第四章  「絵里可」12歳  〜憐れ、覚悟なき思春期の・・・・ 〈3〉

 

 

 

 ―――まだ十二歳の可憐なばかりの美少女・・・・。

絵里可に運命の“その瞬間”は、刻一刻と迫っていた。

その十二歳の蒼い性もあからさまに、今も布団の上で柔媚な反応を見せ続けている少女の、その小さな裸体を眼下にして、桃山医師は國兵衛に対して何やら真剣な話を続けている。

「四倉さん、普通でも妊娠・出産は、“女性”にとっての一大事です。それこそまだ子供の絵里可ちゃんにとっては、恐怖と不安以外の何物でもないことでしょう。だからこそ大人の我々こそが、この子がなるべく妊娠することを受け入れ易くなるように導いてやらねばなりません」

「うむ、そうじゃな。その通りじゃ」

医師として母胎となる少女の「メンタル・ケア」の重要性を熱く語る桃山に、年齢的には彼よりかなり年上である國兵衛も謙虚に耳を傾け、相槌を打っている。その具体的な手法を任せた以上、國兵衛は全面的に彼の指示で行為に臨むつもりなのである。

「ですから、やはり絵里可ちゃんにしても、妊娠に対する心構えは必要なんです。せっかく絵里可ちゃんが受胎に成功しても、後でその事実を知ったショックから流産されでもしたら、すべてが水の泡になってしまいます。その点、多少なりとも妊娠に対する覚悟と意識を持たせておいて行為に臨ませたなら、いくら絵里可ちゃんが子供でも、その結果としての妊娠を心理的には受け容れざるをえません。彼女も諦めておとなしく妊娠期間を過ごすようになることでしょう。要するに、四倉さんと“子作り”をしているんだという認識の元で行為に臨ませることが今回一番重要なことなのです」

どうやら桃山は絵里可の意識を取り戻させ、これから彼女が妊娠する為に國兵衛老人と交合を遂げるのだということを理解させる必要性を説いているらしい。

「おおっ、そりゃ大いに結構なことじゃ。要は絵里可自身にも妊娠することを、これから納得させるということじゃな?」

「そうです。確かに欲を言えば、絵里可ちゃんが妊娠する“ヤル気”を引き出してやるに越したことはありません。が、今はむしろ『諦めさせる』ことです。セックスという至福の快楽の代償として、その先に妊娠という現象が待ち受けていることを、十二歳の彼女にもしっかりと理解させることが出来れば、今はそれだけで充分です」

「そ、そうか、フフンッ―――、」

そんな桃山医師との言葉の遣り取りに、國兵衛は近年にない凄まじい興奮を覚え鼻息を荒くさせた。

〈―――妊娠こそを前提・目的とした「セックス」―――〉

それは國兵衛にとって、遠き日に幾度となく愛人として囲った少女たちに試みつつも、ほとんど叶えられなかった趣向だったからだ。

「じゃが・・・・、かなり嫌がるじゃろうのぉ・・・・」

國兵衛は興奮も束の間、遠い過去の記憶を紐解きながら、思わず落胆気味にポツリとそんな経験に根ざした言葉を漏らした。

〈―――少女たちは妊娠を極端に怖がり、そして泣き叫ぶまでに嫌がる―――〉

それは國兵衛が長年に渡って、数多くの少女たちとの肉体関係を通して学び得た結論であり、紛れもない事実だった。実際、ひとたび國兵衛とのセックスに溺れ、その蒼い肉体のすべてを彼に委ねるようになっても、彼が愛人として囲った少女たちは、妊娠させられることを前提として彼と交わることだけは泣いて嫌がった。つまり、少女たちにとって「セックス」とは「遊戯」であるがゆえに受け容れられるもので、「生殖行為」であると認識して臨むことなど決して出来ないのだ。そして、それは少女たちが國兵衛との間に恋愛感情を錯覚していても、やはり同様だったのである。

が、それでいて國兵衛はこれまでに(とはいえ、自身の生殖能力に衰えが見え始めた五十代半ばに至るまでの話だが)、そんな妊娠を怖がる思春期の少女たちを次々と妊娠させた数多くの「戦績?」を持っていた。特に彼が四十代の頃、男性としての機能は現役バリバリで、まさにスタミナ溢れる中年盛り、現在の倍以上の少女たちを愛人として囲い、日々快適な性生活を満喫していた頃の話だが、囲っていた少女たち全員をほぼ同時期に妊娠させるという「快挙?」を達成したこともあったほどなのだ。

そんな過去の『戦績?』や『快挙?』の理由は、たった「一つ」である。國兵衛はかなり昔から、囲った愛人たちに子供を産ませるのが、いわゆる『趣味』だった。そして、愛人として各地の別荘に囲っていた少女たち全員に日課として「基礎体温」を測定させていたのだが、その肉体が排卵日に突入したと思しき少女の所へだけ意図的に足を運んだのだ。そして、自身の排卵日を自覚して多少なりとも「妊娠」を危惧する少女たちを、言わば「なし崩し」で布団の中に誘い込み、言葉巧みにも「いつもの遊戯」としてのそれと当の少女本人には理解させつつ、熱心な愛撫で少女を完全にソノ気にさせ、具体的な「セックス」へと持ち込んでいったのである。

もはやそうなれば少女の排卵日の蒼い肉体は、すべてが國兵衛の思いのままだった。たとえ少女の認識が「遊戯」であろうとも、その行為は紛れもなく本格的な「生殖行為」そのものである。しかも愛人たる少女には最初から國兵衛に避妊など要求できる立場にはない。結果、彼は本格的な抽送行為の末、排卵日を迎えている少女の膣内に、白濁も濃いザーメンをどっぷりと『中出し』したのである。

かくも具体的な「生殖行為」そのものを無防備にも、何ら大した覚悟もなくその蒼い肉体に施されてしまっては、さすがに少女たちにも女としての生理がある以上、まったく成す術はなかった。結果、熟年盛りだった当時の國兵衛に囲われていた少女たちは、次々と彼の子をそのあどけない胎奥に身篭らされていったのである。つまり、國兵衛はこれまで、卑怯にも『騙し討ち』のような格好ばかりで少女を妊娠させていたのだ。愛人の少女たちと互いに「子作り」という目標を持って、心を一つにしながらセックスに励んだ経験など、どれだけ彼が望もうがほとんど皆無だった。が、それはやはり相手が、妊娠というものを極端に怖がる思春期の少女たちだけに、土台無理もない話だったのだ。

そんな過去の経験を思い起こし、難しい表情を顕わにしている老人に対して、桃山は語った。

「フッフッ、四倉さん、心配は無用です。私が側に付いていますよ。私も絵里可ちゃんの説得に協力します。まずは四倉さんの口から説明するほうが良いでしょう。その上で今夜のことをすべて、彼女の心にしっかりと刻み付けておくのです。そうしておけば、これから先の妊娠の経過にも、本人の理解が及び、至って順調なものとなります。とは言いましても、まあ、まだ子供ですから、つわりなどの妊娠初期の症状が肉体に生じ始めた段階で、妊娠したのが嫌だとか何だとか、駄々をこねるのも致し方ありませんが」

「そうか・・・・、やはり、今は納得させたところで、後々で駄々をこねるか・・・・。妊娠した後でずっと絵里可がグズるのは困るのぉ。なだめるのにも苦労しそうじゃ。それに、あまり落ち込まれてしまっては、母胎にも良くないじゃろう」

「フフフ、それも御心配なく。ですので、今夜の出来事をすべてビデオで撮っておきます。そして、妊娠中に絵里可ちゃんが駄々をこねた際、何度でもそれを見せればいいんですよ。絵里可ちゃんにそれを見せながら、どのようにして自身が妊娠したのかをきちんと四倉さんの口から説明してやれば、そのうち諦めて自身の妊娠を受け入れるようになっていくことでしょう」

「おお、それは名案じゃ! そ、それに、絵里可がわしの子を妊娠したことの記念にもなるわい」

國兵衛は興奮も顕わに桃山の言葉に同意していた。

こうして、意識も虚ろな全裸の少女を囲みつつ、二人の男たちは最終的な打ち合わせに余念がなかった。

そして、やがて―――、 

「それでは、これから絵里可ちゃんの意識を覚醒させますが、しばらくは彼女の緊張を解く為にも、妊娠のことは黙っておきましょう。まずは彼女の身体をリラックスさせて、受胎に適した興奮状態に整えていきます」

桃山のその言葉に國兵衛は黙ったまま大きく頷いた。それを見て桃山は白衣のポケットからすかさずペンライトを取り出した。そして、今も大きく見開いたまま宙を見据える少女の虚ろな眼差しにペンライトの先を近付け、カチッ、カチッ、と強い光を何度も少女の瞳孔に浴びせたのである。

ペンライトの眩しい光に厭が応にも視覚を強く刺激される絵里可。ようやくその瞼が今までになくパチパチと動き出す。

「・・・・あうっ!」

遂に絵里可の口から呻きのような小さな声が漏れた。それを聞き逃さなかった桃山はペンライトを白衣のポケットにしまい、少女の顔を間近に覗き込んでいく。

(あ・・・・)

ようやく絵里可の意識が現実の世界に引き戻された。まるで長い眠りから目覚めたような感覚・・・・。焦点すらまだ覚束ぬ眼差しも、霧が晴れたように次第にはっきりとしていく・・・・が、そんな絵里可のすぐ目の前には、ニヤついた笑みを浮かべて彼女の顔を間近に覗き込んでくる見慣れぬ中年男性の脂ぎった顔が―――! 

「ヒッ! イッ、いやあぁぁああぁっ!!」 

途端にその可憐な口元から黄色い絶叫を迸らせる絵里可。半ばパニックに陥ってしまった様子だ。しかし、桃山も医師として、そんな少女の混乱ぶりなど扱い慣れたもの。すかさず少女を押さえ付けるようにその小さな手を握り締めて、落ち着いた口調で、

「ほおら絵里可ちゃん、大丈夫だよ。私はお医者さんだから何も心配いらないよ、さあ落ち着いて」

「ヒウウッ! ふえぇぇ〜ん! ヒック、ヒック―――」 

もはやどうにも立ち行かないことを察知したのだろう。絵里可は童女のようにグズり泣き始めた。

「フッフッ、泣くことはないんだよ絵里可ちゃん。“先生”はね、絵里可ちゃんの為にやって来たんだよ。だから絵里可ちゃん、きちんと先生の方を向いて挨拶できるね。ほおら、こんばんわ」 

「グスッ、・・・・ウウッ」

コミュニケーションを図ろうとする桃山医師のそんな言葉にも、絵里可はなかなか応じようとしない。泣き顔を彼から背けたままである。

それでも桃山は繰り返し少女に話し掛けた。

「ほおら、先生の方を向いてごらん。先生はお医者さんなんだから、絵里可ちゃんは何も恥ずかしがる必要なんてないんだよ。・・・・ね、挨拶しようか。ほら、こっちを向いて。こん・ばん・わ」

「・・・・こ、こん・・ばんわ、・・・・ヒック」 

しぶしぶ絵里可は強要されるままに桃山の顔を見詰め、挨拶の言葉を告げた。が、それ以上彼と目を合わせていられなかった。目の前の彼がいくら白衣を身に着けた医者だと判っても、やはり恥ずかしさが完全に掻き消された訳ではないからだ。しかも意識が完全に覚醒している今、少女はアヌスに装着されたエネマ☆ラと下腹部をビリビリと震わせる怪しい衝撃をまともに自覚せざるを得ない。

「ウウッ、パパっ怖いよぉ、ウウッ、パパぁぁっ! ヒック、グスッ・・・・」 

やはり「子供」は「子供」。まったく桃山の期待通り、彼への挨拶もそこそこに少女はそう嘆きながら國兵衛老人を呼び求めた。ニンマリとほくそえみつつ、桃山はすぐにその顔を國兵衛の方へと向け、物言うことなく老人へ目で合図を送る。

國兵衛の反応は早かった。桃山以上に野卑な笑みを浮かべつつ絵里可に近寄り、まるで彼女の裸体に覆い被さるようにして、彼女の不安に怯えている表情を間近に覗き込んでいった。そして、少女の片方の手を握り締めてやりながら、

「おお、どうしんじゃな絵里可? パパは、ちゃあぁんとここにおるぞおぉぉ」 

國兵衛はいつもの宥め口調で絵里可にそう話し掛けた。少女の涙目とじっと見詰め合う。

「ウウッ、パパこわいのぉ! こんなのイヤあぁぁっ! ウウッ、グスッ、ウッウッ―――」

「なあに、心配はいらんぞおぉ。ほらほらいい子じゃ、何も泣かんでもええぞ」

少女の裸体とピッタリと身体を重ね合わせながら、國兵衛はそう言って少女の髪をゆっくりと撫でながら優しく宥めた。その穏やかな口調や優しい手付きに、見る見る少女が落ち着きを取り戻していくのが、すぐ傍で見ている桃山にも判った。 

「グスッ・・・・、ヒック、こんなの恥ずかしいよぉ・・・・グスッ、ウウッ」

桃山の傍観する前、少女は國兵衛老人を一途な涙目で見詰め、少しだけ嗚咽を弱めて老人に自身の恥ずかしい気持ちを訴えている。どれだけこの少女が國兵衛老人に心を許しているかが痛いくらいに伝わってくる。 

「絵里可はほんにいい子じゃ。これは、可愛い絵里可に、今年一年の“お礼”なんじゃ。うんと気持ち良くなればええぞ。声もたくさん出してええんじゃ」

「ウウッ、グスッ、パパ・・・・」

自身の上からゆっくりと身を起こしていこうとする老人の顔を、その潤んだ眼差しですがるように追いかけながら、少女はそう呟いた。不安そうな面持ちで老人の動向だけを注視し続けている。

そこへ桃山が再び間近に少女の表情を覗き込んでいった。少女が老人へと向ける視線を遮るようにして、彼の目はたちまち少女の涙ぐんだ愛らしい眼差しを捉え、そして、

「ほうら、少しは落ち着いたかな? 先生はね、“パパ”に頼まれてここに来たんだよ。絵里可ちゃんが、これまでにないくらい、もっとたくさん気持ち良くすることが先生のお仕事なんだ。だから、絵里可ちゃんはいつも通りに、“パパ”と仲良くしていればいいんだよ・・・・」

そう言って少女の頭を優しく撫でてやる。

まだ湿り気を含んだままの繊細な黒髪の質感。彼の手のひらにそれは、えもいわれぬ触り心地の良さを伝えてくる。そして、少女の裸体からは、石鹸の匂いが今も仄かに香り、桃山の鼻腔を甘美なまでにくすぐり続ける。こんなにも可愛らしく清楚な美少女と、常日頃から淫らな行為を当然としている國兵衛のことが、桃山には心底羨ましくてならない。そんな感情を胸に秘めつつ、優しげな眼差しで少女の目をじっと見続けている。

「ううっ・・・・」

絵里可は未だ嗚咽の余韻を残しつつも、もはや羞恥を訴えることを完全に諦め、優しげに自身の頭を撫で続ける中年医師の顔をじっと見詰めていた。どのみち、この屋敷の中では“大人たち”に従うしかないことを彼女も心のどこかで理解しているからだ。それに、少なくともこうして目と目を合わせ、言葉を交わしたことによって、少女には桃山と名乗るこの中年医師の存在を、頑ななまでに拒絶する気持ちが次第に薄らいできてさえいたのである。

「ほおら絵里可ちゃん、感じるかい? 今絵里可ちゃんのお尻の穴に入っているのは、パパから頼まれて先生が作ったものなんだよ」

桃山は少女と目を合わせながら、そう言って少女に体感への関心を促した。すると少女はまるで思い出したかのように、薄く開いていたその口元を真一文字に結び、狼狽もあからさまな風でキョロキョロとその眼差しを泳がせ始めたのだ。そして、やがて少女の眼差しは宙の一点を見据えたまま動かなくなり、その表情をとても十二歳とは思えないくらいに切ないものへと変化させていったのである。

「んっ・・・・、んふぅぅっ、あっ、あはぁ〜っ・・・・」 

何ともなまめかしい吐息が少女の可憐な口元からつれづれに漏れ始めた。新鮮で生命力いっぱいのロリータボディが、そんな吐息とあいまって細身ながらも柔媚でいて力強い蠢動を何度も見せ付ける。

そんな少女の様子を熱く見詰めながら、桃山はニンマリとほくそ笑んだ。極度の緊張状態を脱した少女の肉体が、今再び深い官能状態に陥りつつある確かな手応えを感じ取ったのである。

桃山は次なる準備に取り掛かるべく少女の脇から腰を上げた。そんな彼と入れ替わるように今度は國兵衛が絵里可の側に付く。

「ほぉら、よしよし、いい子じゃ・・・・」

そう言って優しく少女の頭を撫でる國兵衛。

「くふう、パパ・・・・、ハァハァハァ・・・・、あ、んっ・・・・」

もはや絵里可は素直なまま、改造エネマ☆ラや電気マッサージ器の体感に身を任せるだけになっていた。しかも、すぐ傍でそんな自身の興奮状態を國兵衛老人に看取られていることに、まるで保護者に付き添ってもらっているような安心感を抱いていたのである。もはや戸惑いもなく、初めて経験する器具に呼び覚まされた妖しい官能感覚の果てを自身の内部に探ろうと懸命に努めている。

一方、桃山は少女の仰臥している布団の左脇に場所を移動し、持参していたショルダーバックからビデオカメラや三脚を取り出し、黙々とその設置作業を進めていた。少女と老人の行為の一部始終をビデオに収めるつもりなのだ。

三脚の脚を伸ばしてその台座にビデオカメラを固定した桃山は、ちょうど少女の裸体がフレーム一杯に捉えられる距離を選ぶと、斜め45°の俯瞰の角度から少女を撮影できるように三脚の高さを調整した。そして、手に取った専用リモコンを操作しながら、ズーム時に少女の表情もアップでくっきりと鮮明に捉えられるように、カメラの向きを変えつつ三脚の位置を、少しだけ少女の足元の方へとスライドさせた。

「あっくぅぅっ、ふんっ、んんっ・・・・、パパぁっ、フウフウ・・・・、あっ、パパぁ〜っ」 

眼差しも虚ろに力なく伸ばしたその小さな手で、老人にすがり付こうとする十二歳の少女。まるで匂うまでの艶やかさを帯びたその小さな全身が乙女色の発色を見せている。しなりくねる柔媚な裸体は、小さくともまさに『女』そのもの。そんな十二歳の少女の「発情」具合を、桃山はビデオカメラのモニターを通して、食い入るように熱く見詰める。カメラの位置としては絶好のアングルを確保できたようで、柔媚にくねる少女のお尻から改造エネマ☆ラの白い突出部がモニター画面にも何度も姿を覗かせ、少女の裸体の艶かしい蠢き以上に活発なリズムで激しく上下している様子が伺える。 

「ああぁぁっ、パパぁっ! くふぅぅん、んんっ・・・・ああぁぁん!」 

國兵衛老人を何度も呼びつつも、少女の眼差しは虚ろに大きく見開かれたまま、すぐ傍にいる老人がまったく見えていない様子だ。

もはや少女の興奮が限界に近づいていることは、國兵衛の目にも、桃山の目にも明らかだった。

桃山はビデオカメラの録画ボタンを押すと、最後にもう一度だけズーム時のフレームを確認して、リモコンを片手に國兵衛の座しているすぐ隣りへと移動した。

「準備完了です。あとの段取りは私がすべて引き受けますから、四倉さんはこれからいつものように絵里可ちゃんをたっぷりと可愛がってあげて下さい」

「うむ・・・・」 

國兵衛はその場に立ち上がると、まさにこれから七十歳の全身全霊を賭して挑もうとしている絵里可の十二歳の小さな裸体を気迫に満ちた眼差しで熱く見下ろした。既に甘い汗に塗れてその素肌の発色を鮮やかにさせていることを改めて確認する。

少女のお尻のあたりから生え出た改造エネマ☆ラの取っ手部分が、休むことなくビクンビクンと大きく前後していた。そして、少女の白いのっぺりとした下腹部に装着された電気マッサージ器の粘着パッドが、その小刻みな震えをもって低周波パルスの通電を如実に物語っている。

そして、そんな器具類をその身に装着されながら、身長わずか150センチ程度の細身で初々しいロリータボディが、今まさに「蒼い女体の本能」といものを哀しいまでにその身の内からあぶり出され、妖しく艶かしく蠢きながら「生殖の刻(とき)」を待ち侘びているのだ。たとえ小さかろうとも、挑む相手に決して「不足」はない。

(それでは参るぞ、絵里可・・・・)

見下ろす少女の喘ぎくねる裸体に対して、心の中で國兵衛はそう告げると、遂に少女の仰臥する布団へと一歩、その足を踏み込んだ。そして、少女の両脚の間に膝を落とすと、そのまま少女の小さな裸体にゆっくりと覆い被さっていく。

「ああっ、パパぁっ!」

國兵衛が覆い被さってきたを知るや、途端に少女のその切ない表情や虚ろな眼差しに歓喜の色が浮かんだ。嬉しそうな甘い声を上げて、ようやく素肌を重ねることが出来た老人のその皺だらけの裸体にしがみ付いていく。そんな少女の様子をすぐ傍で熱く見守りながら桃山は、布団のすぐ向い側に設置されたビデオカメラを片手に持ったリモコンで遠隔操作し、少女の表情を頻繁に3倍ズームで狙う。少女はビデオカメラの存在にまったく関心が及んでいない様子だ。

「あっ、んああっ、あはあぁぁっ!」 

遂に少女の裸体に老人の愛撫が開始された。あごひげを蓄えた老人の口元が少女の可憐な十二歳の乳房に吸い付き、舐め、ねぶり、吸い、舐めまくる。

「あふぅっ、あ、ひんっ、んっ、ああぁぁっ―――!」 

老人に組み敷かれた少女の裸体が、その胸元に埋まる老人の頭の動きに連れて、老人の下で何度も柔媚にくねり、ギクンと反り返る。その“鳴き声”はまさに「女」。とても十二歳のものとは思えないほどに艶っぽい。

すぐ目の前の布団の中で繰り広げられるそんな老人と少女の生々しい睦み合いを、桃山は息を呑んで熱く見詰めていた。ビデオカメラを回しながら、時にそのリモコンを操作して少女の表情をズームに収めつつも、まるで自身の網膜にこそ永遠に焼き付けるように、老人の愛撫に新鮮な反応を示す少女の表情やその肉体を熱く見詰め続けている。

(チュパッ・・・・、チュッ、チュゥゥッ―――)

「あっ、くふぅぅっ・・・・、んんっ、あっ、あ、あああっ!」

広い和室には何も雑音がないだけに、ビデオカメラの集音マイクが少女の喘ぎ声ばかりか老人が少女の乳房を吸い舐める淫らな湿った音まで拾っていることは間違いなかった。が、カメラのアングルが固定されているので、少女のその十二歳の「活きの良さ」だけは絶好の角度から撮影できているものの、今現在、少女の乳房が老人の舌や唇によって一体どのような愛撫を受けているかまでは、老人の頭が邪魔してカメラに収められていない筈である。國兵衛老人の巧みな舌技を初めて目にした桃山には、そのことがいささか悔やまれた。

そして、ひとしきり続いたそんな行為の結果が、ようやくビデオカメラの前にもフレームインすることとなった。國兵衛の頭がようやく絵里可の胸元から下半身へと下降していったからだ。

(ゴクリ―――)

國兵衛の執拗な愛撫が過ぎ去った直後の少女の可憐な胸の膨らみを見て、桃山は思わず生唾を飲み込んだ。少女の乳房のあらゆるところが老人の唾液に塗れ、部屋の照明にキラキラと輝いている。そして何と、これまで小粒程度で少女期そのものだった少女の十二歳の乳頭が、先程より彩りも濃く、精一杯にチョコンとその頭を突起させているではないか!

少女のピンクに染まる乳暈まで老人の唾液にたっぷりと濡れていた。それはまさに目の前のこの少女のすべてが、國兵衛老人の所有物であることを桃山に告げているようだった。

桃山は改めて國兵衛老人に対して羨望の念を抱かずにはいられなかった。これほどの可憐な美少女と同室する同じ「男」でありながら、このようにその全裸で無防備な十二歳の魅惑的な蒼い肉体に思う存分たっぷりと愛撫を施せるのも、初々しく艶やかな反応や可憐な喘ぎ声を引き出すことが出来るのも、ここでは國兵衛老人ただ一人だけなのである。彼自身は単に“立会い人”として、それを黙って見守るだけの立場なのだ。確かにこのような凄い現場にナマで立ち会う興奮こそ凄まじいものがあったが、それだけに桃山も自身の置かれた立場のやるせなさいうものを痛感せずにはいられないのである。

「ああうっ! あっ、ヒッ―――! んああっ、ああぁぁっ―――!」

そんな桃山をよそに、少女の可憐な裸体が更に大きく俊敏にくねり、その喘ぎ声を更に大きくし始めた。桃山がふと見れば、既に老人は少女の両脚を割り開いてその股間に顔を埋めていた。どうやら少女の秘芯への愛撫が開始されたようだ。

(ああ・・・・こんな美少女の初々しい肉体を好き放題に弄べる人間が、この世にいるなんて・・・・。出来れば私も・・・・この少女を・・・・感じさせてやりたい・・・・、可愛い喘ぎ声を何度も上げさせてやりたい・・・・!)

桃山とてやはり『男』だ。そして正真の「少女趣味」なのだ。身を滅ぼすとも屈さぬ硬くて熱い衝動というものが、四十男の魂を熱く昂ぶらせていくのをもはや抑えようがなかった。しかし、それでいて國兵衛老人が眉間に皺を寄せるような行為だけは決して慎まねばならない。今ここで職責を忘れた愚行に出てしまえば、國兵衛老人の信頼を損ねてしまうばかりか、今後このような場所に招かれる機会は二度と巡っては来ないだろう。

凄まじい性衝動と狡猾な欲望の狭間で葛藤する桃山は、手にかいた汗を無意識のうちに白衣の裾でぬぐった。その時ふと彼の手のひらに硬いものが当たったことで、彼はようやく白衣のポケットに入れていた“あるもの”の存在を思い出した。

(こ、これは、使える!) 

桃山は急いで自身の白衣のポケットからあるものを取り出した。それは何と、現在少女の下腹部に装着されている電気マッサージ器とまったく同じ「低周波治療器」だ。実はそれは彼が演出を手掛ける今宵の“少女”対“國兵衛老人”の『生殖交合(ペアリング)』の本番において、“最高のクライマックス”を劇的に演出する目的で、國兵衛には一切教えず密かに用意しておいたものなのである。

一方、國兵衛老人は割り開いた少女の股間に深く顔を埋め、少女の秘芯を舐め回す行為に夢中である。しかもその行為は、たった今始まったばかりで、しばらくそのまま続きそうな気配だ。少女の上半身は俊敏にくねり悶えるも、無防備にもガラ空きで桃山にすれば絶好の機会だ。

彼は慣れた手付きで電極となる粘着パッドを両手に取り、今や艶かしい息衝きのままに起伏している少女の胸元にそれを運ぶと、その可憐な十二歳の乳房の上、縮こまる薄桃色の思春期の乳頭を覆い包むようにして、その粘着面をピタリと貼り付けていった。

「あうっ! あ・・・・」 

少女の裸体が敏感に反応した。体温に比べて幾分ひんやりとしたそれに少し驚いた様子だ。が、そんな違和感を訴える反応もどうやらそれだけで、その眼差しは宙を見据えたまま。しかも少女の裸体はすぐに息衝きを取り戻し、國兵衛老人による秘芯への愛撫に敏感な反応を示しつつも、両の乳房に貼られた粘着パッドもそのままに、その細い胸部を緩やかに上下させ始めたのである。

それを確認した桃山は興奮に震える手で、「揉む」ボタンを選択して、電気マッサージ器のダイヤルをゆっくりと回し始めた。

(カチッ、)

小さな音と共に本体の電源が入った。まだ誰にも気付かれていない。その行為を知るのは当の器具を操る桃山のみ。そして、そのままダイヤルを「1」から「2」、そして「3」更に「4」へと回し、尚も電流レベルを「5」にまで上げていく、と―――、

「ああっ! あううっ!! うわあああぁぁぁーっ―――!」 

まるでSMの“蝋燭攻め”を受けているが如き凄まじい反応が、少女のその小さな裸体から爆発するかのように噴出した。その両目を大きく見開き、喘ぎ、仰け反り、激しくのたうち悶える! 

(す、すごい!!) 

少女の肉体が見せる余りの反応の凄まじさに、すぐに電流レベルを「3」まで戻した桃山だったが、その胸中は興奮と感動に溢れていた。みずからの手で少女の肉体から黄色い喘ぎ声や生々しい反応を引き出した達成感ばかりではない。こんなに細身で小柄な、強く抱き締めればそのまま折れてしまいそうな「か弱さ感」に包まれた少女の裸体が、その身の内にこれほど躍動感溢れる生命力を秘めていることに正直感激してしまったのだ。

「はあはあはあ・・・・、あうっ! あ、はぁうっ、ん・・・・ああっ」

そして、今もまだ、少女の裸体は上体の発色も鮮やかなまま柔媚にくねり、虚ろな眼差しで可憐な喘ぎを漏らし続けている。國兵衛老人もそんな少女の股間に顔を埋め、秘芯への愛撫に夢中の様子だ。気付かれた気配は無い。

桃山はほくそえみつつ尚も電気マッサージ器のコントローラーを操作し、「揉む」や「微振動」そして「叩く」ボタンを次々と切り替え、その強弱を計りながら、少女の乳房で最も敏感な部位であるその思春期の乳頭や乳暈部全体に貼り付けた粘着パッドを通して様々な低周波パルスを浴びせ続けていく。

「あううっ! あっ、ああ・・・・んあっ、ああっ、あああぁぁーっ!!」 

跳ね踊るような少女の裸体の瑞々しい反応に、桃山の股間は完全に隆起を顕わにしていた。そして、遂に―――!

「あ、あっ、クウゥッ! イッ、キヒィィッ! んんっ、んあ、あああぁぁああぁぁーっ―――!」

その小さな裸体が渾身の力をみなぎらせながら、大きく反り返っていく。硬直したままプルプルと震える細い四肢。まさに感動的な少女絶頂の瞬間! 一際甲高い嬌声と共に、遂に今までになく少女の小さな裸体が大きくギクンと精一杯に仰け反る!

固唾を飲んでそれを食い入るように熱く見詰める桃山。 

感動だった・・・・。こんないたいけな少女が、官能の絶頂に追い詰められる瞬間というものを現実にその目で見るのは、彼とて長い人生において初めてだったのだ。

絵里可という類稀な十二歳の美少女。初々しく、そして小さくも、躍動とエネルギーに満ちた瑞々しい裸体の仰け反り―――。

そこに桃山は、少女のその小さな身体の内側に秘められている生命力と、夢と、希望と、そして「無限の可能性」というものを確かに見た!

「なんじゃ・・・・? あれだけ恥ずかしがっておいて、もうイキおったわい」

そういって絵里可の股間からようやく顔を持ち上げた國兵衛だったが、すぐに少女の小振りな両の乳房にぴたりと貼り付けられている粘着パッドに気付いた。そこから伝う細い電気コードが、桃山の手にする装置へと続いているのを見て、

「ん? おお、先生も手伝ってくれておったか。おお〜、これはこれは、なかなかのお手並みじゃな、ウンウン」

そう言いながら、満面をほころばせ目を細めた。

「いえいえ、お役に立てればと思いまして・・・・」

老人が気を良くしていることを知り、桃山は謙虚にそう答えた。

「さあ四倉さん、ここからが本番ですよ。絵里可にはっきり言って聞かせましょう」

桃山に促され、少女の顔を覗き込んでいく國兵衛。

「・・・・絵里可や、しっかりするんじゃ。まだまだ、これからじゃぞ・・・・」

今尚ヒクヒクと痙攣している絵里可の初々しい裸体に無限の可能性を信じる男たちは、遂に十二歳のあどけない彼女に対して、本格的生殖結合の意図を告げようとしていた・・・・。

 

 

 

 

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《注意》

この物語はすべてフィクションであり、登場する如何なる人物、団体、国家、人種、地名及び地域等、すべてが架空のものです。また、男性にとって有利とも受け取れる女性の心情に関する心理描写、及び身体機能の記述は、すべてが事実と異なる誤ったものです。

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