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欲望の店 「カオスカナル」 |
栗本アキラ 著
男でも女でも、老若問わずその望みを叶えてくれる場所があった。
知らず知らず、その扉を開いていく者たち。その欲望のおもむくままに。
しかし、それは悪魔の囁きとも言えたのだった。人の欲望が完全に満たされることなど、ありはしないのだから・・・・。
第1話 「香澄」
その日は朝から蒸暑い日であった。
ラッシュアワーの中、汗だくの乗客でひしめく電車内は既に冷房効果など期待できないくらいの密度となっている。香澄(かすみ)もそんな人の渦の中で額に汗をにじませている一人であった。
「う〜〜・・・。暑・・・・」
4月に都内の学校に通うようになってからは、毎日こんな調子である。同じ学校の友達でもいれば少しは気もまぎれるのだが、わりと遠距離から通っていたため、7つほど先の乗換駅からでしか、友人たちと出会うことはなかった。この路線の今の時間帯に周りにいるのは通勤途中のサラリーマンばかりである。友達どころか同年代の少女の姿さえ見えない。
むさ苦しい男達の中に、制服美少女がただ一人埋もれている姿は、一種異様な光景でもあった。
また、なぜか香澄の周りには、汗臭そうなオヤジたちばかりが目立っていた。知らないうちに囲まれてしまうのだ。とくに制服が夏服に変わってからは顕著であった。その理由を香澄は自ずと知ることになるのであるが・・・。
(あっ・・・もうっ・・・!)
まただ・・・と香澄は思った。ここ最近、周りから受ける不自然な『動き』に幾度となく悩まされていた。
いつからだっただろう。最初は、身体をぐいぐい押し付けてくるだけだったのだ。混んでいるのだから仕方がない、と香澄もさほど気には留めていなかったのだが、ついにあるとき決定的な事が起きてしまったのだ。
それは先週のこと─────。
その日の朝、香澄は駅のホームに向かって駆け足で階段を駆け上っていた。つい寝坊してしまったのだ。おかげで電車に飛び乗った時には既に汗だくの状態だ。そんな香澄に容赦なく巨大な熱源体たちが押し寄せてくる。まさに地獄だった。しかもこの時、香澄はもう一つ大きなミスを冒していたのだ。
香澄の背は低い。クラスでも一番小さい方だった。したがって人の波に逆らう力などなく、後ろから押されればそのまま前の人間に押し付けられてしまうのが常だった。この時、ちょうど胸の辺りが相手のお腹に埋まるような格好になってしまうのである。
その日も太ったオヤジの腹に、否応無く胸を押し付けてしまっていた香澄だった。オヤジにしてみれば香澄のような制服美少女に抱きつかれた形になって悪い気などするわけがない。それも可愛い膨らみが腹に当たっているのだ。気色よい事この上なかったことであろう。
オヤジは上から少女との密着部分を締まりの無い顔で見下ろしていた。香澄の鼓動と体温をその弛んだ腹に受け、なんともラッキーな一日だと思った男だったが、ふとある事に気付いてしまう。
(お・・・!?)
白い薄手のブラウスが少女の汗で透き通りかけている。しかし、下着のラインが見えないではないか。
オヤジはまさかとは思ったが、後ろに力を入れてその腹を僅かに引っ込める。そうして自分の腹に埋もれていた少女の胸を改めてじっと見つめたのだった。
(んおっ! お、お、おっぱ・・・!!)
男は息を呑んだ。
白い布地に少女の肌色が薄く透けて見えていたのだ。しかも膨らみの先端にある薄桃色の突起物までもが、はっきりと確認できてしまっていた。
寝坊して慌てていたため、うっかりブラを付け忘れていた香澄。頭の上でオヤジが鼻息荒く自分を覗き込んでいることなど知る由もない。乳首の形が分るほど汗で透けてしまっている胸をオヤジに間近で見られているというのに。
(お・・おおぉ・・・。これが若い娘っ子の・・・ごくっ・・・)
この状況をそのままやり過ごせるほど、男の頭も冷えてはいなかった。半ば無意識に目の前の果実に手を伸ばしていくオヤジ。
「きゃ・・・!? な、なに?」
香澄はハッとなった。
ガタンと揺れた拍子に、前に立っていた男が再び身体を押し付けてきたのだが、何か様子が変だったのだ。胸の辺りの感じが何か妙である。見ると、不自然に腰まで上げられた男の両手が胸に押し当てられている。というか自分の乳房が包み込まれるようにして男の手の中に収められているではないか。
「え・・・。な・・な!?」
突然のことに戸惑う香澄。電車の揺れでたまたまこうなったのだろうか? 一瞬そうも考えたが、すぐに違うという事を否応なく知ることになる。男の指先が妖しくうごめき出したのだ。
「んぁっ!?」
明らかに男の手は自分の胸を揉んでいる。まるでゴムボールを弄ぶかのように。突然の電車内での淫らな行為に、香澄はただ焦るばかりだった。
オヤジにしてみれば、目の前に美味しそうな果実がぶら下がっているのを我慢しろというのが無理であった。香澄の若い乳房を鷲づかみにし、両手いっぱいにその柔らかな感触を堪能していたのだった。
「あっ・・んんっ・・・!! だ・・誰? む、胸を・・・!」
ようやく自分が痴漢にあっていることを理解した香澄だが、突然のことと恥ずかしさで大声を出せない。どうしよう、どうしようと思っているうちに、男の手の動きはどんどん荒々しくなっていった。
「んうっ・・・!! やだ・・・い、いたっ・・・!!」
そのせいで香澄のブラウスのボタンは幾つかちぎれ飛んでしまっていた。密着した状態で香澄の胸を触りまくっていたオヤジだったが、時折身体を仰け反らせて自分が弄んでいる少女の胸を確認していた。そんなオヤジの目に映ったのが、ちぎれたボタンの間から見え隠れする少女の『生』の膨らみだったのだ。白い布地の隙間に見える若い肌の色。そして桜色の乳輪までもがチラリと見えた時、もはやこのオヤジに躊躇などなかった。ニタリと笑いながら少女のブラウスの中へとその手を侵入させていく男。
「はっ!?」
香澄が息を呑む。男のごつごつした手に直接乳房を掴まれてしまったのが、はっきり分ったのだ。このとき、ようやく自分がノーブラであることに気付く香澄。しかし、それはあまりに遅すぎたといえる。
少女の小振りな乳房をその手に包むと、今度はゆっくりとその柔肌の感触を愉しむオヤジ。固さをほぐすようにモミモミと優しく指先を動かす。
「・・・・・!!」
両手で服を押しのけるようにして左右の胸を揉まれてしまったため、香澄の乳房は剥き出しの状態になっていた。オヤジと密着していたので周囲が気付く様子はなかったが、この状態で声を上げようものなら、周りに晒し者になってしまうのは明白である。香澄はもう駅に着くまで耐えるしかないと震えていたのだった。
こうしてそれまでの間、少女の乳房は完全にオヤジの玩具となってしまったのである。
香澄がじっと耐えていることを察知したオヤジは、ニヤケ顔で少女の乳房を弄ぶ。実は先ほどから香澄の乳房の微妙な変化にも気付いていたのだ。少女の乳首が次第に固さを帯びてきていたことに。
「く・・・ん・・・・。や・・やだぁ・・・」
頬も赤く染まっていた。それが暑さのせいだけではないこともオヤジには読まれてしまっていたようだ。
両手で香澄の乳房を揉み回していたオヤジだったが、不意にその手をすっと離す。
「は・・・・・」
乳房を解放され、一瞬ほっとする香澄。しかしすぐに別の感覚が襲ってきたのだった。
「ひっ・・・!」
オヤジの指先が香澄の乳首を摘まみ上げた。そしてクリクリとこね回してきたのだ。
「くぅ・・・。あっ・・あっ・・・!! なっ・・・。やっ、やめ・・・!」
電気が走るような感じを胸の先端に受けて戸惑う香澄。それが快感であることを認められずに・・・。
こうして固くなりかけていた香澄の乳首は、あっという間に起たされてしまった。
時折身体を僅かに離し、両手で香澄の乳房を下から持ち上げるようにして、その形を愉しそうに鑑賞するオヤジ。自分の手の上で少女の乳房が小さく震えているのが愉しくて仕方がないようだ。そして、ビンビンに尖った乳首を親指の腹で転がしながら、恥辱に頬を染める少女の表情をも覗き見ていたのだった。
「ああっ・・・! も、もう・・・や・・・やめて・・ください・・・」
感極まり、消え入りそうな声でオヤジに懇願する香澄。
「うっへへ・・・。かわいいオッパイしておる・・・。嬢ちゃん、いくつだ?」
香澄の頼みなど聞き入れるはずのないオヤジは、からかうように囁くだけだった。乳房への愛撫を続けながら。
「ああん・・・。や・・めて・・・」
「ほれほれ。こうやってよく揉めば・・・もっと大きくなるかもしれんぞぉ・・・」
「ああっ・・・・」
香澄は父親よりも年のはなれていそうなオヤジに乳房を手にとって弄ばれながら、どうすることもできない自分が悔しかった。しかも恥ずかしくも乳首を起たせているのだ。こんな恥辱は今まで味わったことはなかった。
こうして乗換駅に着くまで、香澄の乳房をオヤジが離すことはなかった・・・。
しかしその日から毎日のように、これ以上の恥辱を味わうことになるのである。
じっと痴漢のなすがままになっていたのがまずかったようだ。実はこの時、周りの男たちは香澄が痴漢にあっていることに気付いていたのだ。それというのも、自分たちも同じ時間帯に一人乗り込んでくる制服美少女を狙っていたクチだったからである。
そうとは知らない香澄は、周りに気付かれないように必死だったのだが、周囲の目には、乳房を剥き出しにされて揉みまわされても抵抗しない、都合のいい獲物にしか写らなかった。また何人かの者は、香澄の勃起した乳首までもちゃっかり拝めていたので、痴漢されて悦んでいたんじゃないかと思う者さえいたのだった。
つまり香澄が必死に痴漢に堪えていたのは、まったくの無駄だったと言える。それどころかこの事で、翌日から毎日痴漢にあう羽目になってしまったのだ。
こうして香澄の顔を覚えたオヤジ達によって、次の痴漢が生まれていくのだ。さらにその行為をエスカレートさせながら・・・。
駅のホーム。
ようやく、満員電車での恥辱から解放された香澄は、沈んだ顔で乗り換えの電車を待っていた。鞄で胸を押さえながら、頬を染めてたたずむ少女。こうしていないと、汗で滲んだブラウスの下が透けて見えてしまうのだ。
(早く学校に行って、体操服でも下に着なくちゃ・・・)
まだ、乳首が起っているのがよくわかる。さんざんオヤジに嬲られて、ビリビリとした感じが未だにおさまらないのだ。
先ほどの事を思い出し、カッと赤くなる香澄。そんなときだ。
「気持ちよかったねー」
「えっ!?」
突然背後から掛けられた言葉に、ぎょっとする香澄。見ると、友人の響子がニコニコしながら立っているではないか。
「なっ・・なっ!?」
言葉を失う香澄に、響子が首をかしげる。
「どうしたの? 香澄ぃ・・・顔、赤いよ」
「あっ・・・、きょ、響子ちゃん・・・。あ、あの・・・」
香澄は息を呑んだ。まさか、痴漢されていたのを見られてしまったのだろうかと、咄嗟に思ったのだ。
「それより、さっきの風・・・、冷たくて気持ちよかったよねー」
「え・・・? あ・・・」
一瞬間をおいてから、思わず赤面してしまう香澄。友人は、ホームに吹いた涼風のことを話していただけだったのだ。なぜ痴漢のことだと思ってしまったのだろうか・・・。
友人のおしゃべりにも上の空で、香澄は必死に何かを否定しようとしていた。
*
数日後。
(やだっ・・・。また・・・)
通学途中。いつもと同じ満員状態の電車内。香澄の背後に怪しい動きをしている男がいた。今となってはいつもの事である。また、痴漢にあうのは毎日の事だったが、いつも同じ人間にというわけでもなかった。香澄にしても車両を変えたり、ぎりぎり時間をずらして乗車したりしてみたわけであるが、なぜかその度に別の痴漢にあってしまうのだ。
ちなみに今日の奴は、かなり年をとった老人のようだった。
(あ・・・・!!)
半世紀以上も年が離れていようかという老人の、しわしわの手が香澄のわきの下からぬーっと入ってきた。そのままぎゅっと少女の胸に掴みかかる老人。もう、胸を触られない日はないというほど日常化していた。後ろから触られるのは大抵座席前のつり革に掴まっている時だ。普通なら座っている人が気付いてくれそうなものだが、なぜか皆寝ているか新聞を読んでいるかしていて、今まで助けられたことなど一度もなかった。
今回もそうである。香澄の白いブラウスの胸の膨らみが、老人の両手で形を変えられているのが分るほど揉みしだかれているのに、前に座っている男たちはピクリとも動こうとしないのだ。
(んんっ・・・・。こ、こんなお爺さんに・・・!!)
しだいに頬が紅潮してくる香澄。毎日のように悪戯されて身体の方もかなり敏感になってきていた。最初のうちは何かおぞましいような、びりびりする感じを受けていただけであったが、このところは身体の奥が熱くなるような感覚に変わってきていたのだ。
これ以上されたら変な声を上げてしまいそうだ。こんなに顔を赤くしていては、逆に周りに気付かれたくない。そう思った香澄は、電車の揺れで老人の手が一瞬はなれた隙に、片手に持っていた鞄を胸のところにピッタリと押し当てた。普通の手さげ鞄であるが、片手で胸に抱え込むことで、痴漢の魔手からなんとか逃れることができたのだった。
ほっとする香澄。これでもう安心だと思ったのだろう。しかし後ろの老人は、こんなことでは引き下がらなかった。逆にニタリと汚い歯茎を見せたくらいである。
(・・・!!)
香澄がビクリとする。老人が今度はお尻を撫でてきたのだ。今まで香澄は胸ばかり触られてきていた。それと言うのも、周りの男たちとの背の高さの関係から腰から下に手が伸びることは無かったのである。それほど胸が無防備で触りやすかったとも言えるのであるが・・・。
しかし、今回の老人は香澄と同じくらいの背丈と言うか、腰が曲がっていたので、逆に下の方が責めやすかったのだ。
なでなでとお尻を触る感触にぞわぞわっと身震いする香澄であったが、老人の手はスカートの裾を捲り上げると、さも当然のように下着の上を撫でまわしてきた。
(・・・・!! !)
やや小さ目の香澄の臀部を枯れた手が撫でまわす。そして、割れ目にそってゆっくり下へと指を這わせていくのだった。
(え!?)
香澄は焦った。このとき電車の揺れに耐えるため、少し脚を開き気味にして立っていたのだ。しかし老人の指は止まらない。まっすぐ下へ向かった指先が、そのまま股間を伝って前の方へと伸びてきていた。
(ちょっ・・・だっ、だめっ・・・。あ・・・あ・・・。ああっ!)
ついに老人の指が少女の最も敏感な中心部に到達してしまった。下着の上からとはいえ、大事な部分に男の2本の指がピッタリと張り付いている。あまりのショックに香澄は固まってしまった。そんな香澄に構わず、老人は指先で『その部分』をグリグリと捏ね繰り始めたのである。
「んあぁっ!!」
思わず声を上げてしまった。はっとして周りを見る香澄。しかし、電車の音に消されたのだろうか、誰も気付いている様子はなかった。
「はぁ・・はぁ・・・んんっ!」
なんとか声を押し殺そうとする香澄だったが、執拗な老人の責めに、どうしても声が出てしまっていた。しかし、不思議と周りに気付かれている気配がないため、たんだん声を押さえることに気が回らなくなってきていた。周りには気付かれていない・・・。しかし、これは香澄が勝手にそう思い込んでいただけだったのだが。
「はあぁぁん!!」
老人に嬲られ大事なトコロが熱くなってきているのがわかる。それもジュンと湿りを帯びてきていることが。それは老人にもはっきり知られてしまっていた。指先に、ほのかな湿りを察知した老人は、片方の手でスカートの前の裾を捲り上げると、香澄の腰の横から頭を回し、少女の股間の様子を愉しそうに覗き込むのであった。無論、指先は少女の股間を責め続けたままだ。香澄の白い下着がしわになりながらジットリ濡れているのがよく分る。
ちょうどその前には太ったオヤジが俯いて寝ていたのだが、香澄にはこのオヤジが薄目を開けていたことなど知る由もなかった。
このオヤジ、いつも痴漢にあっている子がいるのは知っていたが、それがまさか自分の目の前に現れてくれるとは思ってもいなかった。突然の朝の幸運。老人の手によって上手い具合にめくられたスカートの奥。そこには白い布地に覆われた少女の股間がはっきりと見て取れていたのだ。しかも恥ずかしいシミが広がっていく様子までもが。こんな光景はめったに見られるものではなかった。
2人の男にスカートの中で起こっている痴態を覗き見られているというのに、そのことにすら気付かないでいる香澄。もう何をされているのか分らなくなるほど感じていたのである。
たっぷり下着を濡らしてしまった香澄の股間を覗きながら、調子に乗った老人が、とんでもない行動に出ていたことにも・・・。
老人は、隠し持っていた小型のハサミを持ち出すと、香澄の腰の布切れに、そっと差し入れる。
チョキン・・・。
小さな音と共に、布の端がポトリと片方下がったのが、前のオヤジにもはっきり見えた。それでも、わずかに少女の股間は布で守られている。しかし、もう片方の腰の布にも、老人のハサミは容赦なく入れられたのだ。その意図をはっきり認識したオヤジも思わず息を呑む。
「はぁ・・はぁ・・・。(やめてくれた・・・?)」
このとき、老人の指の動きが止まっていたため、香澄はようやく解放されたと勘違いして、ぼーっとしていた。自分の大事な部分が今まさに晒されようとしていることも知らずに。
チョキン・・・。
再び、その音が響く。無論、香澄には聞こえない。
「ぐおっ!!」
突然、前で寝ていたと思っていた男が妙な声を上げた。硬直したまま血走った目をして何かを凝視している。
「え・・・・。あ・・・・!」
見るとスカートがまくられている事にようやく気付く香澄。前にいるオヤジの視線の先も分ったが、ただ、下着を見られただけだと思っていたようだ。バッとスカートの裾を押さえる香澄。
しばらくして、老人はどこかの駅でさっさと降りていった。そのポケットに少女の香りが染み込んだ布切れをしっかり納めながら。
その後も前に座っているオヤジは、ずっと香澄の顔をニタニタと眺めていた。その、まとわりつく視線に言い様の無い悪寒を感じた香澄だったが、まさか自分の一番恥ずかしい部分を見られてしまったとは思ってもいないようだ。そう・・・、オヤジの網膜には、香澄の赤く充血して濡れきっていた秘所の様子までもが、ばっちりと焼きついていたのだった。おそらく、老人よりもいい角度をキープして。
恥ずかしそうに目線をそらしてたたずんでいる少女を前に、その赤く火照った可愛い顔を舐めるように見上げるオヤジ。ほんの一瞬だったが、確かにこの美少女の『アソコ』を拝んでやったのだ。しかも、目の前にある短めのスカートの中は今も・・・そう考えると興奮覚めやらぬ様子である。
また、こうしてほくそ笑んでいたのはこのオヤジだけではなかった。前に座っていた男たちも同様に、香澄が痴漢にあっている様子をチラチラと窺っていたのだ。皆見て見ぬ振りをしていただけだった。美少女の耐え忍ぶ姿を愉しみながら。同然、下着を剥ぎ取られた事も皆知っていたようだ。
(・・・・? な・・・なに・・・・?)
周りから受けるあまりの異様な視線に、さすがに何かを感じる香澄。スカートの裾が揺れる度に、男達の目が血走っているようだった。
(あれ・・・? え・・・・? ええっ!?)
股間が、なにやらスースーすることに、ようやく気付く香澄。あまりの事に信じられない様子で茫然自失となっていたが、前のオヤジの囁いた一言が、香澄にとどめを刺した。
「まだ生えてないとは、くっくっ・・・。ちょっと遅いんじゃないかぁ?」
「っ!?」
思わず股間を押さえる香澄。その途端、周りからクスクスと異様な笑い声が聞こえてくる。ぶるぶる震えながら、香澄はおかしくなりそうだった。
(いやっ!!)
ついにこの状況に耐えかねた香澄は、途中の駅で逃げるように降りて行ったのだった。
*
見知らぬ駅で降りた香澄は、どこへ行くでもなく、とぼとぼとさまよい歩いていた。とても学校に行く気には、なれなかったのだ。
見られてしまった。あんなに近くで・・・。脚を開いて立っていた香澄の秘所は、すべて見られてしまったことになる。そう考えると今更ながら、たまらなく恥ずかしさが込み上げてきたのだった。
「もお・・・やだぁ・・・」
また、痴漢にあった後は、いつも妙な感じが全身を包んでいた。気だるいと言うかやり切れないと言うか、とにかく落ち着かないのである。それは最近特に酷くなっている気がしていた。
真っ赤になりながら、あてもなく歩いていく香澄。学校をサボるなんて初めてのことだった。もし、理由を聞かれても、痴漢にあったなどとは、恥ずかしくて言えるはずがなかった。
これからどうしようかと思い悩む香澄だったが、しばらく歩くと公園が見えてきた。結構大きな公園だ。ふらふらと中へ入り、そこにあったベンチに腰を下ろすと、香澄は深い溜め息をつく。
「はぁ・・・・・」
そっと胸に手をやってみた。まだ乳首が起っているのが分る。股間も濡れていた。ついさっき、いかに執拗な責めにあっていたかが覗える。しかも下着まで取られてしまって、たまらなく心もとなかった。
しかし一番悔しいのは、そんな痴漢たちの責めにいつしか感じていた自分に他ならなかった。それもこんなに身体を反応させて・・・。やり切れなさに、ぎゅっと全身に力を入れて震える香澄。その時である。
「おい、嬢ちゃん。どうかしたか?」
「えっ!?」
突然声を掛けられハッなる香澄。見ると目の前に、汚い服装の太った男が立っていた。
こんな時間に、こんな所で座っている制服少女を不思議に思ったようだ。しかも何やら赤い顔をして身体を押さえていたのでなおさらである。
「さっきから、胸ぇ、押さえて・・・へっへ。ん?」
「あ・・・・」
香澄はぶるぶると震え出した。いつも痴漢にあっている男達に、目の前の男が重なるのである。痴漢の姿はよく見えないので、香澄にとっては、中年太りの汚いこの男がそのイメージにピッタリだったのだ。
「いやっ!! 汚い! よらないでっ!!」
香澄は男をすり抜けると、一目散に公園の奥に駆けて行った。
「なんだとぉ! このガキぃ!!」
男の罵声を背にして、息を切らせながらも走り続ける香澄。いつしか彼女の周りを不気味な霧が覆ってきていることにも気付かずに・・・。
「はぁ・・はぁ・・・はぁ」
ずいぶん走った割に、なかなか公園の外に出られない。さすがに妙に思えてきていた香澄がふと立ち止まると、目の前に木造の建物がその姿を現した。
「あ・・れ? こんなところに、お店・・・?」
それは何かの店のように見えた。古そうな大きな看板が見える。しかし見たことも無い文字だったので、香澄には読むことができない。
そんな妖しげな店だったが、なぜか香澄は中へ吸い寄せられるように入って行ってしまうのだった。自分でも不思議なほど無意識の行動だった。
中へ入ると、夏だというのに冷たい空気が流れている。冷房とは違う、何かぞくぞくする感じが漂っていた。
店の中にはいろいろな物が並んでいたが、それが何かはよく分らない物ばかりであった。
杖のようなものや、壷のようなもの、いずれもあまり見ない形をしていた。
「なにか、お探しで?」
背後から突然声がしたので、香澄は手にとっていた品を危うく落としかけてしまった。
「あ、お気をつけて!」
「は・・・! あっ、す、すいません!」
見ると、ここの主人であろうか。身なりの良い老紳士が立っていた。
「ああ、よかった。これを壊すと大変なことになる所でしたよ。お嬢さん」
「は、はい。どうも。そんな高価なものとは知らなかったので、ごめんなさい・・・」
「いや、そう言うわけでは・・・。それより何かご所望では?」
老紳士は笑みを浮かべながら香澄に店の案内をする。しかし、その説明は少女の頭を悩ませる物ばかりであった。
「これなどは、いかがですか? ポゼスメダリオンと言って、相手の身体に憑依し自由に操れるメダルなんですよ。しかもその間、相手の意識や感覚は覚醒したままですので、その反応を充分に楽しめると言う・・・」
こんな調子で主人の説明が続いたのであった。
「あ、あのー、からかうのはやめて下さい・・・」
困惑気味の香澄に、老紳士は言葉を止めると、にっこり微笑んだ。そして奥からなにやら小箱を持ってくると、香澄に差し出すのだった。
「では、これをどうぞ」
「だから、わたしはなにも・・・」
「毎朝、お悩みでしょう? 電車の中で・・・」
その言葉に香澄はドキンとした。
「な・・・!?」
「これを使えば、二度と貴女の身体に触れようとする者はいなくなりますよ。どうですか?」
どういう事だろう。なぜ自分が痴漢に悩んでいるのを知っているのだろう。そんな思いが頭の中をぐるぐる回っていた。
「でも、それは本当の望みなんでしょうか?」
「?」
老紳士の言葉の意味が分らない香澄。
「だって貴女は、そうされることを望んでいるのだから・・・」
「な!? わ、わたしが痴漢されるのを望んでいるって言うんですか!?」
真っ赤になって反論しようとする香澄。しかし老紳士は続けた。
「ここは、欲望をかなえる店『カオスカナル』。ここにこれた者の欲望を満たすために存在しています。貴女の本当の望みは何でしょう?」
そう言って、小箱を香澄に渡す老紳士。
「いいでしょう・・・。それが望みならば、これがきっと叶えてくれます。でも、もし違っていたら・・・」
「え? ちょ、ちょっと! わたしは・・・!」
「自分を偽ることは許されないのです。その時はおそらく・・・・・・」
にっこり笑う老紳士が香澄に何か言いかけた瞬間、まばゆい閃光が辺りを包んだ。
「きゃ!?」
気が付くとそこは元の公園の中だった。何も無い芝生の上でポツリと一人立っている香澄。無論周りに店などない。
「い、いまの・・・夢・・・?」
しかし、それが現実だったことは手の中にある小箱が物語っていた。
「こ、これ・・・?」
恐る恐る小箱の中を覗いてみる香澄。すると、中には小さなガラス玉が一つ入っていた。
ただのビー玉の様にも見えたが、なにか青白く光っているようにも見える。周りが明るいので、はっきりとは分らないが。
「本当に・・・」
とても信じられなかったが、先ほどの事もあるし、不思議な光を放っている玉を見ていると何かすごい力があるようにも思えてきた。
しかしその時、ふっと老紳士の言葉が頭をよぎる。
『それは本当の望みではない』
ぶるぶると頭を振る香澄。そんなことあるわけない。たしかに痴漢されるようになってから身体は過敏なまでに感じやすくなっていた。だからと言って喜んでなどいない。絶対に違う。そう自分に言い聞かせていた。
「でも、どうやって使うのかな・・・?」
香澄が首をかしげている時だ。
「あれ? お前は・・・。ケッ、まだこんな所にいやがったのかっ!」
「え?」
それは先ほどの汚い男だった。香澄にゴキブリ扱いされて、酷く憤慨しているようだ。
「学校、サボってるんか? とんでもねーガキだなっ、まったく・・・」
「う・・・」
やはり、この男に嫌悪の心が隠せない香澄。思わず後ずさりする。
「ちっ・・・。なんだぁ? その目は! 馬鹿にしおって!」
男が、香澄の頭を軽く小突こうとしたときだ。手にもっていた玉をぎゅっと握り締めた香澄が目をつぶって心の中で叫ぶ。
(乱暴しないで!!)
瞬間、男の手は香澄の身体をすり抜けるように空を切った。その拍子にバランスを崩してしまう男。
「うおっ!? な、なんだぁ・・・?」
男はよくは分らなかったが、香澄が上手く避けたのだと思った。
「こいつっ! どこまでも舐めやがって・・・」
怒りをさらに露にする男だったが、香澄はその時起こった奇跡に驚きを隠せなかった。確かに、自分の身体を男の手がすり抜けたのだ。もはや、この玉の力に疑いはなかった。
「このガキっ!!」
願っただけで、なんでも実現した。本気で掴みかかろうとしてくる大男を、ひらりと軽くかわしていく事など簡単だった。男の方は、わけが分らないといった様子だ。
「あは。あはは・・・・」
思わず笑ってしまう香澄。そんな香澄を見て、男の怒りがおさまるはずはない。
「こっ・・・こいつっ・・・。もう、許さんっ!」
懇親の力を込めた男が、香澄の身体を初めて捕らえた。後ろから羽交い絞めにして、完全に動きを封じたのだ。しかし、香澄にはどうという事はない。直ぐに振りほどくことができたからである。ちょっと願うだけで・・・。
「へ・・・へへっ。やっと捕まえたぜ。観念しやがれっ、このガキ!」
勝ち誇る男に、抵抗すら見せず余裕の香澄。しかし、その優位はここまでだった。
男が弾き飛ぶように願おうとしたときだ。男の右手が、むんずと香澄の胸を掴んだ。
「あっ!?」
「へっ・・・。ガキのくせに、出るとこはちゃんと出てやがるぜ」
そう言って、胸の弾力を確かめるように、ぎゅっとその手に力を入れる男。
「ああっ!」
今朝の痴漢の余韻が、未だ醒めやらない香澄の身体がビクンと反応する。
「いやっ! 私の身体に触らないで!!」
声を上げ、今までで一番強く念じた香澄。瞬間、男は宙を飛ぶ・・・はずだった。
「!?」
香澄は驚愕した。男が弾き飛ぶどころか、自分の身体すら動かせないことに気付いたのだ。そんな香澄の戸惑いなど知らない男は、うってかわって何の抵抗も見せない香澄に、もう片方の胸もその手に捕らえてしまう。
「あうっ!」
「へへへ・・・。触らないでだとぉ? まったく生意気なガキだぜ」
ここぞとばかりに、少女の両胸に掴みかかる男。初めは香澄のような小娘に馬鹿にされたことを怒って、少々痛い思いをさせてやるぐらいに思っていたが、どういうわけか、今、その少女の胸に触っている自分にふと気がつく。
「あっ・・あっ・・・!」
「ん・・・?」
よくよく考えてみれば、制服美少女の胸に堂々と触っているのだ。ガキだとばかにしていたが、この感触はどうだ。この両手に伝わってくる柔らかなものの感触は・・・! 気が付くと、男はモミモミと少女の胸を揉みはじめていた。
「あ・・ああん・・・! だ、だめー!! 触らないで!!」
しかし、またしても身動きできない香澄。願えば願うほど身体が硬直していくようだった。嫌がって見せても、まったく逃げようとしない香澄に、もしかしてまた自分をからかっているのではと考える男。そう思うと、再び怒りが込み上げてくるのだった。
「は・・ははーん。なにか企んでやがるな? こいつ・・・」
そう言って香澄の身体を離すと、今度は正面からジロリと少女を見下ろした。
「おい、何とか言わんか」
「べ、別に・・・、私は・・・」
男が離れても、一向に動けないでいる香澄。胸を揉まれていた時と同じ格好で両腕を開いて立っているのだ。
「ばかにしやがって! なら、これでどうだ?」
香澄のそんな姿に、完全に馬鹿にされたと思った男は、少女の胸元に掴みかかると、その白いブラウスを思いっきり引き裂いてしまうのだった。
「きゃあ!?」
男の前に、白い清楚なブラジャーが現れる。しかし、少女に逃げる様子はない。
「あ・・・・」
「へ・・へへへっ・・・い、いいのかなぁ? これも取っちまって・・・」
フロントホックだったので、前から簡単に外せてしまうのだ。さすがに、これは逃げるだろうと思ったが、それでもブラのホックに指をかけてみる男。
「や、やめて・・・!」
しかし次の瞬間、何の抵抗も無く白いブラジャーはパラリと2つに分かれてしまった。
「おおう!?」
「い、いやっ・・・・!!」
男の目の前に、香澄の可愛いらしい2つの膨らみがこぼれ落ちたのだ。
まだ膨らみきっていない少女の白い乳房が日の光に当たっている。その先端にちょこんと付いている色艶のよい乳首。それが小さく震えていて何とも愛らしかった。
「へ・・へへへっ・・・。お、おい、いいのか? オッパイが丸見えだぞぉ・・・」
「だっ、だめ・・・。見ないで・・・!!」
「最近のガキは発育いいって聞くが・・・。へへ・・・ち、乳首も、こんなに・・・」
「ああ・・・・・・!」
ニタニタ笑って下品に話し掛けてくる男から、ただ恥ずかしそうに目線をそらすだけの香澄。
ここまでされても、まるで医者に胸を見せているかのように、隠そうともせずじっと立っているのだ。男にはその理由など分ろうはずはない。
そんな中、香澄の乳首の様子が普通でないことに気付いた男が、ニヤケ顔で言う。
「あれぇ? ぐふふ・・・。嬢ちゃんの乳首、起ってないかぁ?」
「あ・・・・・・・!!」
「おう、おう・・・。両方とも、こんなに起たせおって・・・むふふ」
「そ、そんなこと・・・!!」
香澄の否定も空しいばかりだった。男の目にもはっきり分るほど、香澄の乳首は上を向いてピンと尖っていたのだ。そんな恥ずかしい状態の乳首を、男の指先が軽く弾く。とたんに乳房全体がプルンと震えた。
「あっ・・・あんっ・・・!」
敏感になっている先っぽを突付かれ、思わずビクンと反応してしまう香澄。そんな少女の様子を愉しみながら、男は舐めるような視線で乳房を見回していた。鼻息が胸にかかるほど近くで見つめられているのが分るのに、まったく動けないでいる香澄。もうわけが分らないといった顔だ。
一方男にとって、もはや香澄が何を企んでいようが、関係なくなっていた。ここまで少女の身体を堪能できたのだ。たとえこれから何が起きても構わないとさえ思っていた。
こうして、たっぷりと香澄の乳房の形を鑑賞した男は、ついにたまらず直にその手に収めてしまう。
「あうっ・・・」
「へ・・・へへへ・・・。ちっこいくせに、いっちょ前に感じやがって・・・」
少女の乳房とは、こうも柔らかいものなのかと感動しながら揉みまくる男。まるで乳しぼりのような手つきで揉みながら乳首を上に向けさせると、おもむろにそれを口に含むのだった。
「えっ? あ? はあぁっ!!」
ここまでは痴漢にもされたことはなかった。胸の先端に初めての感触が走る。
「い・・やぁ・・・。は、はなしてー!」
どんなに念じても何も起きない。ただ、身体が硬直するだけだった。
男の汚い唇から、ピョコンと飛び出す少女の可愛い乳首。唾液でべっとりさせながらピクピクと振るえているのを見て、男は香澄に意地悪く言う。
「へへへ。ほんとは気持ちいいんだろ?」
「なっ!!」
「こうしてほしかったんじゃねーのか? へっへっへ・・・」
「う、うそよっ!!」
香澄はカッとなって否定したが、頭の片隅であの時の老紳士の言葉が思い浮かんでいた。
「じゃあ、なんで逃げないんだ? ほれっ」
そう言って、既にビンビンに起っている香澄の乳首を指で摘むと、上に引っ張り上げる男。クリクリと刺激を与えながら。
「あううっ・・・ん・・んんっ・・・!!」
「こんなに固く起たせおって・・・。へっへっへ・・・正直に言いなよ、お嬢ちゃん」
男の言うように、こんなことをされても逃げようとしないのだから、そう思われても仕方がなかった。
「まあ、いい。何を考えているか知らんが、こっちも勝手に愉しませてもらうんでな」
「あ・・・・!」
香澄は焦った。男の目がスカートの方に向けられたのが分ったからである。
「へっへっへ。最近のガキは、どんなパンツはいてんのかな?」
「たっ、だめーーっ!!」
冗談ではない。下には何もはいてないのだ。必死に身体を動かそうとする香澄だったが、まったく動かない。しかもこの時、脚はかなり開き気味だったのだ。
「いっ、いやーーーっっ!!」
「なんだ? いまさら、パンツ見られるぐらいで・・・オッパイ丸出しのくせによぉ」
にやけた顔でスカートの裾を掴むと、ゆっくりと持ち上げていく男。健康そうな太股から見え始め、その付け根にあるはずの布地を覗き込もうとした時だ。
「ふおっ!?」
「あーーーーっ!!」
顔を覆うこともできない香澄。しばらく、男は何も言わなかった。ただ、じっと少女の股間を凝視していたようだった。
「ふ・・・ふはは・・・」
ようやく、言葉を取り戻した男が、下から香澄の顔をチラリと見上げると、引きつった顔をして言うのだった。
「お、おい、嬢ちゃん・・・。こりゃあ、校則違反だろ・・・。ふ・・ふへへへっ」
思いがけず、少女の可愛い小粒が僅かに顔を出しているのまで見えてしまった男は、少々頭のネジが緩んでしまったようだ。再び、少女の股間をかぶり付くように覗き込む男。
「き、きれいじゃねーか・・・ピンク色でよぉ・・・むふふ」
「・・・・!! !!」
「でも、やっぱりガキだな・・・ここはまだ・・・。ふえっへへ・・・」
「いやぁ!!」
全部見られてしまったことを知る香澄。真っ赤になって、それでも目を閉じることしか、今の香澄にはできなかった。
震える少女をよそに男は更に続ける。両手の親指で香澄の閉じられた『その部分』を左右に押し広げてしまったのだ。今度はくっきりとその全てが男の目に映っていた。
「あっ・・・!?」
アソコに空気が触れているのが分る。普段は決して触れない奥の方までも・・・。
呆然と立ち尽くす香澄。しかし男の責めはまだ終わりはしない。
「ひっ!? なっ・・・?」
突然、股間を生温かい感触が襲ったのだ。
「ああっ・・・!? ま、まさか・・・!」
香澄の考えは的中していた。男は口に含んでいるのだ。自分の恥ずかしい部分を。
ピチョピチョピチョ・・・・。
「はあぁぁんっ!!」
卑猥な音と共に、いまだかつてない快感が香澄を襲っていた。男の舌が動くたびに例え様のない刺激が身体中を走るのだ。膝がガクガクしてきて立っていることもままならないほどに。
「んあっ・・・あああっ!!」
「おおうっ! こりゃ、うまい・・・。どんどん溢れてきやがる。うえっへへ・・・」
少女のエキスを吸い尽くさんとするように、その『蜜』を舐め取っていく男。
「やっ・・・、も、もう・・・だ・・・め・・・!」
とうとう耐え切れず身体を引くと、すとんと地面に腰を落としてしまった。尻餅をつきながら赤い顔をして肩で息をする香澄。どういうわけか、この時だけ身体が動いたのだ。
しかし男は、そんな香澄の膝をとると、そのままぐいっと左右に股を広げさせてしまうのだった。
「は・・・!? あっ・・、あーーっ・・・!」
捲りあがったスカートの裾の下で、濡れきった香澄の秘所が日に照らされて光っていた。当然男の目にも、はっきりと映っていたのは言うまでもない。
ヒクヒクとしている香澄の秘所に、逃すものかと再び吸い付いていく男。
「はあぁっ!!」
今度は身体を引くことはできない。男の愛撫から逃れる術はなかった。
時間の問題だったかもしれないが、香澄は今まで、痴漢にあってもイかされたことはなかったのだ。痴漢を受けた後に、身体が火照ってどうしようもない日が度々あったわけだが、その火照りの先を香澄は今、ようやく知ることになるのである。
「そんなっ・・・! あっ・・あっ・・ああっ・・・あーーーーっっ!! !」
頭の中が真っ白になった。なにも考えられないくらいに。ただ、あの時の老紳士の言葉がなぜか頭をよぎるのだった。
『貴女の本当の望みは何でしょう? 』
(わ・・、わたし・・・わたしは・・・・!)
恍惚としている香澄だったが、男の方の欲望はまだ尽きていなかった。カチャカチャとベルトを外す音がする。その意味するところなど香澄には考えられない。無防備に脚を開いたままである。
再び老紳士の声が響いた。今度ははっきり聞こえる。
『ここは欲望を叶える店・・・』
(そうか・・・わたし・・・)
ぼんやりとした意識の中、香澄がその言葉の意味が分ったような気がした。自分の望んでいたものとは・・・それは・・・。
ずっ・・・ずずっ・・・!
「ひうぅっ!?」
突然、香澄の中に衝撃が走った。目の前には男の巨大な身体が覆い被さっている。同時に股間に何かが突き刺さった感じがした。そしてそれが、どんどん自分の中へと押し入ってくるのだ。激しい痛みをともなって・・・。
「ひっ・・ぎっ・・・!! くはぁっ!!」
「ほ、ほれっ・・・もっと力を抜かんか・・・うむむ・・・」
「なっ!? そっ・・・そんなっ・・・ひぃっ!!」
必死に逃げようとする香澄。しかし、やはり身体は動かない。男はそんな少女の腰をがっちり掴むと、そのまま一気に突入してしまった。
ずずんっ!!
「うりゃっ・・・へっ・・・へへ・・・やった!」
「んあああぁぁっ!!」
ついに男の熱くたぎった物が、根元まで香澄の中へと沈んでしまった。
小刻みに腰を動かす男の腕の中で、ただ呆然と空を眺める香澄。動かない身体に無理に力を入れることも、いつしかやめていた。それは股間に走っていたビリビリとした痛みが、だんだん鈍くなってきているせいもあった。
「あっ・・・あっ・・・・!」
「へっ・・へへへ。よくなってきたか? わしもそろそろ・・・出・・・・!」
「っ!?」
香澄はハッと我に返る。男の痙攣が股間に伝わってきたのだ。同時に熱い何かが身体の中に広がっていくのを感じていた。
「むおおぉぅ!!」
「いっ・・・いやぁーーーっ!! !」
男の痙攣は止まらない。膣内を溢れさせるように、溜まりに溜まっていた欲望を少女の中へと吐き出していく。
どくっ・・・どくどくっ・・・。
「ああっ!! !」
最後の一滴まで搾り出したのではないかと思える男は、その後もつながったまま香澄の唇に吸い付いていた。もう何の抵抗も見せない少女を貪り尽くすかのように。
こうして、見ず知らずの男に、その若い肉体を散々弄ばれたあげく犯されてしまった香澄。しかしそれも『本当の望み』を知ってしまった彼女にとっては、悲劇の始まりにすぎなかったのである。
カオスカナル・・・。
香澄はその名を再び見ることになる。そう遠くない日に・・・。
<続く・・・・>
《注意》
この物語はすべてフィクションであり、登場する如何なる人物、団体、国家、人種、地名及び地域等、すべてが架空のものです。また、男性にとって有利とも受け取れる女性の心情に関する心理描写、及び身体機能の記述は、すべてが事実と異なる誤ったものです。
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