第三章  「絵里可」12歳  〜憐れ、覚悟なき思春期の・・・・ 〈2〉

 

 

 

 「あっ・・・・あ・・・・、んっ、くふぅ、あああっ!」

寝室の中央に敷かれた布団の中、ようやくいつものように國兵衛の本格的な愛撫が、絵里可の十二歳の蒼い肉体に施されるようになっていた。

「あふっ・・・・、あ・・・・あっ、んっ・・・・」

少女の可憐な口元からは、あどけない喘ぎ声が甘酸っぱい吐息と共に次々と漏れ出していく。今も寝室の明かりは灯ったまま。

「くふうぅっ・・・・、あっ、ああ・・・・あんっ!」 

老人の手のひらが少女の裸体を隅々まで這い回ると、ビクッ、ギクンと感度もよく、少女の全身が新鮮な反応を示す。

つい先程までスヱがこの寝室に姿を見せていたことも、今もそんな彼女が襖のすぐ裏手で息を殺し、こちらの様子に耳をそばだてているであろうことも、もはや絵里可の意識にはなかった。寝室の布団の中には、國兵衛の愛撫を素直に受け止め、その与えられる感覚に素直に反応してしまう十二歳の初々しい肉体が横たわるだけである。

「ああ絵里可・・・・、ほんに若くてピチピチした肌じゃぁ!(チュッ、チュッ―――)」 

「んあっ、はぁうっ!」 

可憐な乳房に國兵衛の熱烈な接吻を受けて、絵里可の裸体がしなやかに反り返る。が、尚も國兵衛はチュパチュパと音を立てながら絵里可の乳房を貪るように吸い立てていく。

「あんっ! あ、ああぁぁーっ!!」

國兵衛は少女たちの『少女期の乳房』が本当に大好きだ。揉み心地の頼りなさ、肌ざわりの極め細やかさ、ほんのりと香る乳臭さ、そして、『女』を覚え始めたばかりのいじらしい乳頭、何もかもがすべて感動の素材だ。だからこそ年甲斐も忘れ、まるで赤子のように吸い、舐め、なぞり、揉み、心ゆくまで弄ぶ。

「あっ、パパぁっ! あっ、ああん、ハアゥッ!」

解かれた浴衣も今や完全に脱がされている少女は無我夢中の様子でそう口走る。老人とて既に浴衣の前を完全にはだけさせ、その皺だらけの素肌を少女の若々しい裸体にぴったりと重ね合わせている。こうして少女と全身を密着させることで、素肌を介して少女の肌の温もりのみならず、その肉体の新鮮な反応がじかに伝わってくる。少女の興奮状態が容易に把握できるのだ。

やがて、少女の乳房を弄ぶ國兵衛の手が、少女の股間へと運ばれた。

産毛のような薄い恥毛の触感が実に何とも頼りない絵里可の十二歳の恥丘をなぞり、その隆起の半ばに縦割れるクレバスへと指先を差し込んでいく。と、

「あ・・・・んっ、はああぁ・・・・」 

うっとりと甘酸っぱい吐息を漏らしながら、絵里可はわずかに両脚を開いて股間を上向かせ、十二歳の秘部を老人の指先に委ねた。

(クチュッ、チュッ・・・・)

「んっ、あ、あふっ・・・・」

柔らかな内粘膜構造が湿った音を鳴らしながら、國兵衛の指先を潤いでたっぷりと濡らす。前戯が始まってから、まだ10分も経っていない。それでこれほど濡れるまでに開発されてしまった十二歳の絵里可の肉体。

(フッフ、そろそろ頃合かのぉ・・・・)

絵里可はわずかに両脚を開き、そのまま緊張を解いた姿勢を維持していた。今や完全に無防備で、國兵衛にそのあどけない女芯のすべてを委ねた状態に陥っている。

國兵衛は絵里可の官能状態の度合いを確かめるべく、その膣口を浅く指先でくすぐってみた。

「くふぅ・・・・、ああんっ」

途端に甘酸っぱい吐息を漏らして小さな裸体がしなやかに反り返った。

既に絵里可が完全な官能状態に陥っていることを確認した國兵衛は、絵里可の上から身を起こし、スヱに用意させた黒いカバンに手を伸ばし、その中からゴソゴソと“白い医療器具のようなもの”を取り出した。それは何と、男性の精力回復と性機能強化を目的に開発された『エネマ☆ラ』だ。しかも正確に見て取れば、それは市販のものとは少し形状が異なる。いわゆる“ド☆フィンタイプ”をベースに、材質である硬化プラスチックを変形加工したものなのである。

【―――エネマ☆ラ―――】

それは、前述の通り、男性の精力回復と性機能強化を目的にアメリカで開発された正規の医療器具である。その形状は流麗なスティック型で、中でも日本人の体格・体型に最適なのが「ドルフィンタイプ」というイルカを模したタイプだ。それはやや小さめのバイブのようであり、節くれだった突起部を複数備え、アヌスに挿入し、その突起部で直腸側から男性の前立腺を刺激するように出来ている。また、医療機関で研究開発されただけあってアヌスへの挿入は比較的容易で、複数の突起部をやり過ごせば、あとはグングンとアヌス内部に自然と引き込まれる設計になっているのだ。更には後部に「取っ手」が付いていて、それがエネマ☆ラの直腸内部への完全な埋没を防止する役目を果たすと同時に、本体の複数の突起部が直腸内部で前立腺のツボをベストな位置に捉える仕組みになっている。そして、完全装着時には会陰部にも円状突出部が圧着し、外部からも効果的に前立腺を刺激するのである。

この器具の凄い点は、人間が本来備えている肛門括約筋の自然収縮運動をそのまま器具の効果的動作に転化することだ。これを挿入するや、被験者たる男性の肛門括約筋は、肛門に異物の常時挿入を感知してヒクヒクと生理的な収縮反応を開始する。すると、肛門が咥え込み易いように絞り込まれたその根元部分を「支点」として、エネマ☆ラは被験者男性の直腸内部において、強力な「首振り運動」を開始するのだ。これにより直腸内部でエネマ☆ラの突起部が何度も男性の前立腺のツボを刺激し、それに呼応して被験者男性の肛門括約筋と腹筋が狂ったように活発な運動を開始する。まさに被験者本人の自律神経の制御を無視して直腸内部で暴れ狂うそれに、被験者男性の前立腺は強烈に刺激され、カウパー氏腺液をダラダラと垂れ流すようになるのだ。

この時、被験者男性の肉体に訪れる快感こそが、「ドライ・オルガスムス」という男性にとって究極のオルガスムスだ。それはまさに射精の絶頂感覚が果てしなく続くようなものである。ペニスの鈴口を射精時のあの快楽そのものが長時間に渡って駆け抜ける! 時に数十秒も延々と持続し、終わったかと思えば再び数秒後に押し寄せてくる。余りの絶頂感覚に全身は硬直・痙攣し、それでも尚、快感が次々と絶え間なく押し寄せてくるのだ。それはまさに男性の肉体が得ることの出来る「快感の限界」と言っても過言ではあるまい。

このドライ・オルガスムスを一度でも経験した男性ならば、女性がセックスに没頭して喘ぎ、何度もアクメに到達するその時の感覚が具体的に理解出来るようになるだろう。確かにヴァギナとアヌスの違いもあるが、エネマ☆ラをアヌスに挿入した男性をヴァギナにペニスを挿入された女性の立場と重ね合わせた時、女性があれ程大袈裟に延々と喘ぎ、反応し、何度も繰り返し全身をピンと硬直させながらアクメを迎えてしまうまでのその凄まじい快感、そして、その時の忘我に至るくらいの興奮状態や気持ちというものが、つくづく判るようになる。そんな、男性にとって至高の悦具が医療器具としてこの世に実在するのだ。

〈・・・・ところで、このような男性の為の器具を女性に用いた場合はどうなるのか―――〉

確かに男性と女性の人体構造の違いから、同一の効果・現象が得られる訳ではない。が、それでも、女性は女性なりに、いや、女性ならではの効果・現象を得られることは医学界でも検証済みだ。つまり、女性の膣壁と直腸壁は非常に密接しており、直腸に挿入されたエネマ☆ラの複数の突起部が直腸粘膜越しに女性の膣壁を刺激することになる。男性の前立腺にツボがあるように、女性の膣壁にもGスポットは勿論のこと、官能のツボが要所要所に存在しているのである。しかも、何と女性のアヌスに完全装着された時、エネマ☆ラの先端は女性の直腸内部において、女性の子宮(子宮頸部)のちょうど真裏まで到達しているのだ。このような状況で男性同様、女性の肛門括約筋とて、エネマ☆ラの異物感をアヌスの粘膜に感じ取り、無意識のうちに激しい収縮運動を開始してしまうのである。当然、被験者女性の直腸内部においてエネマ☆ラは、強力な首振り運動を開始する。その時、女性がその肉体、その女性器官そのものに受ける感覚と衝撃というのは―――!

西洋人に比べて小柄な日本人向きと紹介されているドルフィンタイプのエネマ☆ラ。そして、それを巧みに変形加工して、男性の得陰部に圧着するはずの底辺の円形部分を完全に取り除いたオリジナルな形状。実はこれは、國兵衛が愛人の少女たちに用いる為に作られた「オーダーメイド」だったのだ。

國兵衛にしてみれば少女たちの肉体はただ単に蒼いだけではない。未成熟な肉体にありながら、のっぺりとしたその下腹部の深奥に「女体の神秘」を既に目覚めさせている。しかもそのことを、その身に起こる「ある現象」をもって、はっきりと國兵衛に告げてくれる。以前の國兵衛はそれを本当に愉しみにしていたものだった。

―――だが、近年ではどうか。

國兵衛の幼き愛人として、いくらその身を幾度となく可愛がられようと、ここ十数年来、そんな“ある現象”を見せる少女たちはまったくいなくなった。しかし、それは少女たちの肉体に“欠陥”が生じた訳ではない。むしろ國兵衛の肉体が老いたことでその“能力”が次第に損なわれていったからである。

近年の國兵衛は、ペニスの勃起時の硬さにこそ満足出来るものの、一回に射精する分量の減少や、精液が粘り気を失って次第に薄く水っぽくなってきたことを非常に気に掛けていた。そんな肉体の老化による性的機能の衰退を憂う國兵衛は、一念発起して今年の秋から、本来の主治医とは別に性治療専門の高名な医者を東京に招き、以来、週に一度は性機能回復・強化の治療を受け続けていたのだ。その時、主に用いられた治療器具こそエネマ☆ラであり、彼はこのような高齢になって初めて「ドライ・オルガスムス」という、信じ難いまでに凄まじい快感を知り得たのである。

そして、三ヶ月近くに及ぶ様々な治療の甲斐あって、國兵衛の性機能はかなりの回復を遂げた。一回の射精で放出できる精液の分量も、最低時より比べると実に3倍以上、しかも、無精子状態に陥りつつあったものが、今では精子の数が六千数百万/ccにまで驚異的な回復を遂げたのだ。

そんな國兵衛が次に目論んだのは、愛人である少女たち自身の「性的機能強化」だ。それを担当医に相談したところ、國兵衛の「快気祝」と称してプレゼントされたのが、この黒いカバンに収納されている様々な器具だったのである。これらの使用方法を担当医から聞かされた國兵衛は、一日も早く少女たちにそれを試してみたいと考え、最近特に性的感度も良好な絵里可の蒼い肉体を迷うことなく対象と定めた。が、前回の訪問時、「あるタイミング」のズレが生じ、用いることなくスヱにそのまま預けることになっていたのである。 

そして、今宵はまさに、それを試すには絵里可のからだの状態は絶好のタイミングだった。スヱに命じて毎朝彼女の基礎体温を測らせていたのだが、スヱからその「吉報」が届かなければ、國兵衛は今宵、別の場所に囲っている他の少女の所へ足を運んでいたかもしれない。 

「ささ絵里可、からだを横にするんじゃ」

ボォーッと官能状態のまま、次なる國兵衛からの愛撫を待ち侘びている絵里可の小さな裸体を、ゆっくりと横臥の姿勢にして、その両脚を折り曲げてお尻を突き出した格好にする國兵衛。すかさずローションを取り出し、絵里可のすぼまるアヌスに丹念に塗りこんでいく。途端に絵里可の口から―――、

「あっ、ん、ああっ! ヒンッ、クウゥッ! あ、あああぁぁっ―――!」

黄色い喘ぎが途切れることなく迸るも、老人の人差し指は容赦なく絵里可のアヌスをズプズプと犯し、その可憐なおちょぼ口やジメジメと熱い直腸粘壁にまで、たっぷりとローションを塗りつけていく。 

「くふぁっ、あっ、ああうっ・・・・、ハアハアハア・・・・」 

息を荒くする絵里可の全身が朱に染まっていた。が、國兵衛に抗う素振りなど何も見せず、素直にお尻を突き出した格好で喘ぐばかりだ。何しろ絵里可もアヌスを悪戯されるのはこれが初めてという訳ではなく、既にそこに潜んでいる妖しい感覚をたっぷりと國兵衛に教え込まれていたからである。だが、未だ絵里可は國兵衛の片手に握られている改造エネマ☆ラの存在に気付いてはいない。

國兵衛は絵里可のアヌスにローションをたっぷりと塗り終えると、次にエネマ☆ラ本体にもたっぷりとローションを塗り付けていった。そして、

「絵里可や、今日はいつもよりずっと凄いぞぉ。だから、ちゃあんとしっかり頑張るんじゃぞお」

「ハアハアハア・・・・」

背後からの老人の呼び掛けにも、ぐったりと横臥の体勢のまま荒く切ない息遣いで応えるだけの少女。そして、そんな少女が突き出しているお尻をすぐ目の前にしている老人は、ローションをたっぷりとまぶした改造エネマグラを片手に、無防備なままヒクつきすぼまる少女の可憐なアヌスに、そのエネマ☆ラの先端をピタッと押し当て、ひねりを加えながら、そのまま―――、

(クチュップッ、プスッ―――)

「あううっ! クッ、アア――ッ! あっあっ、ああぁぁっ―――!」 

まだのっぺりした尻をヒクヒクと震わせながら、色素も薄い少女のアヌスがズプズプとエネマ☆ラを呑み込んでいく。 

「ああっ、何か入ってくるぅっ! あっ、あっ、ああぁぁーっ!」 

少女の小柄な裸体に突然おこりが走り、喚くように喘ぐ。が、國兵衛は尚も容赦せず、

「ほら、いい子じゃから我慢じゃ! そのまま力を抜いて、ほうら、そうそう、もう少しだぞぉ」 

「クハアァッ、ハアハアハア、アウウッ! ああ・・・・」

(ズッ、チュッ、ヌチュゥゥーッ―――)

ローションをたっぷりとまぶしたそれを、もはや少女のアヌスは拒み切れるものではなかった。何よりそれは人体構造を熟知したベテランの医療研究者によって設計・開発されたものなのだ。たとえ十二歳の子供であろうとも、どれだけその侵入を拒みたくとも、そんな本人の意思など構いもせず、老人の手に握られたそれは少女の可憐なアヌスをいびつに押し広げながら容易にズプズプと埋没していく。そして、複数の突起部がすべて少女のアヌス内部に呑み込まれるや、白い硬化プラスチック製の改造エネマ☆ラは、國兵衛の力をほとんど要することなく、残す長さを半ば自動的に少女の体内に埋没させたのである。

「ほおら入った。よく頑張ったぞ絵里可、いい子じゃ」

國兵衛は絵里可のアヌスに改造エネマ☆ラを完全装着すると、そう言って少女ののっぺりとしたお尻を優しく撫でてやった。とかく彼は少女の肉体に何かを強いる時には宥めることと、それを少女がおとなしく辛抱できた時には、きちんと誉めてやることを忘れない。それが少女たちの幼な心を巧みに操作する秘訣なのだ。

「ああ・・・・、ん、ハアハア・・・・」 

絵里可は横臥の姿勢もそのまま、お尻はおろかその小さな身体をヒクヒクと小刻みに震わせ、息を荒くさせていた。そんな少女の後ろ姿を前にして、國兵衛は少女のアヌスにしっかりと装着された改造エネマ☆ラに注目している。

「ああ、パパぁっ、絵里可のお尻に何を入れたの? はあはあ、何か変な感じがするよお、ハアハアハア―――」

國兵衛の方を見ることも出来ず、横臥の姿勢のまま、絵里可がそう國兵衛に訴える。と、國兵衛は、

「ん? フッフッ、絵里可のカラダがすごく喜ぶものを、お医者さんに特別に作ってもらったんじゃよ」

「ハアハア、すごく、喜ぶ? はぁはぁ、お医者さん、に・・・・?」

絵里可の口からそれ以上の言葉はなかった。今まで体験したバイブとは異なる初めての形状を繊細な十二歳のアヌスの粘膜ではっきりと知覚している少女は、それこそ未知なる異物の挿入というものに恐れと不安を抱いていたのだが、「医者」という言葉を聞いて多少なりとも安堵してしまったのだ。何より今の少女にとって、國兵衛に説明を請うことよりも敏感なアヌス粘膜で感じ取る“感覚”こそがすべてなのである。しかも、そもそもエネマ☆ラはアヌスが咥え込み易いように根元の部分がかなり絞り込まれている為、アヌスに何ら負担を強いるものではない。むしろジャストフィットして、生理的な排出欲求を決して目覚めさせないように設計されているのだ。

「はぁはあはぁ・・・・、ふう、ふう、ふう・・・・」

沈黙が始まった明るい寝室に、少女の乱れたままの息遣いだけが妙に鮮明に響く。少女は布団の上、横臥の姿勢で両脚を折り曲げ、お尻を突き出したまま。そして、國兵衛はそんな少女の背後に座し、少女のアヌスに完全装着されている改造エネマ☆ラの白い取っ手の部分を注視し続けている。

國兵衛は、今、まさにこうして生まれて初めてエネマ☆ラをそのアヌスに挿入されている絵里可の気持ちを、努めて推し量っていた。既にエネマ☆ラの効果・快感を何度も味わった彼だからこそ、その実挿入感覚は老いた身体ながらもアヌスや直腸奥にしっかりと覚えている。その挿入感をありありと思い起こせば、自身が味わったその感覚こそが今、絵里可が受け止めている感覚であることは間違いないのだ。そして、そんなエネマ☆ラ特有の異物挿入感覚を前にすれば、男女の違いこそあれ、人間の身体というものは、もはや生理的に―――。

(フンッ・・・・、フッ・・・・、・・・・、んんっ・・・・ふんっ、ふんっ・・・・) 

いつしか少女の息遣いが荒い鼻息に変化している。それは少女が口元を固く結び、その小さな鼻腔で呼吸を繰り返すようになったことを物語っていた。そして案の定、遂に少女の身体そのものにも明らかな変化が起き始めた。絵里可のお尻からニュッと生え出たエネマ☆ラの取っ手の部分が、ゆっくりと揺れ始めたのだ。同時に少女ののっぺりとしたお尻がヒクつき、浅い尻えくぼを何度も浮かび上がらせる。遂に少女の肛門括約筋が「不随意筋」として少女自身の意思を完全に離れ始めたのである。

「くふっ・・・・、フンッ、んんっ、フンッ・・・・ふんっ・・・・」

少女の鼻息は次第に荒さを増していく。押し黙ったまま、それに耳をそばだてている國兵衛。そして遂に、彼の熱く見守る中、少女のアヌスに装着されたエネマ☆ラが、その白い取っ手部分を狂ったように大きく揺らし始めた。

(おっ、とうとう始まったか!) 

それはエネマ☆ラを知る者だけが把握し得る事実。少女のお尻から突き出ているその白い取っ手の絶え間ない激しい前後運動こそ、今まさに少女の直腸内部においてエネマ☆ラが活発な首振り運動を開始したことを示しているのだ。國兵衛は息を呑んで、少女の様子を観察する。

「フンッ、フンッ、いっ・・・・、んっ、うんっ・・・・」 

湯冷める暇などなく、絵里可の素肌が更に発色していく。鼻息もすごく荒い。そして何より少女の秘裂からジクジクと透明な愛液が絶え間なく溢れこぼれるようになっている。それはまるで、エネマ☆ラを装着した男性が興奮状態に陥り、ペニスの鈴口からカウパー氏腺液をダラダラと垂れ流す現象とそっくりだ。それでも少女は尚も全身を強張らせ、懸命に肛門括約筋の緊縮運動に専心している。そんな一途な様が、國兵衛の目をたっぷりと愉しませる。

(フッフッ、やはりソノ気になってしもうたか、あっけないもんじゃ。何も知らんと・・・・クックックッ―――)

國兵衛の見詰める中、妖しい感覚に目覚め、自身の肉体の奥底に宿るその未知なる快感を追い求め始めた十二歳の蒼くて小さな肉体。そこには、いつも國兵衛が見てきた、受け身ばかりで慎ましく恥じらい深いものとは異なる、別の意味でいじらしい少女の姿があった。

(やだ、勝手にお尻が・・・・、、ああ・・・・、動いてる・・・・、ああ、動いて、る、アアッ、うご・・・・うごいて・・・・ああっ―――)

もはや絵里可には背後に座す老人の熱い視線を気にしている余裕などなかった。お尻の穴が勝手にヒクヒクと痙攣し、それに呼応して直腸内の固い異物がまるで電動のように活発に蠢いているのが知覚できる。しかしそれは、今まで経験したようなアナルバイブやアナルローターとは性質がまったく違う! まるでヴァギナに老人のペニスが深く挿入され、激しい抽送を受け止めている時のような感覚なのだ。胎奥が痺れ、意識が自然と白く靄(もや)いでいく。すると益々お尻の穴が勝手にヒクヒクと痙攣を起こし、それによってまた更に胎奥を痺れさせるような甘美な、いや、何故か切ないような感覚がジワジワと広がっていくのだ。

「フンッ、んっ―――、ああっ、パパあぁっ・・・・、フンッ、あんっ、パパあぁぁーっ!」

やがて絵里可は自身の背後に座しているはずの國兵衛を甘い声で呼び始めた。

「どうかしたかな、絵里可」

そう言って國兵衛は腰を上げ、今度は絵里可の顔の方へと回り、その場に腰を下ろした。

「パパ・・・・」

目前にやってきた老人を潤んだ瞳でジッと熱く見詰める十二歳の少女。その瞳は何かを欲する輝きに満ち溢れていた。そして、媚びるような上目遣いのまま、その可憐な口元から何度もチラッと舌先を見せ、唇を潤す仕草を繰り返す。その表情は確かにあどけなくも、明らかに発情している女のそれだ。

しかし、そんな絵里可の発情にも無理はなかった。たとえ十二歳の未成熟な肉体であろうとも、直腸内に挿入され、盛んに首振り運動を繰り返すエネマ☆ラは、薄い粘膜越しに少女の膣粘膜の効果的なツボをその突起部で何度も何度も刺激し続けているのだ。しかもそればかりか、エネマ☆ラの先端部はまさに直腸側から少女の子宮頸部をグイグイと圧迫し続けている。その感覚は子宮頸部をグネグネと揉み解されているようなものだ。繰り返し胎内で引き起こされるその活発な運動が、女性内生殖器官の疼きを倍増させるのみならず、肉体の体感集中力を極限まで呼び覚ましていくであろうことは、男性の國兵衛とて理解できぬ道理ではない。ましてや少女の直腸に挿入されているのは、性医学の専門医が思春期の少女たちの『小柄で未成熟な肉体』に用いる為に特別な改造を施したものなのである。

「絵里可や、どうかしたかな?」

さも素知らぬふうに國兵衛は絵里可に尋ねた。すると、

「パパ・・・・、あのね、絵里可はパパのことが大好きなの。それでね、んっ・・・・あ、あのね・・・・、ああんっ、あふっ、んっ、パパあぁぁーっ・・・・」

絵里可はしなやかに身をくねらせながら甘ったるい声音で國兵衛にそう告げる。絵里可が交合をせがんでいることなど、國兵衛には先刻お見通しだ。何とかこちらの気を引こうとしている仕草がなんともいじらしい。

(フッフッ、必死じゃのう・・・・。じゃが、もう少し焦らしておくか・・・・)

「心配ないぞ。もう少しすれば、必ず気持ち良くなるからな。だから、今は痛くて苦しいじゃろうが、もう少しこのままでいるんじゃ」 

「そんな、ちが・・・・、っ・・・・、パパぁぁっ・・・・!」 

絵里可は今にも泣き出しそうな瞳で國兵衛を恨めしそうに見詰めた。國兵衛がとぼけていることにも気付くことが出来ず、今や最高潮に達している自身の興奮状態がうまく國兵衛に伝わっていないことに悔しさを募らせている様子だ。そして、それでも何とか國兵衛を「ソノ気」にさせようと、いじらしくも慣れない甘い鼻声で何度も彼を呼び続ける。

「はあはあはぁ・・・・、パパぁぁ〜っ。あふっ・・・・、んんっ、パパ〜っ、・・・・アンッ」

絵里可の肉体はもはや我慢の限界だった。いつもの“アレ”が訪れるまで、あともう少しなのである。しかし、それでいて今のままでは「決定的な何か」が足りないのだ。そしてそんな物足りなさを、目の前にいる老人こそが完全に満たしてくれることを絵里可は既に身をもって熟知している。だからこそ身体が、心が、自然と國兵衛を欲してしまう。いつも以上に。

「あはぁ〜ん・・・・、あんっ、ハァハアハア、パパぁぁ〜っ・・・・」

しかし、國兵衛は淫猥な笑みを口元にたたえ、目を細めて絵里可の顔を見詰めているばかりだ。少女の甘く黄色い誘いに乗ってくる気配を微塵も見せることはない。 

「クゥゥーン、ああっ、もう・・・・、パパぁぁああぁぁっ!」

一際甲高い声で目前の國兵衛を呼ぶ絵里可。しかし、老人はやはり座したまま、相変わらずジッとこちらを見詰めているだけで、返事すらも返してくれなかった。

(ううっ、もうだめ。このままじゃ気が変になっちゃうっ!) 

両脚を折り曲げた横臥の姿勢もそのまま、鼻息も荒く、遂に布団の上に留め置かれていた少女の右手が、自身の股間へと運ばれていこうとする。そこに少女の自慰行為の発意を見て取った老人はすかさず、そんな少女の右手をギュッと掴んでその動きを制しつつ、 

「ホッホッ、ダアメエだあぞおぉぉ、女の子がそんなことをしてはいかんぞおぉぉ」 

そう言って、あからさまにそれを諭した。

「んんっ、・・・・クッ、・・・・」 

そのはしたない行為を見透かされたばかりか未遂のままで制された絵里可は、思わず下唇を噛んでいた。 

「んもう、パパのいじわるっ、ウウッ・・・・」 

今にも泣き出しそうな表情は火照ったまま。訴えるようなその眼差しが艶っぽさを滲み出している。國兵衛は絵里可のそんな表情の中に、とても十二歳とは思えない色香を見出していた。

「どうしたんじゃな絵里可? パパは何か絵里可に意地悪なことをしたかのお?」 

嘘吹くのもここまでいけば白々しい。十二歳の少女とて老人の虚言(そらごと)が読み取れるというものだ。だが、今の少女は、たとえどんなに意地悪く嘘吹かれようとも、そんな老人の情けにすがらざるを得ない切迫した状態を迎えていたのだ。

絵里可は潤んだ瞳でまじまじと國兵衛の顔を見詰め、濡れた口元から熱い吐息と共に再び國兵衛に呼びかける。

「ねえ、パパっ・・・・」

「クックッ、何じゃな、絵里可・・・・」

絵里可は小さく口元を動かし、消え入りそうな小さな声で、遂にそれを國兵衛に告げる。

「・・・・、・・・・して、・・・・」

それは十二歳の絵里可が、生まれて初めて男性に告げる言葉だった。今までの國兵衛との交合でも、一度として告げたことはない。確かにそこには、乙女としての恥じらいがあった。が、告げる必要もなかった。これまでは、ただ何も考えず布団の上に仰臥し、國兵衛に身を委ねてさえいれば、頃合を心得た老練な彼に身も心も翻弄され続け、無我夢中で喘ぎ、よがり、イカされ続けるだけで良かったのである。

「ホッホッ、そうかそうか、絵里可はしたかったんじゃなあ。ホッホッホッ―――」 

絵里可はそんな冷やかし気味な老人のセリフに対して、もはや乙女の誇りを保っている余裕などなかった。ただ彼の情けにすがりたい一途な気持ちで、いつまでも彼を潤んだ眼差しでジッと見詰めている。すると、少女の真面目な眼差しに気付いたのか、國兵衛とて緩んでいた表情を真剣なものへと変化させた。

「絵里可・・・・、パパは絵里可のすべてが欲しいぞ。絵里可の心も身体も、ぜんぶじゃ」 

「・・・・うん」 

老人からの愛の言葉、そして優しく頭を撫でられ、絵里可はいよいよ行為の始まりを予知して、胎奥をジィーンと痺れさせる。二人きりの寝室で熱く見詰め合う七十歳の老人と、十二歳の少女。

ところが―――、

「じゃから、次は、と・・・・、ほうら、これじゃぁ!」

何と國兵衛は再び黒いカバンの中からゴソゴソと、またしても怪しい器具を取り出したのである。

それは何と携帯用の「電気マッサージ器」だ。手のひらサイズの白い本体から延びる細い電気コードが二つの粘着パッドにつながった簡易的な『低周波治療式タイプ』で、町の電気屋でも良く見かける普通のものである。

しかし、それは安っぽい見掛けとは異なりかなりの「高機能・高性能」であった。単四アルカリ電池を二本内蔵した直流3Vに過ぎぬものだが、二つの粘着パッドから発生する低周波はまさに強烈で、10段階レベルの真ん中あたりで肉体に激痛すら走り始めるほどの電気ショックなのだ。しかも、肩こり用だけあって、パルス(低周波)の周期に長短のリズムを加え、「揉む」「叩く」「細振動」などのメニューが選択できる上、それらのメニューをランダムに実行する「ミックス・モード」まで備えられているのである。ものが電気器具だけに、國兵衛とて子供の絵里可に用いる前の小手調べとして、以前にこれをみずからの肩に装着してその効果を試したことがあった。が、さすがにその精巧さには舌を巻いた。大きさが5センチ四方の二つの粘着パッドから両肩に伝わる電気ショックというものが、体感的には本当に肩を揉んだり、叩いたり、細かい振動という感覚となって伝えられてきたのである。

これを少女たちの肉体に用いるにあたっては、國兵衛お抱えだった性治療の担当医から、具体的な少女の肉体への装着個所が指示されていた。そして、少女たちの肉体に苦痛を与えないよう、まずは強弱レベル「2」から開始し、少女たちの肉体の感度順応を推し測りながら、最大でも強弱レベルを「5」までに抑えて使用するよう、その詳細な処方が國兵衛にアドバイスされていたのである。

「ほおら絵里可、今度は身体をきちんと上に向けるんじゃ」

新たな器具の登場に、またしても本格的な交合への期待を大きく裏切られたことを絵里可は悟った。今や口惜しそうに下唇を噛むその表情、その眼差しは、子供とは思えぬまでの切なさに満ち溢れている。しかし、國兵衛にそう命じられては仕方もなく、その十二歳のアヌスにエネマ☆ラを完全装着したまま、力なくゆっくりと仰向けの姿勢へと寝返っていく。

「あっ、・・・・んんっ、ハァハァハァ・・・・」 

思わず少女は短く呻いた。アヌスから姿を現している改造エネマ☆ラの取っ手の部分が、少女のお尻と布団の間に押し潰され、自然とその挿入角度をずらした為だ。

「おっと、忘れておった!」 

そのことに思いが至った國兵衛。布団の脇に寝具として用意されていた大きめの枕を手に取り、横臥する少女の腰の真下へと押し込むように差し込んでいった。 

再び改造エネマ☆ラは角度を適正に保たれ、少女の直腸内での活発な運動を物語るように、白い取っ手の部分をリズミカルに上下させ始めた。絵里可の興奮状態もどうにか損なわれていない様子である。

(ふむ、絵里可の腰に枕を当てがっておくのをうっかり忘れるところじゃった・・・・。う〜む、少し早いかもしれんが、今から来てもらうとするか・・・・) 

担当医から指示されていた手順をうっかりと失念しかけたことで、國兵衛は「ある予定」を少し早める決意を固めた。既に襖の裏手で息を殺しながら待機し、今や遅しと待ち侘びている筈である。 

「お〜い、お通ししなさい」 

締め切られた襖の方を向いて、國兵衛がそう声を掛けた。

「えっ?」 

絵里可は耳を疑った。と、同時に襖が開かれる音に敏感に反応した。少女の大きな瞳が更に大きく見開かれ、開け放たれた襖の前に立つ人物を捉える。スヱではない! 白衣に身を包んだ中年男性ではないか! 頭髪も薄く、脂ぎった丸顔。それは、まさに中年! 何とこの白衣の中年男性こそ、國兵衛の性機能回復の担当医、そして、少女用改造エネマ☆ラを考案した『桃山 賢一』という四十七歳の性治療専門医だったのだ!! 

「ヒィィッ! いやあぁぁーっ―――!!」

大きめの黒いショルダーバッグを担ぎながら寝室に突如足を踏み入れてきた見知らぬ白衣の中年男性を見て、絵里可は咄嗟に身を返し、その小さな背中を丸めた。全身をブルブルと小刻みに震わせ、完全に縮まり返ってしまった。 

「これこれ絵里可、せっかく来て頂いた『桃山先生』に失礼じゃぞ。横になったままでいいから、ちゃんと挨拶をするんじゃ」

「ウウッ、・・・・、・・・・・・・・」 

そんなことが出来るはずがなかった。十二歳の絵里可は、この時、初めて國兵衛以外の男性に、いや、老いぼれた國兵衛に余り異性を意識することがなかった少女は、突如現れた頭髪も薄く脂ぎった中年男に、今改めて異性に素肌を晒すことへの強い羞恥というものを知ってしまったのだ。しかも、状況が状況である。布団の上でまったく裸の姿なのだ。これでは誰が見ても、老人との淫らな睦み合いがあからさまにバレてしまう。

「四倉さん。まだ始まっていないみたいですね、少し早かったのではないですか?」

羞恥に震える絵里可のすぐ背後で、聞きなれぬ低い男性の声が遠慮なく大きく響いた。國兵衛と話をしている様子だ。國兵衛の名前が「四倉」ということをこの時初めて知ることとなった彼女だが、それが父親の勤め先と同じ名前であることにまで思慮を巡らせるだけの心の余裕などない。余りの羞恥にひたすら身体を丸め、縮こまり、身を震わせるばかりだ。

「うむ、これから先の段取りが少し心配になってのう。まあ、どうせ来てもろうておったことじゃし、最初から手伝ってもらえんかのお」

「ハッハッハッ、それは大いに結構ですな。私もこのような場所でお手伝いさせてもらうことなど、一生に一度あるかないか。最善を尽くさせてもらいますよ、フッフッフッ―――」

持参した大きなショルダーバッグを肩から下ろしながら、桃山という中年医師は、國兵衛とそんな遣り取りを交わしている。が、彼はその間も、すぐ脇の布団の中で身を丸めて小刻みに震えている少女の小さな後ろ姿を、淫靡な眼差しで舐めるようにジッと見詰めていた。少女が余りにも縮こまっているので、その小さな丸いお尻がこちらに突き出たような格好になっており、可憐なアヌスが改造エネマ☆ラをしっかりと咥え込んでいるさまが彼の目にも丸見えであった。

実は今朝、スヱから連絡を受けた國兵衛は、性治療で世話になったこの桃山医師と連絡を取っていたのだ。既に桃山医師の隠れ少女趣味は、彼の治療を受け始める前から國兵衛の知るところであった。そして趣味を同じにする彼だからこそ、様々な秘密を守れる人物であり、國兵衛の悩みや要望を具体的に解決してくれる唯一の医師と信じ、國兵衛は彼に性治療の担当医として自分の専属となってもらうことを依頼したのだ。今宵の桃山医師の立会いも、國兵衛と趣味を同じにする彼からのたっての希望で実現したものなのである。

「ほほう、この子が絵里可ちゃんですな。う〜ん、何とも小柄でチャーミングな感じですな」

すぐ背後から届くそんな中年医師の言葉に、身を小刻みに震わせるばかりの絵里可。しかし先程から、背中ばかりか身体のあちこちに突き刺さってくるような國兵衛とは異なるもう一つの淫靡な熱い視線をひしひしと感じ取り、厭が応にも羞恥は膨らみ続ける一方だ。

(ウウッ、こんなことって・・・・、・・・・)

國兵衛ばかりか世話役のスヱまでもが、この中年男性の今宵の登場をずっと自分に隠し通し、水面下でこっそりと手引きしていたのだ。羞恥に痺れきる思考の中で、絵里可にもそのことは容易に理解できた。自身の預かり知らぬことばかりが、これまでにもこの屋敷の中で、國兵衛とスヱとの間で何度となく勝手に決められていたからである。

しかし、絵里可はそういった自身の扱いにも、多少諦めに近いものをその心に抱くようになっていた。それはまだ十二歳の少女にとって、まさに「大人の世界」と「子供の世界」の間にそびえる大きくて高い垣根のようなものだと思っていたからだ。まだ子供である自分には、大人である國兵衛やスヱの考えなど見通せるものではないのだという思いや諦めがあればこそ、感受性の強い思春期の心根を虐げられたという思いばかりに捕われず、今まで大きなショックを余り受けずに済んできたのである。が、さすがに今度ばかりはそうはいかない。

「ほれ絵里可、いじけてばかりおっては始まらんぞぉぉ」

そう言って顔を覗き込んでくる國兵衛にも、絵里可は何の反応も示さなかった。いや、昨今にない余りに強い羞恥に少女の思考は完全に麻痺していて、老人の声はもはや言葉として少女の耳には響いていなかったのである。

「何じゃ、すねておるのか? ん?」

國兵衛は自身の呼び掛けに何の反応も示そうとしない絵里可に、更にそう話し掛けた。すると、そんな少女の様子を背後から見ていた桃山医師は、

「フッフッ、四倉さん、きっと今の絵里可ちゃんは一種のトランス状態なのですよ。よっぽど私が突然現れたことが恥ずかしかったんでしょう。余りに強い羞恥を感じると、女性の身体というのは外界との接触を断って深い冥想状態に陥ってしまうものなのです。ですが、ほら、これを見てください。交感神経や筋反応はまったく麻痺していません。“準備する”なら今のうちですよ、フッフッフッ―――」

「おおおっ!」

桃山医師が指し示す絵里可のお尻のあたりへと目を遣った國兵衛は、途端に感嘆の声を上げた。少女のアヌスから生え出ている改造エネマ☆ラの取っ手が、少女の呆然とした表情とは裏腹に今も活発な運動を繰り広げていたのだ。まさに彼の言う通り、少女の肉体は“目覚めたまま“だったのだ。

「そうか、それは何とも好都合じゃ! ならば今のうちに!」

そう言って丸く縮こまった少女の小さな裸体を延ばし、再び仰向けに引き戻していく。そんな國兵衛の作業に桃山も手を貸した。

桃山は、これが初対面となる絵里可の白く照り光る裸体に触れ、遠慮なくその細い腕を掴み、彼女の小さな裸体を横臥の体勢に整えていった。すると、今や羞恥の極みにぐったりと力もなく、虚ろな眼差しを宙に投げ遣ったままの少女の顔が遂に桃山の目にも明らかになったのである。桃山は少女の顔をじっくりと見入った。

(ほ、本当に可愛い子じゃないか! これほどまでの美少女が、まだ十二歳なのに・・・・、こんな老人の、いや、四倉さんの愛人にされていたなんて・・・・!) 

年端もいかぬ少女たちを愛人として囲う國兵衛の満ち足りた性生活の内容は、桃山とて担当医の立場上、既にすべてを知らされている立場にあった。しかし、確かにそれは同好の士としては羨ましい限りではあったが、いくら國兵衛が並外れた財界の実力者だからといって、法治国家の日本でそう簡単に万人が認めうるほどの美少女を愛人として囲えるなどとはとても考えてなどいなかったのだ。しかし、今現実に彼の目の前にいる絵里可というこの少女は、誰の目から見てもその類稀な美貌に間違いはなく、彼が密かに愛読している美少女系雑誌の巻頭グラビアを飾っても何らおかしくはないまでの魅力を、その小さな身体全体から漂わせているのだ。均整の取れた小さな顔立ちに大きな瞳があどけなさを色濃く残しつつも、若さ弾けるその素肌の弾力といい、小振りな乳房やその頂きに淡く染まる桃色の乳暈といい、小粒な乳頭といい、すべてが絶品としか言いようがない。十二歳の“子供”であって、もはや子供でなど決してない!

そして、そんな少女の裸体をしばらくは鼻息を荒立てて好奇な眼差しで熱く見入っていた桃山だったが、本来の目的である医師としての「立会い・補助」の役目を忘れるようなことはなかった。まずは自身を落ち着かせるかのように大きく息を吐くと、おもむろに少女の手首を手に取り、少女の脈を診た。そして、首元にぶら下げた聴診器を耳にセットし、少女の可憐な乳房に丸い査音部を何度も押し当てていった。そして、聴診器を耳から外すと、

「四倉さん、至って良好です。このまま続けましょう」

と、あくまでも医者としての振る舞いを國兵衛に強調した。

「う、うむ」

國兵衛の了承を受け、桃山医師はテキパキと事を運び始めた。彼は既に國兵衛の手によってカバンから取り出されていた電気マッサージ器を手元に置くと、絵里可の白い下腹部を柔々と撫でさすりつつ、指圧するような指遣いで何かを探り始めた。國兵衛はそんな彼の馴れた手付きを、黙ったままじっと見詰め続けている。

やがて桃山医師の指先が、絵里可の下腹部の深奥に何かの所在を突き止めたらしく、用意しておいた電気マッサージ器の粘着パッドをそこにピタリと貼り付けていく。それはちょうど少女の凹み始めたヘソの両側であり、まったく左右対称の位置に2枚が並べて貼り付けられた。ヘソを挟んで並ぶ2枚の粘着パッドの間隔は、およそ10センチくらいだろう。

(ほほう、さすがは『本職〈プロ〉』じゃ。わしがやっておれば、こうも正確にはいかんかったじゃろう・・・・)

國兵衛は桃山の手際の良さに改めて感心した。確かにそのカバンの中の器具は、すべて桃山医師が用意したものだ。彼こそがもっともこれらの器具の特性や使用法は心得ているはずである。いわんや性医学専門の名医。人体の構造をこの世で最も熟知するエキスパートなのである。

ところで桃山にしてみれば、國兵衛に満足してもらおうと、最高の舞台を演出するのに懸命だ。これを絶好の機会として國兵衛に気に入られ、今後もこのような興奮凄まじいナマの現場に招かれたいという強い希望があったのである。しかし、それも所詮は、いつかは自分も國兵衛の“おこぼれ”にあやかれるかもしれないという姑息な期待感と歪んだ欲望ゆえのことだったのだ。

「それでは、電気マッサージを始めましょう。四倉さん、どうぞ」 

「うむ」 

あくまで“介添え役”に徹する桃山は、そう言って電気マッサージ器の本体を國兵衛に手渡した。 

「では、と、最初は『揉む』で、弱めにして・・・・」 

(カチッ、)

いよいよ本体のダイヤルが回され、遂に電気マッサージ器の電源が入れられる。と、まさに今、治療器本体から電気コードを伝って、変化に富んだ強力なパルス(低周波)が、少女の下腹部に貼り付けられた粘着パッドへと集中する!

「くはぁっ! ああっ!」

途端に絵里可の肉体が敏感に反応した。

「あ・・・・ああっ、ハアゥッ! あああぁぁっ!」 

可憐な瞳を大きく見開き、放心状態であるはずの少女のその白い小さな肉体だけが、次々と新鮮な反応を示す。そんな少女の反応を見て、思わず桃山医師はほくそえんだ。

〈名前は絵里可・・・・十二歳。身長154センチ、体重39キロ。バストは74のAカップ、ヒップは79、ウエストは51センチ―――〉

苗字さえもまだ知らぬこの可憐な美少女のデータが、既に数日前、國兵衛から“カルテ”と称して桃山の手に渡されていた。そして・・・・、ここ数ヶ月の間に計測されていた彼女の、「十二歳の基礎体温」の詳細な記録も一緒に・・・・。

まさに今この瞬間、少女の肉体構造を熟知するベテラン性専門医の手によって絵里可の下腹部に装着された電気マッサージ器の二枚の粘着パッドは、的確にその皮膚表層直下に眠る彼女の未成熟な卵巣器官を対象物と捉え、子宮上部の両側に位置している左右のそれに強力な電気パルスを浴びせ続けているのだ! ましてや彼女はまだ十二歳で、皮下脂肪も女性のそれとしては余りにも薄いままだ。粘着パッドから発生する低周波は容易に少女の卵巣器官に作用するのである。

しかも、何と絵里可の肉体は今日から明日にかけて、女性が最も受胎・妊娠し易いとされる「排卵日」が訪れる予定だったのである。それは女性の胎内で最も「卵胞ホルモン」が盛んに分泌され、ただでさえ卵巣の機能がピークに達する時期だ。まだ十二歳の少女といえ、それは例外ではない。こんな時期に、発育課程の未成熟な卵巣に電気ショックなどという手荒い刺激を与えられてしまえば、不安定なはずの思春期の排卵能力は確実に―――!

「ハアハアハア、ああっ、クウウッ!」

少女の下腹の白い肌がヒクヒクと攣り、そこにぴったりと貼り付けられている二枚の粘着パッドが小刻みに揺れていた。腰の下に当てがわれた枕のおかげで少女の股間が上向き、桃山みずからの考案した『少女用改造エネマ☆ラ』が今も少女のアヌスに完全装着され活発な運動を続けている様子が、彼の位置からも容易に見て取れる。未だ当の少女は見開いた眼差しも虚ろなまま、その蒼い肉体に押し寄せているのであろう快楽だけを、あどけなさの残る愛らしい喘ぎ声で素直に表現し続けている。

(ああ・・・・、こんなに可愛い子が、本当にこれから、こんな年老いたヨボヨボの老人の手に掛かって・・・・!)

それがこの絵里可という十二歳の類稀な美貌の少女にとって、幸なのか不幸なのか、余り考えたくはない今の桃山であった。第三者に過ぎぬ雇われ医師の彼にしてみれば、その職務として國兵衛老人の意向を尊重してひたすら尽力するだけなのである。

『―――わしも生涯、“男”でありたい。わしの世話している娘子(むすめご)たちにのぉ、これからもわしの子を産ませてみたいんじゃ―――』

初診の時に國兵衛が語ったそんな言葉が、今も桃山の脳裏にしっかりと残っていた。

確かに桃山にとって当初、そんな國兵衛老人の依頼は不可能なこととも思えた。しかし、國兵衛老人の生殖機能の回復ぶりは、とても七十歳の高齢とは思えない凄まじいものだったのだ。そして、数ヶ月に及んだ治療の結果、母胎の方さえ優良であれば女性を妊娠させることが可能なレベルまで國兵衛の生殖能力は見事な回復を遂げたのである。

・・・・そして、継続治療も最後となる予定だった日の診察で、彼は國兵衛老人から、とても信じられぬような「ある目論見」を打ち明けられたのだ。

『―――今、ちょうどええのがおる。まだ十二歳じゃが「絵里可」という名前での、まだまだほんにめんこい子供なんじゃが、素直で覚えが早い。まあ無理は承知の上じゃが、まずは「あれ」の腹の中に、種を仕込んでみたいんじゃ―――』

〈―――12歳の少女―――!〉

それを聞いた桃山医師はたちまち興奮に鼻息を荒くさせた。勿論、少女趣味の「私情」ゆえにだ。しかし、同時にそれは『性治療医』としての真の実力を試す絶好の機会でもあったのだ。

現在、学会に報告されている女子児童の妊娠事例で、日本国内で最低年齢とされているのは11歳だ。が、それは出産には至っていない。最少出産年齢はというと、出産時で十二歳と七ヶ月が今のところ最年少である。それを考えれば、母胎の対象となる少女が既に十二歳を迎えているとなると、最少出産年齢の記録の更新とまではいかない。しかし、桃山医師は以前から國兵衛老人の七十歳という高齢に注目していたのである。相手となる母胎が十二歳の少女ということは、実に年齢差が五十八歳もかけ離れた男女間での妊娠・出産事例となり、それは文句なく世界記録の更新であり、現代医学的にも生体科学的にも難しいとされている未知の領域なのだ。

ここに桃山医師は奮起・決意した。一切の薬物の投与なしで母胎となる十二歳の少女と七十歳の老人を『生殖交合(ペアリング)』させ、少女を自然妊娠させることを!

しかし、それは医学的見地からも、社会的に見ても、余りにも背徳的な試みだ。人間の自然な営みとして、これほど年齢差のかけ離れた男女の生殖行為など、意図無くしては決して有り得る話ではない。そして実際、医学的処方もまったく存在しない。普通であれば成功する筈もなかった。

だからこそ桃山医師は燃えた。七十歳という高齢の富豪老人が熱望するままに、老人とは半世紀以上も世代を隔越したわずか十二歳の少女の肉体を母胎として用い、老人の子を妊娠させる桃山独自の「医学理論」をたったの二日で完成させたのである。

「あ・・・・アウウッ、くはあぁっ! ハアハア、あっ、ヒッ、ああぁぁっ!」

(何も知らずに・・・・、可愛そうに・・・・) 

何ら成す術もなく、二枚の粘着パッドから発生する低周波にその幼い卵巣器官を揉み苦茶にされ、生々しくも新鮮な反応を見せ続ける少女の裸体を見詰めながら、桃山医師はこの少女の顔だちの余りの可憐さゆえに、やはり「哀悼の意」を禁じえない。それは彼の少女趣味の為ばかりではなく、自身の医療技術と医学理論に対する『絶大な自信』あればこそなのである。

「ホッホッ、こんなまだ幼な子の絵里可がこれから、こんなのっぺりした腹の中にわしの子を孕むのか・・・・。おほっ、何じゃかワクワクするわい。ホッホッホッ―――」

期待と興奮をそう遠慮なく口走る國兵衛老人の側で、桃山医師は今改めて自身の医術の真価が問われていることを実感した。

「はい、私がこうして立ち会う以上、決して失敗はさせません。ですが四倉さん、何しろこの絵里可ちゃんはまだ十二歳の子供です。ですから油断することなく、最後までベストを尽くして全力で頑張りましょう」

今もヒクヒクとその小柄な裸体をわななかせている少女の側に付き添いながら、桃山はみずからに言い聞かせるかのように、國兵衛に対してそう力強く語った。

一方、当の絵里可の意識は未だ羞恥に痺れたまま。歪んだ欲望を抱く二人の大人たちに囲まれ、その未成熟な十二歳の裸体をヒクヒクと痙攣させるばかりだった。電気マッサージ器の粘着パッドから発生するパルス(低周波)は、繰り返し少女の十二歳の未成熟な二つの卵巣を揉み解すかのように急襲し、少女のアヌスに完全装着された改造エネマ☆ラは、少女の意思を完全に離れた不随意筋の緊縮作用によって少女の直腸内部で狂ったようにうねり暴れ、その薄い直腸粘壁を介して十二歳の膣器官やあどけない子宮頸部を情け容赦なく刺激し続けている。

そして、少女は何ら自覚もないままに、自身の肉体が知覚しているそんな蒼い官能感覚というものを、その可憐な口元から途切れることのない黄色い喘ぎ声で、二人の悪意の大人たちに正直に告げてしまうのだった・・・・。

 

 

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《注意》

この物語はすべてフィクションであり、登場する如何なる人物、団体、国家、人種、地名及び地域等、すべてが架空のものです。また、男性にとって有利とも受け取れる女性の心情に関する心理描写、及び身体機能の記述は、すべてが事実と異なる誤ったものです。

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