る」
再び周平は亜美にのしかかった。
「何があったにしろ、このバイトは金がいいんだ、辞めさせられちゃ、困る。ま、あんたの狙い通りにはなるけどさ」
乳房をまさぐり、突起をつまんだ。舌先で、転がすと亜美は体を仰け反らせた。
もう片方の手は、柔らかな臀部の肌触りを楽しみ、菊門のそばを時折くすぐる。
「あ、あぁーっ、やめて、もう・・・」
亜美は喘ぎながら哀願した。しかし、一番初めに感じたものから、何かが変化している。
周平は亜美の体をひっくり返し、尻を持ち上げ、双臀にキスの嵐を浴びせた。そしてついさっき、踏み荒らしたばかりの花園を押し開き、二度目の凌辱を開始する。
「ん、んんっあ、あァー」
亜美は顔をベッドの上にこすりたてて悶えた。
尻を振ろうとするが、周平の腕にしっかりと押さえ込まれ、秘所は周平の思うがまま、舌と指に弄ばれている。下から乳房を時折揉まれた。
「子供の割に、軟らかいおっぱいだな、まだ痛いか?」
亜美は言葉が出ず、ただゆらゆらと周平の凌辱にされるがままになっていた。もう、体の力は入らなくなっている。花びらに、花芯に膣に周平の舌が這い回り、吸いたて、舌先が唾液をまぶした。膣からトロリ、と蜜があふれ始めた。幼いなりに、反応が始まったか。
亜美は、自分の体の反応に、未知の戸惑いに似た微かな恐怖を覚えた。
周平から与えられる舌や、指の刺激が、今までに眠っていた奥深い何かを掘り起こし、体を染めていく。
「ァ、あぁ・・・せ、先生こ、怖い、もう、やめてぇ・・・」
「体は可愛い癖、反応が大人びてきたな」
顔を上げ、チュ、と亜美の滑らかな頬にキスすると、再びそそりった肉棒を膣にあてがった。最初に貫かれたときの痛みが蘇ったのか、亜美は身をよじった。しかし、無駄な抵抗だ。
グイ、と周平は一気に肉棒を突き立てた。もう膣の中は、それなりに路が出来たらしい。きついながらも2度目はスムースだ。
「あぁー、せんせ・・・い」
亜美は下半身をよじったが、周平はしっかり亜美を抱きしめ、動きを合わせたため、亜美の膣には更に深く、周平の肉棒が埋め込まれてしまった。
「動いても、いいぞ・・・どうせ、はずせっこないんだから」
周平は、亜美の敏感な花芯を巻き込むように腰を動かした。亜美の体が跳ねた。
「あ、はぁ・・・ん、ああっ」
「最初より、あそこの中、ぐちょぐちょだ。痛いか?どうだ」
亜美の顔は桃色に染まり、形のいい唇から喘ぎとため息が漏れ始めた。
正常位で亜美の可愛い喘ぎ顔と、声を楽しみながら、周平は肉棒を出し入れし、狭い膣壁の摩擦と柔襞を味わう。
「あ、ああぁんっ、せんせい・・・」
亜美は声が止まらなくなった。
まだ、男の肉棒の摩擦運動は、膣の奥に痛みを与えている。しかし、痛みの質が変わりつつある。痛いはずなのに、どこか甘ったるく、体の奥深い部分に訴えかけるものだった。
恐怖、屈辱、羞恥、戸惑いもない交ぜになり、その中にある甘美な毒が、まだ中学生の少女を犯しつつあった。
周平が亜美とつながったまま、体を正常位から後背位に体を入れ替えた。亜美の未熟な膣内で、肉棒が回転した。
「あ、あぁっ」
「よしよし、いい子だ」
尻を周平に捧げ、亜美は顔をベッドに埋めた。
周平は亜美の薄い背中を撫でると、再び責めを開始しようとした、とその時。
チャイムが鳴った。
ビクンッと可哀想な位、亜美が反応を見せた。
「今日、誰か来る予定、あったのか?」
性交に蕩けかけていた意識が、現実に引き戻された亜美は、泣きそうな顔で首を振った。
ふん、と周平は頷いて、手錠を外した。
「出なよ」
「い、いやだ、こんな格好で・・・?」
「出ないと、何度でも来るかもしれんだろ」
「あぅっ」
亜美は泣き声を出した。膣に肉棒を入れられたまま、抱き上げられたのだ。やぐら立ち、いわゆる駅弁スタイルで、亜美は周平に玄関まで運ばれた。
歩くたびに秘所に振動が伝わる。亜美は声を押し殺し、周平の体にしがみついた。
「ど、どなた・・・」
ドアの前で、貫かれたまま、亜美はようよう、声を出した。
「隣の湯川ですぅ、亜美ちゃん?お母さん、いる?」
亜美の顔が強張った。詮索と噂話が好きな中年婦人だ。
周平がちょっと試すような目になった。
周平にしがみつく亜美の腕に、力がこもった。
「今晩は、いません」
少し、声がかすれた。ドアは開けずにそのまま続けた。
「御用があれば、電話して伝えます」
ドアの外で、湯川婦人は黙り込んだ。相手の留守に考え込んでいるのか、それとも、隣人に対してドアを開けない亜美の対応に、不審を感じたか。
「・・・亜美ちゃん、どうかしたの?」
「・・・いえ・・・」
周平が亜美の体をわずかにゆすぶった。亜美は吐息を漏らした。まさか湯川婦人は、ドアの向こうで、隣人の中学生の娘が、家庭教師に犯されながら、自分と応対させられているなどと思っていないだろう。
「すいません、気分悪いんです・・・」
亜美は途切れがちに言った。
「まぁっ、大丈夫、お母さんいないんでしょ?」
「大丈夫です、すいません・・・でも、もう寝たいので・・・」
「あ、あらあら、ごめんなさい、じゃあね、お大事に」
ドアの向こうから、湯川夫人が立ち去る気配がした。亜美は吐息をついた。
「・・・いい子になったじゃんか」
周平が亜美の口元に軽いキスをした。
「助けを呼ぶ手も、あったんだぜ?」
「うぅ・・・ん、あ・・・」
くちょくちょと歩くたびにお互いの体と性器が擦れあう。
体が熱い。亜美は力一杯周平にしがみついた。
「さて、続きをしますか・・・」
「や、やだ、こんな所で・・・」
周平が亜美をまた四つん這いに這わせたのは、亜美の部屋のベッドでなく、1階の応接間の床だった。有無を言わさず、周平は亜美の尻を絨毯の上で押さえつけ、後ろから貫いた。
「く、くぅ・・・ァ、あぁー」
今までと違った角度で性器をえぐられる、新たな感覚に亜美は声を上げた。
「なんだ、少し、反応が違うな」
亜美の膣がひくつき、周平の肉棒にまとわりつき始めた。狭くて気持ちいい以外の快楽を周平に与え始める。
ハァ、ハァ、と亜美の呼吸が変わり始めた。
「・・・んんっ、せ、先生いや、もう、やめて、だめ・・・あぁん・・・」
亜美は熱に浮かされた様に口走った。
体が溶けそうだ。意識が白くなり、膣の中が熱い。周平の肉棒が暴れるたびに、痛みに似た何だか分らない、恥ずかしい感触が波になり、亜美を覆いつくす。
周平も呻いた。亜美の胎内で、肉棒が柔らかい襞にくるまれ、締め上げてくる。
「まだ、子供のくせ・・・この・・・」
激しく腰を打ち込んだ。亜美が悲鳴をあげた。
はじめにあった、まだ幼さの残る少女の体を汚す後ろめたさが、凶暴な野獣の性欲に押しつぶされつつある。亜美の体を引き起こし、胡坐の上に乗せ、対面座位で突き上げた。そのたびに亜美のきれいな髪は、華奢な肩の上で跳ねた。
「あぁ・・・怖い、変になっちゃう、た、助けて、あぁん・・・」
周平にしがみつき、生まれて初めて味わう、子供には激しすぎる愉悦に戸惑い、喘ぐ細い体と、桃色に染まる類まれな幼い美貌は、被虐美そのものだった。
「亜美・・・」
周平はたまらなくなった。肉棒が溶けそうだ。
もう、我慢できない。
「せんせ・・・駄目、やめてぇ・・・あ、あ・・・赤、ちゃん・・・でき、ちゃう・・んんっあ、あぁーっ」
もがき、痙攣する亜美を抱きしめて、思い切り野獣を胎内に解き放った。未成年を犯している後ろめたさと、背徳感が、愉悦のスパイスとなり渦巻く中、肉棒が亜美の中で脈打ち、どくどくと精液が噴出した・・・。
「ふぅ・・・」
周平は弛緩した亜美の体を支えながら横たえた。うつろな瞳の亜美の、乱れた髪を指で梳いた。
「・・・子供、出来ちゃった・・・」
亜美が啜り上げた。
「どう、しよう・・・」
やったら必ず出来るわけでもないんだが。
ま、それでも・・・
「大丈夫だろ」
あっさりと周平は言い、亜美の上半身を起こしてやった。目線を合わせて聞いてみる。
「怖いって、それか、ん?」
無言だ。周平は少し、口を曲げて亜美を見た後、抱き上げた。きゃ、と小さく亜美が声を出した。
「や、なにするの?先生・・・」
「風呂」
短く、明快に行き先を告げた。
「気になるなら、洗い流してやる」
高級住宅なだけあって、広い浴室だった。
洗い場で、胡坐をかいて、その上に恥ずかしがる亜美を無理やり座らせた。
ボディシャンプーを手に取り、泡立てると亜美の体にスポンジを使わずこすりつけた。
ぬるんだ感触が体を這い回り、くすぐったそうに亜美が身をよじった。泡にまみれた周平の手の中で、可愛らしい乳房が乳首を屹立させて震えた。まだ痺れの残る亜美の秘所に、周平の指が潜りこみ、膣の中をかきだした。
「や・・・もうやめて、自分で、洗う・・」
「洗ってやるって、言ったろ」
羞恥に染まる亜美の抵抗をかわしながら、洗ってやっているうち、亜美の抵抗はやがて大人しくなった。それでも、恥ずかしさで顔を上げられないらしい。首を捻じ曲げて周平の裸の胸に、顔を押し付けて表情を隠している。
周平の泡まみれの手が、亜美の体中をくまなく滑り、泡をこすりつけた。
あぁ、と亜美は頬を周平の胸にこすりつけた。
「もう、いいかな。水で体流すぞ」
温かいシャワーが亜美の体に降り注いだ。
水滴が珠をつくり、滑らかな肌の上を滑り落ちた。周平はシャワーの噴出口を、亜美の秘所に向けた。
「あぁんっ」
「ほらほら、動くな」
周平に立て続けて犯されたせいで、痛々しく腫れぼったくなった秘所に、お湯が注がれた。
腫れて敏感になった花びら、花芯を指で掃き、隅々まで湯を注がれる刺激に、亜美はまた、体の奥深い部分が疼きだした。呼吸が乱れ始める。
「またぬるついてきたぞ、どういうこった」
周平の指に、明らかにお湯ではない、粘りのある露がまとわりついてきた。親指と人差し指でそれをすくい、指を離すと糸がひいた。
少女の体を洗っている内に、肉棒はすでに力を取り戻しつつある。
亜美を浴槽のふちに掴まらせ、後ろから浅く肉棒をくぐらせた。亜美の背が弓なりに反った。小刻みに動かしてやりながら、ゆっくりと沈めていく。
「うぅんっあ、ああっー」
「流石に三度目には馴染んだな」
周平はピストン運動を始めた。
膣奥に周平の肉棒の先端が当たるたびに、攪拌しながら後ろから手を回され、乳房を揉まれ、乳首をつままれ、転がされるたびに、亜美は喘ぎ、よがり泣いた。
「い、いやぁ、も、もうやめてぇ・・・」
「そうは言われても・・・」
周平は肉棒にまきつく快美感と戦いながら呻いた。
「やめて、やめてって言ってるものの、何なんだよ、この中ときたら、すげぇグチャグチャになってるぞ」
あぁん、と亜美がまた身悶えした。
周平は浴槽のふちに掴まって、体を震わせている亜美を引き寄せ、体の位置を交代させた。
次は自分が浴槽のふちに腰掛け、膝のうえに亜美を乗せる。正面の壁には大きな鏡がある。
周平は、亜美の脚を大きくM字型に広げた。
鏡の中で、周平のグロデスクな肉棒を深々と埋め込まれている自分の性器を見せつけられて、亜美は思わず両手で顔を覆った。
「ほら、手ぇ外してよく見ろ、やめてって言いながら、自分がどんなにいやらしい顔してるか、アソコがどんなにぐちゃぐちゃか」
「も、もう、言わないで・・・いじめないで・・・」
「しょうがないじゃん、可愛いんだから」
亜美の耳元で、息を吹きかけるように囁いた。
「すげぇ、可愛いよ、清純な顔して、俺のチンチン咥えこんで、いやって言いながら肝心なとこはぐちゃぐちゃで、恥ずかしがりながら、エッチな顔して感じてんだから、さ」
「・・・せんせ・・・恥ずかしくて、怖くて、変になりそう・・・」
体をゆすぶられながら亜美はすすり泣いた。
「厭か?」
小ぶりな両乳房を、後ろから、それぞれやさしく揉みしだきながら、周平は細い首筋に唇を這わせた。ビクン、ビクンと亜美は震えた。
「怖がらなくていいからな。気持ちよすぎて、体がびっくりしてるだけだ」
「・・・あぁん・・・」
亜美はうつろに喘いだ。もう限界かな、やっぱり、まだ半分子供だし。
亜美の膣の中も、狭いながらも柔らかくなり、肉棒にだいぶ慣れてきたと見える。奥がざわめき始め、心地よく締め付けてくる。
乳房を揉む手を片一方、下に滑り込ませた。
秘所を押し開き、結合部を撫でながら花芯をやさしくこする。亜美が膝の上で、電気に感電したように体を突っ張らせた。かまわず周平は続けた。亜美は泣き叫んだ。
「ひぃっ・・・あぁッーあ、熱い・・・」
「くぅ・・・締め付けてきた・・・」
亜美の膣奥が生き物のように、周平を捕らえ、翻弄した。快美感とむずがゆさが肉棒を支配し、膨れ上がる。負けじと周平は亜美の膣をえぐり、秘所を弄んだ。
鏡の中で、亜美の本来の清楚な顔は、背徳の快楽に押し流されて、淫蕩に蕩けきっていた。
本来潔癖で清純だった分、落差は大きく、犯されている体がまだ愛らしい分、更に淫らな眺めだった。
「せんせい・・・あぁ・・・死んじゃう・・どうにかなっちゃう・・・せんせい・・・」
「亜美・・・」
周平によって、初めてのエクスタシーの波に揉まれ、体を蕩かせながら、その未知に怯えて懸命に自分に助けを求める美少女へ、愛しさを覚えながら、周平は快楽に呻いた。
亜美の名を、何度も呼びながら腰を突き上げた。官能の限界が迫る。
「あぁっー、と、融けるぅー」
亜美が悶えながら、体を痙攣させた。膣の痙攣が周平の肉棒に伝わり、締め上げた。
「亜美っー」
周平は力いっぱい、昇り詰めた亜美の体を抱きしめ、体を突っ張らせて精を爆発させた。白い粘液の奔流が突っ走り、亜美の膣内を満たした。亜美は、内部に満ち溢れる周平の熱いものを感じながら、体が崩れ落ちた。
もう、絵なんかやめなさい、こんな事してる場合じゃないでしょ、もう少し頑張ったら、K高合格も夢じゃないのよ。
お願い、展覧会に出品できるかもしれないの、それまで、待って。部の先生だって、期待してるっていってくれて・・・
展覧会まで待ってちゃ、受験まで日がなくなるでしょ、許しません、先生へはお母さんが言ってあげます。
お母さん、亜美ちゃんのこと、心配してくれてるのよ、頑張って一緒にお勉強しましょ。K高合格してからでも、絵はいいじゃない。
そうかぁ、残念だな。小野なら展覧会、いい線いくと思っていたが・・・。
うるせぇんだよ、もう俺のことはほっといてくれ、あんたの言うとおり、合格してやったんだ、もう気は済んだだろう。
いやだ、いやだ、やめたくない・・・。
やめて、おにいちゃん、暴れないで・・・。
「おおい、大丈夫か、おい」
柔らかく頬を叩かれ、亜美の意識は現実に引き戻された。
自分の部屋の中だ。ベッドの中にいた。裸で。
意識を失う最後の瞬間を思い出し、亜美は真っ赤になった。ベッドのふちには、その原因となった人物が、上半身裸でジーンズのみの姿で亜美を見下ろしている。
「なんだ、やめてだとかうなされてたぞ、俺に、また犯されてる夢でも見てたか」
「・・・・・・」
なんて反応していいのか分らないので、亜美はとりあえず着るものを探した。周平は亜美から視線を外して、部屋の隅に目を向けた。
「・・・あのスケッチブック、亜美のか?」
何冊ものスケッチブックが、埃にまみれて立てかけてある。なんとなく、周平はその内の一冊を手に取り、ページをめくった。
「上手いじゃないか」
「・・・もと、美術部」
「もと?」
「辞めさせられた、お母さんに」
・・・次は、周平がなんて反応していいのか分らなくなる番だった。
「・・・私のお兄ちゃん、いわゆる秀才でね、お母さんのお気に入りだったの。私はその次」
淡々と、亜美は続けた。顔はいつもの無表情に戻っていた。
「その分お兄ちゃん、甘やかされて期待されて、押し付けられて、頭はいいから、いい高校入ったけど、家でたまに大暴れしていたな。寄宿舎入ってから、ほとんど家に帰ってこないし」
「・・・・・・」
「中学一年の、最後のテストで私、学年十位に入ったの。そうしたら、次はお母さん、私に矛先向けてきたの。やればできるって、そうしたら地元で一番進学校の、K高行けるって。絵なんか描いてる場合じゃないって」
絵が、好きだったのにと、亜美は声を詰まらせた。目の前に見える、きれいな光景や、好きなモチーフを、白い画板の中に閉じ込め、自分の好きな色やイメージで創りあげていく、その作業は、幸せの一時だった。
・・・で、その独断的な母親が嫌いで、その母親が連れてきた家庭教師も手先とみなし、ヤンキー使って追っ払ってたわけかい。
納得できたけど、やっぱり子供だな。
周平は考える。しかし俺は家庭教師、契約として亜美の数学をK高合格ラインまで引き上げることが仕事。成功報酬がン十万で、時給だけでも相場の2倍だ。
「別に、K高校なんか行きたくないもの、絵、描けないくらいなら・・・K高行って、別にしたいことなんか無いし、目的もないのに、行ったって無駄だし」
確かに、言ってることは尤もだが、成功報酬がなぁ・・・。
しかし、子供の立場上、例え理不尽でも、親の支配下におかれるしかない。そのどうしようもない立場の悔しさに、唇を震わせる亜美を見ていると・・・。
「じゃぁ、こうしないか、俺の毎週三回の、三時間の授業の内、一時間だけデッサンなり、絵、描きな。その代わり、勉強のペースは落とせないから、大変だけど」
「・・・・・・」
亜美の大きな黒い瞳が、一回り大きくなった。
「先生・・・」
「それにさ、K高行く実力、あるのなら行けば良いんじゃないか。K高以上に行きたい所あるのなら話は別だけど、特に目的無いのなら。絵の事は俺からもお母さんに頼んでやるよ」
突然だった。亜美がベッドから抜け出て、裸のまま周平に抱きついてきた。
「いてーっ」
思わぬ痛みに周平は絶叫した。亜美のしがみつく腕に、健吾から切りつけられた傷口が当たった。出血はとっくに止まっているものの、痛い。亜美がはじかれたように身を離し、そこを見た。
「これ、もしかして・・・健吾たちが?」
「あー、かすり傷だけど」
自分のしたことに気が付き、みるみるうちに、亜美の顔が歪んだ。
「ごめん、なさ、い・・・」
「も、いい。終わったことだし」
周平の目の下で、亜美の頭と肩が震えている。
何度も、聞こえた。ごめんなさい、と
「いいよ、もう・・・お互い様だし」
いや、もしかしたら俺のほうが酷いかも。
二人は唇を重ねていた。しばらくして、亜美がつぶやいた。
「今のこれが、ファーストキスかも」
初キスよりも、処女奪われたほうが先か、悪いことしたなぁ・・・。
口には出さずに心の中でつぶやいた。
亜美の手が、遠慮がちに周平のジーンズのジッパー部分にかかった。ジッパーを引き下ろし、中身を探る。
亜美が周平の前にひざまずいた。姿を現せた肉棒に、おずおずと唇を寄せた。
「あ、おい、こら」
「ごめんなさい・・・おわび・・・」
周平の肉棒が、亜美の口腔に包まれた。
テクニックとか、技巧もない、ひたむきさと、熱心さが周平を包んでいる。
亜美の柔らかな舌は、肉棒を舐め、しゃぶった。小さめの口には周平のものは大きいらしく、少し苦しげだ。
「亜美、もういい」
周平は亜美の口から肉棒を引き抜いた。
「どうせなら、亜美の中で出したいよ」
「で、でも・・・」
「妊娠が恐くて、セックスができるか」
ひざまずく亜美を立たせて、抱き寄せ、乳房と臀部を撫で擦った。周平に抱きつきながら、亜美は息を震わせながら、その愛撫を受け入れている。
「あ、あっ・・・」
周平の指が、臀部を経て、秘所に忍び込んだ時、亜美の肩が跳ねた。周平は亜美の形のいい顎を持ち上げ、唇を奪う。さっきまで男の肉棒を含んでいた為か、恥ずかしがっていたが、やがて、ぎこちなくキスに応え始めた。
唇は周平によって塞がれ、秘所は周平の指で弄られ、菊門も探られ、時に浅く埋め込まれ、突かれている。上の口も、下の穴2つも、周平のモノだった。花芯を転がすと、もうたまらなくなったらしい、脚がガクガクと震えだした。脚の間から、光るものが伝い下り始める。舐られている口腔から、苦しげな息が漏れ出でた。周平はようやく亜美の口を解放した。二人の唇から、糸が引いた。
「あ・・・もう、せんせ、い・・・」
「よしよし、待ちなって」
「せんせ・・・おね、がい・・・」
性感に身悶えしながら、亜美はようよう、言った。
「お願い・・・ちゃんと、ベッドで・・・」
振り返ってみれば、処女は玄関先で奪われ、その次は応接間、風呂場。
次は、台所かなぁ。
やさしくベッドの上に押し倒し、蜜であふれかえっている秘所に舌を這わせ、蜜を舐めとってやる。亜美は頭を振り、よがり泣いた。自分から脚を大きく広げ、体を投げ出している。肉棒を咥えこんでいた時の表情は、やっぱりまだ子供だった。風呂場で絶頂に達したときですら淫蕩ながら、少女の部分があった。
女だけど、子供・・・。
しかし、今の亜美は、戸惑いながら淫らに変化しつつある。周平の責めに、清楚と淫蕩、少女と女を行ったりきたりしている。
「亜美・・・」
「せんせ・・・」
もじもじと腰を動かす亜美の脚を抱え、膣に肉棒をあてがい、少しじらして亜美の泣き声を楽しんでから一気に貫いた。
狭いぬかるみに、肉棒は歓喜した。
「あぁー、せんせい・・・」
「亜美、まだ怖いか?」
膣を肉棒で撹拌され、蜜をあふれさせながら亜美は喘ぎ喘ぎ、言った。
「怖いけど、恥ずかしいけど・・・先生に、こうされているなら・・・」
そして、目を閉じ、身を震わせて続けた。
「先生のなら、気持ちいい、すごく」
いじらしさと、愛しさが沸き起こり、思わず亜美を抱きしめていた。
正常位で、快楽に目覚めた少女の顔を眺め、喜悦を流し込んでやりつつ、柔肌を楽しみ、周平は、すいと、膣から肉棒を引き抜いた。
「あぁんっだめっ」
「最初は入れられるの、駄目だったのに、今はやめたら駄目か。いいねぇ」
亜美の顔が泣き出しそうになった。いかん、つい苛めたくなる。まさか自分にここまでサドッ気があるとは思わなかった。新しい自分の発見。
ごろりと亜美と自分の位置を入れ替え、亜美を上にする。そして、言った。
「自分で入れてみな」
「・・・そんな・・・」
「もう、どこに入れるか分るだろ?」
ここな、と言って、亜美の下から手を伸ばし、膣をやさしく探った。さっきまで周平を受け入れていたそこは、熱く、腫れぼったくて柔らかかった。
「んん・・やぁん・・・自分でなんて・・」
まだ羞恥心が残っている亜美は、わずかに抵抗を示したが、秘所を弄る周平の指に耐え切れなくなったらしく、陥没した。
仰向けになった周平の、天井を向けて硬くなっている肉棒の上に恐る恐る跨り、自らの手を添えて、目をきつく閉じ、震えながらゆっくりと腰を沈めていく。
「あ、あぁっ・・・あっー」
白い裸身をひくつかせ、男の赤黒い肉棒を自分で、恥らいながらも桜色の秘所に沈めていくのを、周平は下から感動しながら眺めた。
すべて肉棒を飲み込んだ亜美は、白い咽喉を喘がせている。温かい襞に包まれながら、周平は亜美の腰に手を添えた。
「腰を、動かしな」
羞恥より、喜悦が勝り始めたらしく、亜美は霞がかった目で、ぎこちなく腰を動かし始めた。
「こうだ、もっと強く動かせ」
「あっ、はぁん、ああぅっ、あー」
結合部が湿り気を帯び、水っぽい音を立てた。
下から突き上げ、手を伸ばして乳房を掴み、時折結合部に手を伸ばして亜美を弄る。
体の上で乱れ狂う少女のビジュアルと、己を巻き込み柔らかく締め上げる灼熱の膣奥。
もう、たまらなかった。熱いのは亜美の中なのか、自分のものか、分らなくなってきた。
「う・・・くぅ」
こらえきれなくなり、限界を感じたその時、亜美の体が大きく痙攣し、倒れこんだ。
はぁ、はぁと、自分の胸の上で小刻みに呼吸する亜美の背に腕を回した。
「おい・・・大丈夫か?」
「ごめ、んなさ・・・い、頭の中、真っ白になって、体が浮いた感じに・・・」
「少し、休むか?」
「・・・せんせい、まだ満足して、ない」
亜美はかすれた声で言った。自分の中で、周平はまだ膨らみきったままだ。
「子供、できちゃうぞ」
からかうような、悪戯っぽい口調に、亜美は嘆いた。
「・・・いい、たくさん、出して・・・」
また、体を入れ替えた。キスをしながら、正常位で亜美をやさしく貫いた。
「せんせ・・・」
「亜美・・・」
亜美の膣は熱いままだ。また、たまらないむずがゆさと、熱い灼熱感が肉棒を取り巻いてきた。亜美が頬を桃色に染めて、仰け反った。
「あ・・・いや、また・・・」
絶頂が近づいているらしいが、経験の浅い体と心は、まだそれに慣れていない。必死で周平を求める。
「しがみついてな、ほら、怖くないから」
「んっ・・あぁ・・・だめぇ・・・」
言われるままに、周平にしがみつき、亜美はよがり泣いた。周平は腰を強くぶつけ、押し付け、亜美の体を責め立てた。
「また、また・・・変になっちゃう・・・」
周平もおかしくなりそうだ。頂点を極めたばかりの亜美の中は、蕩けそうに柔らかいくせ、吸い付いてくる。
亜美がまた、痙攣した。
「せんせ、あ・・・しゅう、へい、さ・・」
同時に、周平の快楽もはじけた。亜美の中で膨らみに膨らんだ欲望が爆発し、おびただしい量の精液が亜美の中にぶちまけられた。
未熟な肉体に、大きすぎる、しかも立て続けの絶頂を味あわされ、半分意識のなくなった亜美を、周平はしっかり抱きしめ、最後の一滴まで精液を亜美の胎内に搾り出した。
*
・・・今、何時だろ。
亜美のベッドの中で、まどろみながら周平は身じろぎした。夕方から、ほとんど立て続けに亜美相手に精を放出した疲れで、つい、うとうとしてしまった。しかも、部屋の電気点けたままで。
隣には亜美がいる。周平の動きに目が覚めた。
「・・・せんせ・・・?」
「やば、真夜中じゃねーか、とっくに日付変わってやがる」
丑三つ時過ぎていた。跳ね起きた周平の手首が、亜美に掴まれた。
「帰っちゃうの?」
「そりゃ・・・」
周平と亜美の視線が絡んだ。
・・・亜美が、自分を見上げる瞳の色に、周平は考える。やっと保護者を見つけた子犬の目か、それとも雄を見る女の目つきか。
しばらく、二人の間に微妙な時が流れたが、チャイムの音が鳴り響いた。げ、と周平は全裸のまま一瞬固まった。
「げ、おい、夜中3時前だぜ、誰だぁ?」
「お、お母さん・・・」
亜美の顔は、どんどん血の気が引いた。
「やだ・・・そんな・・・」
隠れる場所を探そうと必死で思考能力を掻き混ぜるが、パニック状態と時間が無さ過ぎて、考えるはおろか、声さえ出ない。
周平が落ち着き払った声で命令した。
「パジャマ、着な。とにかくすぐに」
「!?」
「いいから」
そういいながら、周平はすばやく着てきた服を身に着けた。しかし、髪は寝起きのままだ。
亜美はとにかく、周平の言うとおりにした。着替え終わると、周平は亜美の手を引っ張り、玄関へと急ぐ。
「周平、先生、なんで・・・」
「いいから」
ふらふらと亜美は周平について、小走りに玄関へ向かった。家庭教師との性行為のあと、予想外に突然帰ってきた母に対する心の準備が出来ていないままだ。こんな夜中に周平が、自分独りだけしかいないはずの、この家に居ることを、なんて説明すればいいのだろう。
「亜美、開けて、亜美、起きてるんでしょ、明かり点いているんだから、分ってるわよ、亜美」
真夜中だというのに、やけにけたたましく玄関口が音をたてている。まだ口が聞けない状態の亜美を差し置いて、周平がドアを開けた。
ドアを開けた相手に、ぽかん、と、亜美の母親は口を開いた。
「先生・・・?何で先生が、こんな時間に、まさか今まで、亜美とたった二人で?」
年頃の娘を持つ親が、大抵考えるだろう可能性を、恐れおののきながら考えたらしい。今まさに寝起きみたいな頭の周平に、尖った視線をぶつけてきた。そして、怯えている亜美を見た。裏返った声で、詰問を突き出した。
「亜美、どういうこと・・」
「良かったじゃないか、亜美さん、お母さん帰ってきてくれてさ」
周平の、能天気な口調に母親のとげが一瞬空回りした。
「・・・先生、あの、どういうことで?」
「俺もさっき来たところなんです。亜美さんから電話もらいまして・・・なんだな、幽霊見たとかどうとか。凄く怯えていて、しかも家には一人しかいないというし」
「・・・・・・」
「幽霊なんて、単なる見間違いならいいけど、変質者だったら大変だから、様子見に来ました。あ、寝起きのままで来たんで、髪、グシャグシャでしょ、失礼します」
完全に毒気と怒りと疑いを抜かれてしまい、半ば呆けた顔で母親は、怯えている娘を見た。
そういわれてみたら、納得がいく。
全く平然とした表情の裏側で、周平は大きく安堵のため息をついた。ああ、よかった。
玄関に投げ捨てた亜美の衣類も、応接間や風呂場での性行為の痕跡も、全て片付け、消しておいてよかった。終わったら、すぐ片付けなさいという教育は実に正しい。
さて、脱出といくか。
「じゃ、俺、帰ります。お邪魔しました」
母親の肩が飛び跳ねた。こんな真夜中に、娘の身を案じて家を飛び出してきた、善意の青年に、無理ないとはいえひどい疑いをかけてしまった。後ろめたい分、感謝の気持ちが増した。
亜美はといえば、母の態度と事の見事な成り行きに、感心を通り越してこれもまた呆然としている。
「申し訳ありません、先生、何と言っていいのやら、ホントにもう・・・」
「お気になさらず、あ、それからですね、お母さん」
玄関ですれ違い様、こそっと周平は母親に耳打ちした。
「幽霊見たという亜美さんなんですけど、勉強疲れしているんじゃないのかな。何か好きなこと、一つ二つ位自由にやらせてあげちゃ、どうですか?趣味を無理に止めさせて、受験勉強させても、能率上がりませんし、逆効果のことも多いです」
「・・・は、はぁ・・・」
「考えてあげて下さい、それじゃ、おやすみなさい」
礼儀正しく、さっさと退去した。家の門を開け、出ようとした時、亜美の声が周平を呼んだ。振り返った。亜美が追いかけてやって来るのが目に入り、立ち止まった。
「あの、周平・・先生、あの、待って」
「?」
亜美は、長い睫毛の縁取られた瞳をすくい上げて周平を見た。
「私が、K高行くために、家庭教師に来てくれてるのよ、ね」
「そうだよ」
「・・・なら、頑張る。だから・・・」
恥ずかしそうな、声がした。
「だから、ずっと来て」
・・・本格的に、なつかれてしまった。
再び目の前から亜美が去った後、周平は思う。
ま、いいか。これで亜美がやる気だしてくれたのなら、この割のいいバイトを首になることはまず無いし、K高に合格してくれたら、まとまった金額が手に入る。
「・・・にしても、可愛かった」
自分の腕の中で、羞恥まみれの悦楽に悶える亜美の桃色の体と喘ぐ顔、すすり泣く声のフラッシュバックを、しみじみと周平は噛みしめた。そして、使いすぎた腰をさすると、静まり返った真夜中の住宅街を歩き始めた。
【 後編へ続く・・・ 】
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《注意》
この物語はすべてフィクションであり、登場する如何なる人物、団体、国家、人種、地名及び地域等、すべてが架空のものです。また、男性にとって有利とも受け取れる女性の心情に関する心理描写、及び身体機能の記述は、すべてが事実と異なる誤ったものです。
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