ポゼスメダリオン 〜無邪気な淫逸〜
栗本アキラ 著
ここは閑静な住宅街。
人と自然のふれあいをキャッチフレーズに、都心より少し離れた、最近よくあるニュータウンというやつであった。
夕暮れ時、近辺に建てられた学校から、それぞれの家へ帰宅する生徒たち。そんな中、ひときわ賑やかな少女たちの姿がそこにあった。まだ肌寒いというのに、元気よくたなびくミニスカートが、よりいっそう彼女たちの輝きを周囲に振りまいていた。
道行く男たちも、思わず目を留めてしまうほどだったが、中でも特に目を引く少女が、郁美という名の少女であった。背も低く、まだ幼さを顔に残す少女であったが、他の子に比べ、胸の大きさが若干目立っていた。決して巨乳というわけではないが、同年代の子が並ぶと、どうしても男たちの卑猥な目は、白いTシャツの上からよく分かる郁美の膨らみに向いてしまうのだった。
「でさぁー、今日の宿題、どうしよっか?」
「作文苦手ぇ〜」
少女たちは、今日の学校の話題を口々に話している。郁美も、そんな彼女らの間で他愛もない話を楽しんでいた。
そんなときだ。ある場所で少女たちの足がピタリと止まった。
「あ。ここだ・・・」
「え? 先生が言ってた公園?」
そこは、木々の生い茂った、ここらではかなり大きな公園だった。その公園の入口で、少女たちは、ホームルームで先生に注意されたことを思い出していた。
「ここだよねぇ、変態さんが出るって・・・」
「3組の子がさー、触られちゃったんだって」
「え? どこを?」
「おっぱい」
「やだぁー」
顔を赤らめながら胸に手をやる少女たち。おのおの個人差はあるが、それでもかなり膨らみはじめてきた胸は、少女たちにとって過敏に意識する場所でもあったのだ。特に郁美は、一番恥ずかしそうに胸のあたりを手で隠していた。
教師の話によると、最近になって、この公園に痴漢が出没するようになったとのことだった。学校帰りの生徒が何人か被害にあっているらしいが、胸やお尻に触る程度で、まだ深刻な事態にはなっていないようではあった。
「ねえ、どうする?」
郁美たちの家は、公園の向こう側なので、通り抜けていくほうが近道であった。それが、この痴漢騒ぎで、この公園には入らないように学校から注意されていたのだ。
「うーん。まだ明るいし、大丈夫なんじゃない?」
「そうよね。それにみんなが、いっしょだし・・・」
一人では決して入ろうとは思わないが、大人数だと割と大胆になれる少女たち。こうして郁美たちは、問題の公園へと足を踏み入れて行くのだった。
公園に入って最初のうちは、周りの様子を慎重に覗いながら口数も少ない少女たちであったが、何事もなく中央あたりを過ぎた頃には、また元の賑やかさを取り戻していた。
いつのまにか、痴漢のことなど、すっかり忘れてしまっている少女たち。そんな折、ふと目にした林の中に、郁美は小さな青い光を見つけた。
「あれ? なんだろ・・・」
それは、茂みの奥からのものだった。日の当たらないはずの場所から、それは確かに小さな輝きを見せていた。
「あれは・・・」
郁美はその光に引きつけられるように、茂みの方へと足を進めた。
「郁美?」
「どうしたの?」
不審に思った友人たちが声をかける。
「ん・・ちょっと・・・」
郁美は、軽く相槌を打つと、すたすたと茂みの所まで歩いていった。
「なにこれ?」
茂みの奥に落ちていたのは、青白く輝く半円形の金属で、ちょうどオリンピックの金メダルを2つに割ったような形であった。
「メダル? 手を伸ばせば取れるかな?」
郁美は、四つん這いにしゃがむと、茂みの奥へと右手を伸ばした。頬が地面に擦れるほど、ぐいっと腕を伸ばす郁美。その時である。後ろのほうで郁美を待っていた友人たちが、大声で何かを叫んだようだった。しかし、郁美はメダルを取るのに夢中で、友人たちの声が頭に入ることはなかった。
「やったぁ。取れたー」
ついにメダルを掴むことができた郁美。
「ほらほら。これ・・・・。え!?」
友人たちに見せようと振り向いたときだ。郁美の真後ろで、毛むくじゃらの太った男が、いやらしい笑みを浮かべながらしゃがんでいた。
「あ・・・・・!」
男は、四つん這いになっている郁美の後ろから、スカートの中を覗き込んでいたのだ。郁美の純白の下着をニタニタしながら覗き見る男。そしてあろうことか、スカートの中に手を伸ばし、少女の小さなお尻を両手で撫でまわしてきたのだった。
「きゃーーーーーーっ!!」
あわててその場を逃げ出す郁美。のたのたと追いかけてくる男に、友人たちも、わっと逃げ出す。郁美は振り返ることなく無我夢中で走りつづけた。
どれくらいたったであろうか。いつのまにか郁美は、公園のもといた入口まで戻ってきていた。
「はあ、はあ。あれ・・・?」
友人たちの姿はなく、どうやら自分ひとり逆の方向に走ってきたようだった。
「あーあ。最低ぇー・・・」
郁美は、お尻に手をやると、男の手のおぞましい感触を思い出していた。まさか自分が被害者になるとは思ってもいなかったので、先生の言う通りにすればよかったと心底後悔していた。そんなとき、右手にある物のことを、ようやく思い出すのだった。
「そういえば、これ・・・」
それは、まだ青白く光っていた。よく見ると、全体的に青みがかった金属で、なにやら、『S』の文字が刻まれているのが分かる。しばらく郁美は、じっと見つめていたが、突然背後から声をかける者が現れた。
「おねーちゃん」
「え?」
見るとそこには、幼稚園児ぐらいの少年が立っていた。どこか影の薄い、やせ気味の男の子だった。
「いっしょに、あそぼ」
それは郁美のまったく知らない子だった。
「はい。これ・・・」
少年は手にしたものを郁美に差し出す。
「あっ、それは!」
それは、赤く光る半円形のものだった。ちょうど郁美が持っているものと同じ形をしていたのだ。そして差し出されたそれに、郁美も無意識のうちに青いメダルを差し出してしまうのだった。
2つのメダルが触れ合い、1つに合わさった時、あたりに眩い閃光がほとばしった。
「きゃ!!」
郁美は、思わず目を覆う。そして次に目を開いたとき、少年の姿は煙のように消えていた。そして少女の手には、円形になったメダルが妖しい光を放っていたのだった。
「??? なんだったの、今の・・・」
夢でも見ていたとしか思えなかったが、メダルは確かに手の中にあった。よく見ると、赤と青の色に分かれている。しかし、どうも赤い部分に妙な違和感があった。なにか透けているような、変な感じがしたのだ。
しばらくメダルを眺めていた郁美だったが、日も暮れて暗くなってきたので、とりあえず家に帰ることにした。当然、公園の外をまわってだ。
ところが、郁美が踵を返そうとした時、突然、ひとりでに口が開いた。
『公園にいこうよー』
(えっ??)
郁美はびっくりした。なんでそんな独り言をいったのか、まったく理解できずにいた。しかし、言葉だけではなく、郁美の足は勝手に公園の中へと進んで行くのだった。
『わーい。公園ー、公園ー』
(ちょ・・ちょっとー)
自分の意志とは無関係に、どんどん奥へと進んでいく郁美。しかも、なぜか自分の言葉が出せない。
(なんなのよ、いったいー)
戸惑いを隠せない郁美だったが、公園の中ほどまで来たとき、彼女をさらに窮地に立たせる事態が起こった。木の陰から、先ほどの痴漢がぬっと現れて来たのだ。
(ひっ・・・)
郁美はパニックになりそうだった。しかし、そんな郁美の心とは逆に、自らその男の方へと足を進めていく少女。
『あそぼー』
(なっ、なっ・・・)
男に向かって無邪気に話し掛ける少女。当然、郁美の言葉ではないが、その声は少女のかわいらしいものに変わりなかった。
男は、逃げないどころか自分から近づいてきた少女に、少しだけ首を傾げたが、せっかくの最高の獲物に、にたーっとした顔でゆっくりと手を伸ばしてくるのだった。
(きゃ・・・)
男は、郁美の両肩に手を置くと、あどけない少女の顔を覗き込む。そしてゆっくり目線を下の方にずらしていくと、白のTシャツを盛り上げる2つの膨らみに目を留めるのだった。男のいやらしい目線が、自分の胸に向けられているのを知って、郁美は蒼白になった。さっきの友人の言葉が、頭をよぎったのだ。
(ま、まさか・・・、そんな・・・)
そして郁美の恐れは現実のものとなる。男は、おもむろに少女の乳房をTシャツの上から揉みしだきはじめたのだ。
(あうぅぅ!!!)
男のごつごつした指に乳房を揉みまわされる感触が郁美を襲う。身体の自由はきかなくても、肉体に走る感覚は、はっきり伝わってくるのだ。しかも、他の子よりは大きいとは言っても、郁美はまだブラジャーさえしていなかったのだ。
(あ・・ああん・・・!!)
まだ膨らみきってない少女の乳房を、男はゴムマリで遊ぶように、モミモミと弄ぶ。
(ああぁ・・・いやぁ!!)
郁美の頬が紅潮してくる。声が出せないので、男の目には少女が自分の愛撫に悦んでいる様にしか見えなかった。
そんな郁美に、男の行動はエスカレートしていった。
男は、軽く郁美を突き飛ばすと、その場に尻餅をつかせた。
(きゃっ!)
ほどよく開いた足の間に、少女の白い布地が露になる。男は、そんな郁美の前にしゃがむと、その穢れを知らない部分を、締まりのない顔で見つめるのだった。
(あ、あ・・・、み、見ないでぇ!!)
股間を覗き見られても、隠そうともしない少女に、男は、いやらしい手つきで、ゆっくりとそこへ触りにいこうとする素振りを見せる。
(う・・うそ・・・だめ、だめぇ!!)
それでも逃げようとせず、じっと男の指先が自分の股間に近づいてくるのを見守るだけの少女に、男はすっかり、郁美がそれを望んでいるものだと受け取ってしまった。そうとなれば、遠慮することはなにもない。男は、郁美の股間に指先をあてがうと、下着越しに少女の割れ目にそって指を滑らせてきた。
(ひゃっ!!)
ゆっくりと、下着の上から少女のアソコを撫でまわす男。上下に何回も何回も、丹念に指を動かしていく。
(ひ・・・ああっ!!)
身体を突き抜けるような感覚を、郁美は生まれて初めて味わっていた。まだオナニーさえしたことのなかった郁美にとって、それはまるで別世界の出来事のように思えた。
男は、何度も何度も郁美のアソコに指を這わす。
(くぅぅ!!)
男の指が動くたびに、ビリビリとした刺激が全身に走る。そして次第にそれが別の感覚に変わっていくのが郁美にも分かってきた。
(な・・なにこれ・・・・あっ、あっ。ああっ・・・!!)
男の指が不意に止まる。少女の股間に這わせた指が、湿りを帯びてきたのだ。いやらしく笑いながら、男は再び郁美を責め始める。
(んっ、んんっ、んはぁぁ!!!)
下着の上からとはいえ、女の子の大事な部分を男に弄ばれ、恥辱にまみれながらも、身体の奥から次第に湧き起こる快感に、郁美は流されそうになっていた。
そんなとき、ついに男の手が少女の腰に伸ばされてきた。下着のゴミ紐に手をかけると、ゆっくりとそれを引きおろしていく。
(えっ?、あっ!!)
さすがにこれには郁美も我に帰った。しかし、かといって今の郁美にそれを止める手段などありもしなかった。
白い下着がずらされ、まさに少女の「その部分」が露にされそうになった時、能天気な声が響いた。
『ふぁーあ。もう寝よっかなぁ』
瞬間、郁美の身体に自由が戻った。
「きゃああああーーーー!!!」
いきなり大声を上げる郁美に男もたじろいだ。そしてその隙に一目散に駆けて行く少女の姿を、あっけにとられて眺めるしかない男であった。
どこをどう走ったのだろうか。郁美は息を切らせながら自宅の前でへたり込んでいた。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・」
郁美は今の自分が信じられなかった。さっきの出来事は一体なんだったのだろうか。もしかしてああいうことを望んでいるのだろうか。だとしたら、なんて自分はHなんだろう。そんな考えが頭の中でぐるぐるまわっていた。
自己嫌悪に沈む郁美の手の中で、メダルの妖しい光だけが輝いていた。なぜかこれだけはしっかり持っていたらしい。じっとメダルを見つめる郁美。
「・・・・まさかね」
一瞬妙な考えが頭をよぎったが、気を取り直すと、おぼつかない足取りで家の中へと入って行った。
玄関に入ると、誰か来ているようだ。中年の男が母親となにか話している。
「ですから、奥さん、これなんか特にお勧めなんですが〜」
「いえ、うちは結構ですので・・・。あっ、郁美・・・」
何か、もめているようだったが、郁美が帰ってくるなり母親は、あわてた様子でその場を切り上げようとした。
「あ・・・、む、娘が帰ってきたようなので、もうこの辺で・・・。」
「娘さん? ほぉ、これは、これは、かわいいお嬢さんで・・・」
なにかのセールスマンらしいその男は、郁美を見るとにっこり微笑んだ。しかし先ほどまで男に悪戯されまくって過敏になっていた郁美の身体は、この男の淫らな視線を敏感に察知していた。走ってきたため、汗でびっしょりのシャツから、わずかに透けて見える少女の青い果実を、男はすれ違い際にしっかり覗いていたのだ。
キッと男の背中を睨むと、郁美は胸を押さえながらバタバタと2階の部屋へと駆け上がっていった。
背中に掛けていた鞄を放り投げると、すぐに風呂場へと向かう。男の手に弄ばれた身体を一刻も早く洗い流したかったのだ。しかし、そんな郁美を母親が制止する。
「あ、郁美。お風呂、今日はできないわよ」
「え?」
「ガス管の工事で手違いがあって・・・。明日には直るそうなんだけど・・・」
「ええー」
「1日ぐらい入らなくても・・・。それか銭湯でも行く?」
郁美の家の近くには銭湯があった。前はよく行っていたものだが、最近ではほとんど利用することはなくなっていた。しかし、今の郁美には1日も我慢できなかった。即答で銭湯に行くことを母親に告げると、あわただしく家を飛び出していくのだった。
郁美が銭湯の前まで着いたときのことだ。部屋の机の上においてあった例のメダルが再び激しく輝いた。そんなことを知る由もない郁美は、いそいそと銭湯の中へと入っていく。
お金を払うと、女湯の方へと向かう郁美。しかし、その扉の前で、またしても悪夢が少女を襲った。
『ぼく、女じゃないやい!』
(えっ?)
突然、身体が硬直する。声もでない。
(ま、まさか、これ・・・!)
動揺する郁美をよそに、その身体は、勝手にあらぬ方へと歩いていった・・・。
《注意》
この物語はすべてフィクションであり、登場する如何なる人物、団体、国家、人種、地名及び地域等、すべてが架空のものです。また、男性にとって有利とも受け取れる女性の心情に関する心理描写、及び身体機能の記述は、すべてが事実と異なる誤ったものです。
1999年〜 ジュピターインターノベルズ
【オンライン美少女凌辱系ポルノ小説の決定版!】 @年中無休 24時間いつでもダウンロードできます@