第三章  千秋の排卵日(1)  ドクターK・岳瀬浩司 共著 

 

 

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 まだ薄暗い千秋の部屋―――。

「シャァァァー」という扇風機の風切り音だけが静かに響いている。

消えたままの蛍光灯から垂れ下がるヒモの先には、可愛らしいパンダの小さなマスコット。それが時折、扇風機の風を受けてかすかに揺れる。

時刻は朝の6時を少し回ったところ。

敷かれた布団の上には、ランニングとパンツ一枚で寝相もだらしない父親の武夫、そしてその隣りには、ピンクと白のチェツク柄のパジャマに身を包んだ千秋が、身体を丸めながら父親に寄り添うようにして今も穏やかな寝息を立てていた。

夏場、この時刻でも外は充分に明るい。いつもならば、そんな外の明るさが裏手の窓を覆う花柄のカーテンの向こう側から眩いまでに部屋に射し込んでくる時間でもある。が、今朝はまったくそれがない。部屋の中は妙に薄暗い。

(シャァァー・・・・)

―――扇風機の音、しかし、それに完全に紛れる外からの音。そして・・・・雨樋をチョロチョロと水の走る音・・・・。

久しぶりの雨。

先に目覚めたのは、父親の武夫の方だった。かすかに屋外から聞こえてくる雨水の排水音を察知したようである。

彼は布団から身を起こすことなく大きく伸びをした。あくびしながらも彼のその表情には、どことなく喜びの感情が見て取れる。

「休み」なのだ。そう、彼の仕事は建築会社の土木作業員。雨が降ると仕事は休みになる。

既に梅雨も明け、7月も終わりに近かった。梅雨の長雨で遅れた建設現場の工期日程を挽回するため、娘の千秋が夏休みに入った頃から、彼は会社の命令でずっと休みなしで働かされていた。よって今朝の雨は「梅雨明け宣言」以来、初めての「恵みの雨」になった訳なのである。

外の雨音に耳を澄ましながら、そんな喜びを噛み締めている武夫だったが、今も布団に寝転がったままの彼は、ふと、自身の股間が激しいまでに勃起していることを自覚した。ここまで元気な『朝立ち』も久しぶりのことだ。

となると、隣りで今も穏やかな寝息を立てている娘に彼の関心は向いた。連日の肉体労働の疲労が溜まり、ここ4日ほどの間まったく娘を抱いていなかった。だからこそ余計に股間が疼いて仕方なかったのだ。

武夫は枕から少しだけ頭を持ち上げ、自身のすぐ脇で眠っている娘の寝顔をそっと覗き込んだ。まるで子猫のように身を丸めて、寝息も静かにまだぐっすり眠っている様子だ。それを満足そうに確認すると彼は、あと数分もすれば、けたたましく鳴り出すであろう枕元の目覚まし時計のアラームをそっと解除しておく。

そんな彼はふと、目覚し時計の隣り、娘の枕もとに置いてある「あるもの」に目が止まった。

―――『婦人体温計』―――。 白いプラスチックのボディに液晶を搭載し、メモリーまで内蔵したもの。「体温計」としては“やや大きめ”のタイプである。彼が、娘の十四歳の誕生日に買い与えた物だ。

実はそれは他ならぬ中学2年生の千秋自身が望んだ物だった。

確かに十四歳の少女にしてみれば、「誕生日プレゼント」として欲しいものはもっと他にたくさんあった。が、千秋の日々の「暮らし」にとって、「婦人体温計」こそが何よりも必要に迫られていた。おとなしく父親の肉欲行為に身を委ね続けつつも、千秋は次第に自身の肉体の成長を自覚し始め、いつからかその脳裏に「妊娠の危険性」を予期するようになっていたからだ。いつも避妊にまったく無頓着な父親に具体的な「妊娠危険日」を告げることで、その日の性行為を我慢してもらおうと考えたのである。しかし、中学2年生の少女には、いや、思春期の少女にとっては、薬局であれ、どこであれ、それはどうしても恥ずかしくて自身では購入し難いものだった。それに、それは父親に買ってもらってこそ意味があるとも少女は考えていた。もしもそれを彼女が勝手に通販などで購入したとしても、『基礎体温測定による避妊』に「行為者」たる父親の理解が得られなければ、まったく意味がないからである。

こうした思惑を秘めて婦人体温計をねだった千秋に、父親はいささかの思慮もなくあっさりと同意した。彼女の誕生日のその夜、当時ではまだ珍しかったデジタル式メモリー内臓のいささか高価な婦人体温計を買って、上機嫌で仕事から帰って来たのである。

そして、十四歳の誕生日の翌日から毎朝、千秋は自身の基礎体温を測るようになった。そして最も女性が妊娠し易い日とされる「排卵日」すらも、自身で把握できるようになっていったのである。

しかし、そんな彼女の避妊に関する父親への期待は大きく裏切られることになった。基礎体温を測り始めて4週間ほど経ったある日、帰宅した父親に今日からしばらくが「妊娠危険日」であることをあらかじめ告げたにも関わらず、就寝の間際になってから突然、父親が肉体を求めてきたのだ。勿論、千秋は拒絶した。が、頬を叩かれて無理やり犯された挙句、最後はいつも通り膣内に射精されてしまった。余計に悲しい思いをするだけだったのである。

結局、自身の妊娠危険日を把握していても、父親が求めて来る以上、千秋は拒絶することは出来なかった。かといって、今も千秋は避妊を完全に諦めてはいなかった。それからも毎朝、基礎体温を測ることを日課とし続けているのだ。そして「最も妊娠の恐れがある日」が近づくと、それを告げることなくさりげなく父親の求めをかわそうと努めている。それでも一旦性欲を催してしまった父親の前では、ほとんどが無駄な努力に終わる。やはり観念して父親の肉欲行為を従順に受け入れるしかないのだ。それでも行為が白熱して父親が絶頂を迎える直前、千秋はみずから口での奉仕を懸命にせがみ、その唇と舌で父親を絶頂に導いて、みずからの膣内で父親に射精されるのを避けるように努めていた。この「避妊方法」は実に今まで2回成功している。が、失敗も2回。

そんな綱渡りのような危うさで、自分の出来る限りの避妊方法を心掛ける十四歳の少女―――。

こうして千秋は毎朝、自身の基礎体温を測り続けている。それは、今の穏やかな暮らしを大事にしたい自分のためでもある。が、産むことなど決して許されない「実の父親」の子を妊娠して、大好きな父親を困らせないためでもあったのだ。

しかし、そんな年齢には過ぎるほどの娘の健気な心遣いも、父親「武夫」の鬼畜のような肉欲の前には、何ら意味を持っていなかった・・・・。

薄暗い部屋の中、父親は目覚し時計の隣りに置かれていた娘の婦人体温計にふと目が止まった。無造作にそれを手に取り、淫靡な笑みを漏らしながらしばらくはそれを見入った。が、再び畳の上に置いた。ただそれだけである。特に何の感慨もない。彼にしてみれば「娘が妊娠する」ことなど、まったく想像が出来なかったのだ。確かに娘の容姿やその仕草に、十四歳の年齢には見合わぬまでの美貌や色香を感じる時はある。しかし、娘が「まだ子供である」ことを感じる瞬間の方が実に多い。しかも彼は、先逝たれた妻の面影を色濃く引き継ぐ娘に、あれほど子作りに専心して一人娘しか産めなかった「妻の妊娠しにくい体質」を勝手にイメージしていたのだ。何よりそんな妻と励んだセックスの経験を通して、「女性はそう易々と妊娠しない」と思い込んでいる。

布団に身を横たえたまま自身のパンツの中に片手を突っ込み、その勃起の勢いを再度確認する父親。その口元に淫猥な笑みが浮ぶ。

やがてそんな彼は、娘を起こさぬように静かに布団から身を起こすと、横向きに身体を丸めて眠っている娘の、パジャマに包まれたその小さな身体をゆっくりと仰向けにさせていった・・・・。

 

 


 

 

 (何かゴソコゾしている・・・・)

遠くに、まるで他人事のように、ただぼんやりと、その気配が伝わった。

プツッ、プツッ、・・・・。

朝なのか、まだ夜中なのか、はっきりと判らない。ただ、自身のパジャマのボタンが外されていくのが、何となく判った。

(まだ、眠い・・・・。まぶたが重い・・・・)

やがて胸元に、フワァーッとした空気が舞い込む。

(お父さんに・・・・、何か・・・・されてる・・・・)

ただそれだけ、「相手が父親であること」だけを、少女はぼんやりした頭の中で感じた。

やがてパジャマが肌を擦れる、・・・・ような感覚―――。シュッ、シャッ、と遠くに聞こえる「衣擦れ」、のような音・・・・。

それらが、父親によって自身の衣服が次々と脱がされていくものであると、千秋はまったく把握できていなかった。いや、まどろむ意識に理解はしつつも、自覚には至っていなかったのだ。

まったくの低血圧。千秋は余りにも朝に弱い。

(あ・・・・、・・・・)

時間の経過は不明瞭だった。虚ろな感覚と現実の感覚が何度となく交錯し、再び意識は深い眠りの底へ落ちていく。しかし、既に上半身はおろか下半身まで外気に晒してしまい、下着もすべて脱がされてしまったみたいである。そのことを千秋も途切れがちな意識の中でなんとなく感じていた。が、無防備に布団の上に弛緩する十四歳の裸体には、この時既に、手のひらや唇を使った父親の愛撫が開始されていた。

(ん・・・・、何か、変・・・・な感じ・・・・)

父親の手のひらが、意識のない千秋の初々しい素肌を堪能するように隅々まで這い回っていく―――。その可憐な乳房を優しく揉み、その頂きに縮こまる色素の薄い乳頭をぬめった舌先で何度もチロチロといたぶる―――。

「んっ・・・・、くふぅぅ〜っ・・・・」

自然と肉体だけが反応してしまい、遂に千秋のそのあどけない口元から甘酸っぱい吐息が漏れた。しかし、まどろむ彼女にそんな自覚など、ない。

やがて少女の可憐な乳首は父親の舌技に翻弄され、硬さを帯び始めた。同時に「ビクン、ビクン」と、父親の愛撫の強弱にその「十四歳のからだ」だけが素直な反応を示し始める。

下腹部へと這い降りた父親の手のひらが、そのまま千秋の股間へと伸びていく。隆起も乏しい恥骨のカーブ、まだ細くて貧弱すぎる初毛を薄くなぞり、父親の指先はそのまま彼女の秘裂へとあっさり到達した。そして、少女っぽさ漂うその秘芯を軽いタッチで指先に捉え、まだ薄い「二枚貝」を優しくめくるように押し開いていく・・・・。

「くふぅっ、・・・・」

父親は手探りに娘の肉芽を探り、包皮の上から指の腹で何度もなぞるように刺激する。

「あうっ、・・・・クッフッ・・・・、はああぁ〜っ・・・・」

父親の指遣いに反応し、驚いたようにギクンと全身を硬直させたかと思うと、熱っぽい吐息を漏らしながらぐったりと弛緩していく千秋のあどけない裸体。決して瞼を開けることもなく、時折、そのおだやかな寝顔に切なそうな表情が生じ始めている。

そして父親の指先は、遂に千秋の内粘膜にわずかな潤みを捉えた。それを秘芯全体にまぶすかのようにシプシプ、やがてクチュクチュと湿った音が聞こえ始めるまで執拗に攪拌していく―――。

「はあはあ・・・・、んっ、あはああ〜っ・・・・」

千秋の肉体は素直に反応し続けた。しかも次第に熱っぽい息遣いばかりを繰り返すようになり、柔媚にからだをくねらせ始めたのだ。

「ハアハアハア・・・・、あ、あ・・・・、ハアアァァーン」

(クチュッ、チュッ、クチャッ・・・・)

いつになく千秋の秘裂は濡れるのが早かった。まだサラリとした成分の愛液しか分泌されていなかったが、それでも既に秘粘膜は潤いに充分満ち溢れ、父親の指先までもすっかり濡らし、少女の会陰部を伝い始めるに至っていたのだ。

こうなれば、いよいよ父親の肉欲は激しさを増す。いや、既に最初から「朝立ち」の凄まじい勃起同様、父親の肉欲も我慢できないくらいのものだった。所詮、このような娘の肉体への「前戯」とて、挿入した後も快適な抽送が出来るようにするための自分本位のものなのである。よって娘の秘粘膜の潤いは、いつも同様に「挿入の頃合」を告げる「娘の身体の合図」に等しい。

父親に何ら「迷い」はなかった。興奮の息遣いで、せわしなくランニングとパンツを脱ぎ捨て全裸となり、娘の緩く開いた両脚の間に膝をつく。そして無言のまま、まだ眠っている娘の小さな裸体に覆い被さっていった―――。

 

 

(ん・・・・、何だか、息苦しい・・・・)

まどろむ千秋の意識は、父親の体重によって全身が押し潰された瞬間、再び「現実の感覚」を呼び覚まされた。すぐに父親が布団に両肘をついて自身の重みを支えたことで、彼女の息苦しさはいくばくか遠のいていったものの、朦朧とした意識のまま、もはやそこから深い眠りに落ちることはなかった。

(やっぱり、裸・・・・なの? わたし・・・・)

胸元や腹部はおろか太腿あたりにまで感じる、素肌に直接父親の体毛が擦れる「いつもの感覚」に、千秋はふとそんな感慨を抱いていた。そしてすぐに彼女は自身の太腿のあたりに、父親の素肌とは異なる「硬くて熱いモノ」が強く押し当たっていることもぼんやりと理解したのだ。

〈――― 父親の生殖器(ペニス)・・・・。―――〉

(・・・・お父さん・・・・したくなっちゃったんだ・・・・)

そう千秋は素直に思った。が、思ったのは単にそれだけのことだ。まだ彼女が寝ぼけていたのも確かだが、もしもこの時しっかりと意識を覚醒させていたとしても、特にそれに慌てる気持ちは、もはや千秋にはない。既にこれまでにも彼女は何度も、まだ眠っている間に父親に犯されたことがあったからだ。その経験から学んだ点は一つだけ。それは、自分が眠っていようと目覚めていようと、父親は特に気にしていないということ・・・・。そして、朝にまるで弱い千秋自身にとって、それはとても都合のよいことでもあった。事実、「低血圧」で未だ夢虚ろの彼女は、この時点では瞼を開けることすらおっくうで、外の雨の気配も、それによって父親の仕事が急に休みになったことにも、まったく考えが及んでいなかったのだ。

(まだ眠いのに・・・・)

しかし、もはやそんな少女に安眠は不可能だった。突然、父親の逞しい腰が、まるで少女の両脚を大きく押し開くようにして、その内腿の間に強引に割り入ってきたのだ。しかもたちまち、自身の秘裂をめくるようにして、秘芯に何か硬いモノがピタッと当てがわれるのを少女は感じたのである。

(あ・・・・くる・・・・) 

漠然とそう思った千秋は、無意識のうちに股間を上向かせていた。まるで父親の挿入が楽になるように、いつもの正常位の態勢を自然と「からだ」が取ってしまっていたのだ。そしてすぐ―――

(クチュッ、ズププッ、、ズズブプッ―――)

父親の熱を帯びた硬い肉棒が、秘粘膜を押し広げ、柔肉を掻き分けながら、少女の秘芯内部へズプズプと一気に侵入してくる!

「ハアウッ! ああっ、くはあぁっ!」

一瞬にして安息な朝のまどろみは一転した。秘芯から胎奥めがけて、まるでえぐり込むように猛侵してくる父親のペニスの破壊力を、千秋はまざまざと思い知らされたのだ。実に四日ぶりの結合。慣れているはずの父親のサイズがいつになく長くて太いものに感じられたのは、あきらかに千秋の油断と肉体の弛緩が原因だった。しかも無防備なまま胎奥のこんな深くまで一気に父親の挿入を許すことなど、彼女にしてみれば極めて稀なことでもあったのだ。全身を反り返らせながら、千秋はこの日ようやくその瞼をカッと大きく見開いていた。

「あううっ! んああっ、あはああぁぁーっ!」

父親の硬いペニスは、いつになく胎奥深くに侵入している感じがした。まるで「太い槍」で秘芯から女深部までを一気に刺し貫かれたような衝撃―――。そんな衝撃に千秋のあどけない口元からは、延々と喘ぎが漏れ続ける。そして同時に父親の重みを再び全身に受けることとなり、反り返ったままの十四歳のロリータボディは瞬く間に押し潰され、衝撃の反応を封じ込められていく―――。

そしてすぐに、父親の抽送が力強く始まる。

「フンッ、フンッ、フンッ―――!」

「アウッ! はあはあはあ、ん、んっ、くはああぁぁっ―――!」

言葉もなく鼻息だけを荒くさせ、思うが侭の勢いでペニスを激しく突き込んでくる父親。そんな父親の下で、その激しい突き込みから逃れようとして発作的に千秋の腰は悶えくねる。が、もう手遅れだ。父親の逞しい怒張は杭のように千秋の幼い秘芯にがっちりと突き刺さり、彼女がどんなに腰をくねらせようが決して秘芯への狙いを決して外すことはない。千秋のあどけない秘芯に向って力強いピストンをあらゆる角度から自在に打ち込み続ける。

(ズブッ、ジュツッ、クチュゥッ―――)

「あうっ、キヒィィッ! あああぁぁぁっ!」

「フンッ、フンッ、ハァッ、ハァッ、フンッフンッ―――!」

(ヂュプッ、チュッ、ズッ、ジュブッ―――)

「ああっ! ハアハア、あ・・・・アウゥッ! ああああっ、」

意識の覚醒も少女には束の間だった。その蒼い肉体と心を頻泊した状況に追い詰める父親の猛攻の前に、千秋の意識はあっさりと虚ろいだ。感じている余裕などあるわけがない。ただ、父親の激しい突き込みに激しく喘ぎ、真上からのしかけてくる父親の重みに耐えながら懸命な呼吸を繰り返すばかりだ。

「ああっ、はあはあはあ・・・・、んんっ、あああっ!」

「ハアッハアッ、フンッ、フンッ―――!」

(チュッ、ズブッ、クチュッ―――)

薄暗い四畳半の部屋、二つの荒い息遣いと湿った肉の摩擦音だけが淫靡に響き渡る―――。

瞬く間に室内は熱気に包まれていった。既に父親の背中には無数の汗が浮び、千秋の素肌も薄っすらと汗ばんでいる。

「フンッフンッ、フンッ、フンッ―――」

父親の興奮した息遣いは実にせわしない。娘が目覚めたことにおおよそ気付いた今でも、一つの言葉をかけることもなく、自身の行為に没頭し続けている。そして、そんな父親の下敷きになっている千秋は、真下から父親の背中にギュッとしがみ付きながら苦しそうに瞼を固く閉じ、荒い息を弾ませ続けている。

(ああ、早く・・・・、早くお父さん終わって!)

そんな「切ない願い」をひたすら抱きつつも、少女の「喘ぎ声」はなかなか止まらない。父親の激しい突き込みの前に、どうしても声を上げずにはいられないのだ。

「ああああっ! ハアハアハア、あうっ! んあっ、あはああぁぁっ!」

そんな『女』を散りばめたような艶っぽい喘ぎが、益々父親の肉欲を刺激し、その抽送を激しいものにさせていく。そしてそれを受けて、更に千秋はそのあどけない口元から、とても十四歳とは思えないまでの艶っぽい喘ぎをほとばしらせてしまう。まったくの悪循環だ。

「フンッフンッ、フンッ、フンッ―――!」

(グチュッ、チュッ、クチャッ、チュッ―――)

「あううっ! ひんっ、アアッ、ああああぁぁーっ!」

(ウウッ、からだが壊れちゃうっ。お父さん早く終わってぇっ!)

やがて、ぴったりと密着する汗塗れの熱い素肌を介して「少女の一途な心の叫び」は父親に届いた。不意に父親の腰の律動とその息遣いがリズムを崩したのだ。 

「フンッフンッ―――、んっ、フフン、んんんっ!」

(あ、もうすぐ・・・・) 

と、千秋が直感した次の瞬間、 

「クホオォッ! うっ、ウウオォッ―――!」

4日ぶりに耳元に聞く父親の歓喜の呻き声―――、と共に自身の胎奥で父親のモノが「ビクン、ビクン」と大きく脈動を遂げ始めたのを千秋は感じ取った。

(ドクッ、ドクッ、ドクッ、ドクッ―――)

(あ・・・・、イッてる・・・・。お父さんが・・・・あたしの中に・・・・出してる・・・・)

千秋は父親の射精を察知して、たちまち「ホッ」とした気持ちに包まれた。父親の重みを受けて息苦しいながらも、敢えて緊張を解いてぐったりと身体を弛緩させていく。そうすることで、自身の胎奥で脈動し続ける父親のペニスの様子を、よりはっきりと実感出来るからだ。それに「何となく」だが、こうして全身をリラックスさせていると、父親が膣内に射精した体液そのものも知覚できるのだ。時に胎奥にジンワリと広がったり、時に胎奥を更に奥へと流動していくのを、はっきりと感じ取れるのである。

(ドクッ、ドクッ、ドクッ―――)

「くふっ・・・・、ハアアァァ〜ッ・・・・」

甘酸っぱい吐息を漏らしながら、千秋は何故かうっとりとした気分に包まれていた。実に四日ぶりに膣奥にもたらされた感覚・・・・。決して「嫌な感覚」ではない。むしろその感覚に父親の「生命力の逞しさ」をひしひし感じ、「畏敬の念」すら覚えてしまう。「女」である自分には決して真似のできない「射精」という名の「男の神秘の生命力」・・・・。少女にはそれがたまらなく頼もしく思え、更に父親が大好きになっていく―――。

(・・・・お父さん、すごくいっぱい出してる・・・・『4日分』だもん、ね。 あっ・・・・、奥に流れ込んでいってる・・・・。あ、また・・・・)

どうやら父親は、いつも以上に大量の精液を膣奥に注ぎ込んでいるみたいだった。こうなると後始末が大変だ。しかも今日は父親の精液の流動感を膣奥にはっきりと感じ取ってしまった。こんな日は、秘芯を洗浄してからもまったく気が抜けない。半日以上にも渡って、父親が奥に放った「ぬめり」が不意に「ジュワッ」と秘口から漏れ出してきたりするからだ。これがもしも「学校がある日」だったなら、生理でもないのに朝から一日中、タンポンを挿入しておかなければならない羽目になる。しかし、今は「夏休み」。ナプキンさえ当てがっておけば安心して一日を過ごせる。

やがて膣内で父親の脈動が完全に終わった。徐々に萎縮していく父親のペニスを感じ取っている最中、千秋の上から父親の重みが突然「フッ」と消える。射精を完全に終えた父親が、千秋の隣りにゴロリと身を横たえたのだ。

時間にすれば、父親の抽送が開始されてからその射精まで、およそ3分程度。実際のところ、まったくせわしない交合だったのだが、千秋の疲労感は決して小さくはなかった。全身が汗ばんでいるのは、何も部屋の暑さのせいばかりではない。

「フゥゥウーッ・・・・」

実に満足そうな父親の吐息が、千秋の耳もとに聞こえてくる。

(もう、気が済んだのかな・・・・)

犯されたままの態勢を維持しつつ、父親の動向を伺う千秋。徐々に父親の息が落ち着きを取り戻していくのが判った。が、

(あっ、)

不意にそれは訪れた。父親に胎奥に注ぎ込まれた精液が、ドロッと秘口から漏れ出てきたのだ。それがたちまち会陰部を伝い、アヌスまでも浸していく感覚―――。

(やだ、シーツにシミが出来ちゃう!)

千秋は慌てて布団から顔だけを持ち上げ、周囲にキョロキョロと目を配った。そして、自身の枕元に置かれたティシュボックスを見つけると、それを素早く何枚か抜き取り、「サッ」と自身の秘芯に押し当てた。そのままティッシュを挟みこむようにして両脚をピタリと閉じ、会陰部や秘裂が敷布団のシーツにペッタリと押し当たってしまわないように、身をよじりながらゆっくりと慎重に立ち上る。

滑稽な「小股歩き」で父親の枕元をかすめ通り、千秋は部屋奥の風呂場へと慌てて駆け込んでいった・・・・。

 

 


 

 

 いつものように、ぬるま湯を満たした洗面器の中にお尻全体をポチャりと浸し、千秋は父親に捧げ終えた直後の秘部を丁寧に洗い清めた。

このアパートの風呂場にシャワーはない。使っているのは、水道の水よりはまだわずかに温かみのある昨夜の残り湯。

全裸のまま前かがみに大きく背中を丸め、開いた股の間を覗き込みながら、秘部の洗浄作業に没頭している千秋。年頃の少女にとっては、他人に見られでもしたら死にたくなるような「恥ずかしい格好」である。が、父親との二人暮らしの中で、千秋はそんな格好に頓着してなどいられない。清潔さに敏感で恥らう気持ちが強い「少女の心」のままでは、こうして『女』として父親の肉欲を受け止めてやることなど決して出来ないのだ。そういった意味では既に千秋の心は「少女」ではなかった。いや、「少女の心」ではいられなかったのである。

千秋は自身の膣口にもそっと指先を入れ、膣内(なか)に付着し続ける父親のぬめりを丹念に掻き出していく―――。慣れた手つき、しかも真剣な面持ちだ。

ピチャッ、ピチャッと水面を叩く音もリズムよく、千秋の小さな手が、ぬるま湯の中に沈めた自身の秘所まで洗面器に深く沈み込んでいる。時にその手首のあたりまで深く水面に沈む。

黙々と熱心に、自身の秘所を洗い清める十四歳の少女―――。

やがて千秋は洗面器に下ろしていたお尻をゆっくりと浮かせた。たちまち洗面器の水面をピチャピチャと水滴が叩く音がした。その音が聞こえなくなってから、彼女はようやく完全に腰を上げた。そして洗面器の中をそっと覗き込む。

足もとの洗面器を満たす「ぬるま湯」の中は、白っぽい浮遊物が無数に漂っていた。

―――父親の精液・・・・。「オトコ」という生き物が「ペニス」から放出する不思議な液体・・・・。しかし、そんな現実的な印象を抱く反面、料理が日課の千秋にしてみれば、それは何となく「ナベの中でタマゴの白身をといたもの」を強く連想させた。だから父親に犯されるようになってから、彼女はお味噌汁を作る際、そこにタマゴを溶いて混ぜるのをやめた。そういった意味では、まだ千秋の心は、清潔さに敏感で感受性豊かな「思春期の少女の心」を決して失ってはいない。

やがて、秘部の洗浄に使った洗面器をきれいになるまですすぎ、千秋は風呂場から出てきた。

引き戸越しに部屋の蛍光灯が点いていることに少女はすぐ気づく。どうやら父親は雨で久しぶりに仕事が休みになったというのに、朝寝せずにこのまま起きるつもりらしい。

少女は濡れてもいない全身をしっかりとバスタオルに包んでから部屋に足を踏み入れた。朝から父親に裸を見られるのが恥ずかしかったのだ。

「遅いぞ、千秋」

寝タバコを愉しむ父親が、風呂場から戻ってきた千秋の方を見ることもなくそう言った。

「・・・・うん」

元気なく千秋はそう返事した。・・・・そう、彼女はすぐに理解したのだ。せっかく秘部を洗浄したにもかかわらず、これから再び父親に身を委ねなければならないことを。

「ほら千秋、早くそこに寝るんだ」

父親に言われるまま、千秋は父親の枕元に置かれた灰皿を跨ぎ、自分が寝ていた場所に腰を下ろした。そして、めくれかけるバスタオルの端を片手で押さえながら、布団の上に仰向けにゆっくりと身体を横たえた。

すると父親は、吸い終えたタバコを灰皿の底で揉み消しながら―――、

「よし千秋、今朝は父さんが千秋の体温を測ってやろう」

「えっ?」

それは千秋には思いもよらない言葉だった。そんなことは今まで一度もなかったことなのだ。

毎朝、既に起床した父親が台所での洗面や部屋奥のトイレへと忙しく部屋を横断し続ける頃になって、ようやく千秋は目を覚ます。しかし低血圧の彼女はすぐに布団から起き上がることができず、枕元に用意しておいた婦人体温計を口に含み、しばらくボォーッとしているのが日課なのである。そんな彼女は度々検温中に、父親から足でその肩や腕を強く揺すられ、朝食の用意を催促されることはあったが、基礎体温を測ることに父親が協力してくれたことなど、今まで一度もなかったのだ。

しかし、既にそんな父親の手には、彼女が愛用するプラスチック製の白い婦人体温計がしっかりと握られていたのである。

「うん・・・・」

布団に身を横たえたままそう頷き、千秋は閉じていた口元を丸く開いた。体温計の検温部分が舌に接しやすいように、わずかに口の中で舌を浮かせる。ところが―――、

「違うぞ、そうじゃない。ほうら早く後ろを向くんだ。ほらほら、そう、それでいい」

そう父親にせき立てられ、千秋は訳も判らないまま「うつ伏せ」の態勢を取らされた。しかも布団にうつ伏せに寝そべった途端、身を包んでいるバスタオルのお尻を覆った部分だけを父親にペロリとめくられたのだ。

「えっ、ちょっと、お父さん・・・・、えっ?」

そんな戸惑うばかりの千秋の心を、更にショッキングな感覚が襲う。何と父親の指先が、尻たぶをめくるように押し開いてくるのを察知したのだ。ここにきて千秋も、今のうつ伏せの姿勢が、いつも父親にアヌスを悪戯される時のものと同一であることにようやく思いが至った。

(「お尻」、「体温計」・・・・、そんな・・・・)

思わず少女は、まだ熟しきっていないそのお尻の丸みをヒクヒクと震わせた。しかしその背後では、父親が婦人体温計の先端をみずからの口に含み、先端の検温部分はおろか白くて長いプラスチックの全長に渡って、ヌルヌルと多量の唾液をなすり付けている最中だったのである・・・・。

  

 

 

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《注意》

この物語はすべてフィクションであり、登場する如何なる人物、団体、国家、人種、地名及び地域等、すべてが架空のものです。また、男性にとって有利とも受け取れる女性の心情に関する心理描写、及び身体機能の記述は、すべてが事実と異なる誤ったものです。

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