「淫猥漂流記」
〜ペリルの姦計〜
栗本アキラ 著
本作品の著作権は上記の著者に属します。よって無断転載及び本文からの引用は、これを固くお断りします。個人の家庭内での購読目的に限り、印刷及び仕様の変更を許可するものとします。〈ジュピターインターノベルズ〉
地図にない島・・・・。
男にとって、そこでの生活は退屈極まりないものだった。
娯楽らしいものは何もない。ただ決められた作業を繰り返すだけの日々。いったいそれに何の意味があるのかさえも、よくは知らない。
しかし、そんな不平不満を声に出す権利も資格も男にはありはしなかった。およそ真っ当な人生を送る人間とは程遠い経歴の持ち主だったのだ。生活を保障してもらえるだけでも幸運すぎるくらいなのである。
空虚な毎日。いつしか自分が何者であるかも忘れそうになっていた・・・・。
そんな、ある日のことだったのだ。突然視界の中に、彩り鮮やかな『もの』が飛び込んできたのは─────。
ペリルは息を呑んで、とっさに身をかがめた。
そこには、本当に久しぶりに見る『女』の姿があったのだ。それも飛び切りの美少女である。幼さの残る愛らしい瞳。さらさらの黒髪が白いブラウスの肩にかかりながら風に揺らめいている。特に目を引いたのは、赤いミニスカートから伸びている、健康そうな白い脚であった。
しかも風が強く吹く度に、翻ったスカートの中から、チラチラとかわいい布地が見え隠れしているではないか。
「(お、おお・・・・!)」
禁欲的な生活を強いられていた男にとって、その程度の光景でも身体中にこの上ない刺激を呼び起こしていた。
少女は、きょろきょろと辺りを見回している。男は、一瞬気付かれたかと思ったが、すぐにそうではないことが分かった。
突然、スカートの裾に両手を入れたかと思うと、おもむろに下着をずり下ろし、その場にしゃがんでしまったのだ。
「(お?)」
ようやく少女が小用に来ていたことを理解したペリルは、喉を鳴らしながらその行為を見守っていた。ペリルの方を向きながら脚を開いている少女・・・。血走った目で中心を凝視する男。しかし、草が邪魔をして肝心な所がよく見えない。金色のしぶきが噴出しているその根元をなんとしても拝もうと、徐々に身を乗り出していくペリル。
そしてついに赤みを帯びた少女のその部分を網膜に捉えたかと思った瞬間、不意に少女の手によってその部分は遮られてしまった。
ペリルは一瞬焦った。無意識のうちに少女に近付きすぎていたのだ。今度こそ気付かれたかと身構えたが、よく見ると少女の様子が少々変だった。
頬を赤らめながら、だんだんと息遣いが荒くなってきている。しかも股間を隠していたと思っていた指先は小刻みにうごめいていた。
「あ・・・・ああ・・ん・・・・」
少女の悩ましい吐息がはっきりと聞こえてくる。
「(うおお・・・・お・・)」
予期せず飛び込んできた少女の痴態。あどけない顔をしながら目の前で自慰に耽っているその姿に、ペリルは我を忘れて見入る。長く忘れていた興奮が男の性を呼び起こそうとしていた。少しばかり特異な性癖を・・・・。
こうしてその後、麻美という少女を知ることになるのだった。偶然流れ着いた黒髪の美少女。よけいな者も一緒であったが、ペリルにとっては麻美しか眼中になかった。
自分の住み家に招き入れ、2階の部屋を麻美に貸し与える。その隣の部屋には、ちょうど良い覗き穴があったのだ。無論、麻美の部屋にある簡易シャワーのカーテンは、あらかじめ取り去っていた。
そうとは知らない麻美は、部屋の鍵に安心しきってしまい、隣からのペリルの視線に気付くこともなく、惜しげもなくその初々しい裸体を晒してしまうことになるのだった。
今度は、少女の肌全てをその目することができたペリル。手のひらにすっぽり収まりそうなかわいい乳房や、その先端の色鮮やかな乳首。瑞々しい股間にシャワーの水が滴っていくその姿は、男にとってはまさに至福の光景だった。
麻美の身体を食い入るように覗き込むペリル。しかし、少女の初々しい肢体に満足しながらも、どこかやるせない気持ちが高ぶってきていた。
それこそがペリルの特異な性癖に他ならなかったのだ・・・・。
それから麻美がペリルの罠に落ち、性には未熟だったその身体を散々弄ばれ尽くされた日・・・・少女にとっては長すぎる夜が明けた翌朝のことだ。邪魔者の少年2人を騙して使いに行かせたペリルは、麻美の肩を抱きながら、そっとささやいた。
「昨夜はドウだった?」
「・・・・・・・・」
麻美は恥ずかしそうに黙って俯いている。
「フフフ・・・・。とても可愛いかったヨ」
「やっ・・・・!」
カッと赤くなる麻美。処女こそ奪われなかったものの、ペリルには自分のすべてを見られてしまったのだ。ほとんど犯されたのも同然だった。
しかし、麻美はここで大きな勘違いをしていたのだ。そのことを知るのは、男に連れられて隣の部屋に入った時だった。
「え!?」
麻美は息を呑んだ。部屋の中に見慣れた顔があったのだ。
「ヘーイ。マミちゃん、昨日はヨカッタよー」
そこには、なんとペリルが座っているではないか。ニコニコしながら手を振っている。あわてて自分の隣に立っている男を見上げる麻美。しかしそこにも同じ顔があった。
「な・・・・! ふ・・二人・・・・?」
動揺を隠せない麻美に、さらに追い討ちが掛かる。向こう側のドアから、さらに男が入ってきたのだ。
「オハヨー、マミ。わたしのクスリ、よかったダロ?」
「ええっ!?」
その顔もペリルと同じだった。状況が飲み込めず、あっけにとられる麻美。
「ハハハ・・・・やっぱり気付いてないヨ、この子」
男の笑い声に呆然としている麻美に、横に立っていたペリルが囁く。
「昨日、マミを可愛がってくれたのは、この2人だヨ」
「!!」
ハッとなる麻美。よく見ると髪型と髭に惑わされていたのだ。並んで見ると確かに別人であることが分かる。思えばペリルが悪戯してきたのはいつも薄暗いところであった。
「ハーッハハ。ペリルは覗かないとダメな、ヘンターイだからナー」
「オイオイ。インポのオマエタチに言われたくナイよー」
なんと言うことだろう。麻美は二人の男に代わる代わるオモチャにされていたのだ。しかも、それをペリルに覗かせるために。
男たちの利害は完全に一致していた。特にペリルにとっては、インポの2人なら麻美の処女を安心して弄ばせることができるのだ。自分の性癖には、うってつけの人材だった。
2人の男にしても、インポゆえ女性の身体を弄ぶことに執着があったため、麻美のような少女の肉体は、開発しがいのあるこの上ない御馳走であった。
「あ・・・・あ・・・・あ」
ニヤニヤと自分を見つめる男たちに、麻美は耐え切れなくなってきていた。3人もの男たちに同時に陵辱と視姦を受けていたのだ。いまさらながら恥ずかしさが無性にこみ上げてきていた。
「いやーっ・・・・」
思わず逃げ出そうとした麻美を、ペリルの太い腕が抱きしめる。
「オット」
「あっ・・・・!」
2人の男も側に寄ってきた。3人に囲まれる麻美。震える少女を淫猥な瞳が見下ろしていた。
「フフフ・・・・マミが逃げたら、あとの2人がどうなっても知らないヨ」
「え・・・・?」
「それとも、ケンタの前でカワイガッテやろうか? 昨日みたいに」
「なっ・・・・!」
健太の名前を聞かされると、麻美は震えながら今にも泣きそうな顔をした。
「こらこら、あんまりいじめるナヨ」
そんな2人を制すと、ペリルは麻美を抱きしめながら、この上なく優しい声でささやくのだった。
「マミがおとなしく言うことを聞いてくれれば、2人は無事に帰してあげるヨ」
「・・・・・・・・」
「そうそう。ケンタのためダヨ」
そう言って、男の一人が麻美の胸をキュっと掴む。
「ああっ・・・・」
不意に、昨日の感覚が蘇ってくる。すかさず、もう一人が下から麻美のスカートの中に手を忍ばせてきた。
「あぅっ!!」
下着越しに股間を撫でられ、あっという間に麻美の身体は反応してしまった。昨晩の責めで、それほど感じやすくなっていたのだ。
「はぁ・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・・・・・!」
どんよりとしてきた頭に、ペリルの声がさらに響く。
「マミが2人を助けるんだ。これは、しかたのないコトなんだ」
「ああ・・・・ん・・・・」
2人のため・・・・。健太のためなんだと麻美は思いを馳せはじめる。身体が何かを求めていることを必死に否定しながら・・・・。
「本当に・・・・健太君たちを・・・・帰してくれる?」
男たちの甘美過ぎる愛撫の中で、麻美の心は次第に落ちていった。
「モチロンだ。マミだって、しばらくしたら帰してあげるヨ」
あくまでも優しく麻美を誘うペリル。男たちの愛撫も巧みなものである。
そして、とうとう麻美は小さく頷いてしまうのだった。
ついに手中に落ちた少女を眺めながら、男たちはニヤリとした笑みをこぼす。
「(帰りたくなくなるかもしれないけどネ・・・・)」
麻美を抱きしめながら、ペリルはその手に堕ちた獲物の感触を味わうのだった。
健太と浩二がクルーザーに乗せられて沖に放されたのは、それからすぐ後のことである。
夜が更けてきた。
2階の部屋では、男たちがベッドの上で少女を嬲っている。文字通りの状況で男2人に両側から責められる麻美。既に衣服は全て剥ぎ取られ、少女の白い肌が男たちのどす黒い欲望の中で揺れ動いていた。
「ああーっ・・・・」
右の男が麻美の発展途上の乳房を執拗に揉みほぐす。小さく勃起した乳首を汚い唇で吸い上げながら少女の反応を小気味よさそうに愉しんでいた。
「ああんっ・・・・や・・あぁ・・・・!」
左の男が下に回り、麻美の両膝を左右に開く。
「あっ・・・・」
濡れきった少女の股間に顔を近付けていく男。ヒクついた秘部を舐め上げようと舌を出した時だ。背後の壁からペリルのブーイングが響く。
「オット。位置がワルイカ。やれやれ・・・・」
ペリルは隣の部屋から覗いているらしい。とにかく覗くことが重要であるという困った男であった。
男は向きを変えると、麻美の閉ざされたスリットに2本の人差し指を添える。そしてペリルに良く見ろと言わんばかりに左右に押し広げていくのだった。
「うっ・・・・あ・・・・」
秘所の内部に空気が触れる感覚に戸惑う麻美。そして次の瞬間、生暖かい感触と例えようのない快感が少女を襲う。
「んああーーっ!!」
ぐいっと左右に広げられた麻美の秘部に男の舌が入ってきたのだ。少女の内部で生き物のように蠢く柔らかい舌。
「あっ・・あっ・・そんな・・・・ああーーっっ・・・・」
男の舌は、かなり長いようだ。膣内の奥の奥まで舐められてしまう麻美。同時に鼻の頭で肉芽を刺激することも忘れない男。愛撫にかけては、かなりのツワモノである。
そんな男2人に休む間もなく責め続けられているのだ。抵抗らしい抵抗を見せることもできずに、麻美はただ快感を受け入れるしかなかった。
「ひぁぁーーーっ!!!」
静かな夜に、麻美の喘ぎ声だけが響き渡っていた。
こうして、その日から麻美の陵辱の日々が始まったのだった。
来る日も来る日も、男たちに嬲られ続ける毎日。それでも処女だけは守られていた。というより、麻美の処女こそが最も弄ばれていたと言えるだろう。未成熟だった性感は、すっかり開花させられてしまい、小さめだった乳房も揉まれ過ぎたせいか、少し大きくなってきていた程である。
既に3週間ほど経っていたが、今では夜になると勝手に股間が濡れだしてしまう始末である。それでも、自分から求めるなどという淫乱な娘にはなっていなかった。なんとか自分を保とうと必死に耐えていたようである。
しかし、それが逆に男たちを飽きさせない結果となり、麻美への陵辱が行われない夜はなかった。
そんな、ある晩のこと・・・・。
「フフフッ。今日はちょっと実験させてもらうヨ」
「え・・・・?」
いつものように麻美を全裸にした後、男の一人がいやらしい笑みを見せた。
「あ・・・・なに・・・・するの?」
「イイカラ、イイカラ。よいしょット」
そう言って別の男が麻美の背後にまわり、両膝を持ちながら少女の身体をすくい上げ、股間を前にいる男の鼻先まで持ち上げた。
「あ・・・・! や・・・・やだ・・・・」
もう、何度もアソコを弄ばれ、奥の奥まで覗き見られていた麻美だったが、おしっこをさせられているようなポーズで男の前に突き出されると、さすがにまだ恥ずかしさが込み上げて来るようだった。
「へへへ・・・・」
恥ずかしそうに顔を背ける麻美を楽しそうに見ながら、男は指先に奇妙な物を乗せていた。半透明のゴムのような小さく柔らかい物体を、ゆっくりと麻美の股間に近付けていく。
「ああ・・・・」
よく見えなかったので、てっきりまた何か変な薬を使われるのだと麻美は思った。これまでも多くの媚薬を飲まされたり塗られたりしていたのだ。その度に忘れられないほどの快感を味わわされてきた麻美。それを思い出すと、不覚にも何かを期待するように、どきどきと鼓動が高まってきている自分が情けなかった。
しかし、今回のは少々違っていたようだ。
「あ・・・・! そこは・・・・!!」
男の指は、秘部を通り過ぎると、少女の菊座へと伸びていた。
「やっ・・・・やーっ!!」
そこを責められたのは初めてだった。今まで男たちの責めは、以外にノーマルなものが多かったのだ。動揺を隠せない麻美に構わず、男の指先が『その部分』に深々と突っ込まれる。奇妙な物体とともに。
「あうぅっ!!」
例えようのない異物感。身体の中に入って来るおぞましいその感覚に、麻美はぶるぶると身体を震わす。
「んっ・・・・んんっ!!」
しばらく肛門内をぐりぐりされた後、男の指がゆっくり引き抜かれた。その指先には、もう先ほどの物体の姿は見えない。
「かはぁ・・・・あ・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・」
ぐったりとする麻美の前で男がニヤリと笑うと、壁の向こうにいるペリルに合図した。そして再び麻美の前に座ると、大きく開いた股間に顔を近づけ、じっとそこを見つめるのだった。
「あ・・・・な・・・・なにして・・・・?」
何もせず、じっと麻美の秘部を眺めている男を奇妙に思ったときだ。
「え・・・・? あ・・・・あんっ!!」
不意にアソコに刺激が走った。
「なに・・・・? あ・・・・ああっ・・・・!」
しかし、男たちは何もしていない。勝手にヒクついている麻美の秘部をニヤニヤと眺めているだけだった。
「そ、そんな・・・・ふあぁ!!」
どんどん快感が強くなる。触れてもいないのに麻美の秘所からは愛液が滴り落ちてきていた。
「ヨーシ。成功みたいダ。へへへ。じゃあ、もういいだろ?」
そう言って麻美の濡れきった秘部に唇を当てると、溢れ出している少女の汁を思いっきりすすり上げる男。
ジュルルル・・・・。
「ひぁぁーーーっ!!」
一瞬で登りつめてしまう麻美。またしても新しい快感を、その華奢な身体に刻みこまれてしまったようである。
「これって、モウ簡単には取れないんだろ? 国の技術のムダ使いネ」
「マッタクだ。でも・・・・これでモット楽しめる・・・・フフ」
くたっとしている麻美の身体を抱きかかえると、そのままベッドへと運ぶ男たち。今夜の宴は、まだ始まったばかりであった。
こうして男たちに、いつものように夜通し弄ばれてしまう麻美。普段よりもひときわ大きな喘ぎ声を響かせながら・・・・。
*
真夜中。
男たちに挟まれながら恍惚とした表情で天井を見つめている麻美。どうやら、その日の責めからようやく解放されたようだった。
何度も何度もイかされ、白いシーツは麻美の愛液で濡れきっていた。桜色の乳首は痛いほど尖っており、男の唾液でテカテカである。濡れきった秘部も最後に絶頂を迎えた時の余韻がまだ続いており、ヒクヒクと痙攣していた。
もう、麻美の理性も限界に近かった。男たちの愛撫に喜んでいる自分を否定できなくなってきていたのだ。それどころか自らそれを望んでいるようにも感じていた。
「わたし・・・・もう・・・・」
そんな麻美が諦めの涙を流したときだ。2階の窓を小さくたたく音が響いた。
「え?」
そこに麻美が見たものは────。
「健太君!?」
なんと健太の顔があったのだ。屋根によじ登って窓をたたいている。
「あっ・・・・」
懐かしい再会の嬉しさと同時に、自分が裸であることを思い出す麻美。あわてて毛布を身にまとうと、男たちに気付かれないように、そっと窓の方へと駆け寄った。
「健太君! 健太君なの?」
窓の外では、健太が鍵を開けてくれという素振りを見せている。夢中になって鍵を外す麻美。そして、ついに健太との再会を果たすのだった。
「健太君ー」
「麻美ちゃん。助けに来たよ。浩二もいっしょだ」
見ると下で梯子を支えている浩二の姿があった。
「おい、健太、早くしろって。見つかるぞ」
「うん。さあ、麻美ちゃん、こっちだ」
健太に手を引かれ、麻美は2階の窓から外へと脱出した。このとき、幸いペリルも隣の部屋で満足そうに熟睡していたので、麻美の救出は無事成功したのだった。
逃げる途中、不意に麻美が立ち止まって振り返る。
「麻美ちゃん? どうしたの。早く!」
「う・・・・うん」
逃げ出したい。ずっとそう思ってきたはずだ。でも・・・・。
ぶんぶんと頭を振ると、麻美は自分でも何か分からぬ思いを振り切るように再び駆け出していくのだった。
*
3人で海岸まで駆けてゆくと、白いクルーザーが停まっていた。
「あ。これって・・・・」
見覚えのある船だった。
「へっへー。またあのオッサンの船をこっそり拝借してきたのさ」
得意そうに浩二が話す。どうやら、隙を見て再び乗り込んだらしい。健太にしてみれば、このクルーザーでないと島に辿り着けない気がしていたのだ。ほとんど賭けに近かったのではあるが。
「来るときは夢中だったけど・・・・。本当に戻れるのかなぁ?」
たしかにその保証はどこにもない。健太の不安はもっともだった。この島へ着けたのも奇跡に近いのだ。
「行くしかないって!」
だが、浩二の言うように、ここは進むしかない。健太たちはクルーザーに乗り込むと、来た時と同じように、全速力で沖へ走らせるのだった。
*
翌朝。
麻美は、客室に差し込む光に起こされた。窓から外を覗くと、見慣れた海岸に打ち上げられている。
そこはまさしく自分の町の海岸・・・・。とうとう帰ってきたのだ。
健太と浩二も目を覚ますと、大喜びだった。
「やっりー!。うまくいったぜ」
外へ駆けて行く浩二。
「おれ、役場に知らせてくる。あいつら、全然信用してなかったからなー」
そう言って、浩二は浜辺を走っていった。この数週間、麻美のことは行方不明として届けられていたのだ。しかし、島のことは誰にも信じてもらえなかった。ありえない島だと言われ相手にされなかったのだ。
毛布にくるまる麻美に健太も声をかける。
「なにか、着る物を持ってくるよ」
「うん・・・・」
そう言って外へ出て行く健太。船の中では、まだ夢を見ているような顔の麻美が座っていた。
(帰ってきた・・・・。本当に帰ってきたんだ・・・・)
ようやく、ほっと安堵の息を漏らす麻美。
(忘れよう・・・・)
波の音を聞きながら、ぼんやりと遠い目をする麻美。
悪い夢を見ていた・・・・。そう思うしかないと考えていた。
そんな時、不意に客室のドアがガチャリと開いたのだった。
「あ、健太く・・・・・・」
しかし、そこに立っていたのは健太ではなかった。この船の持ち主。すべての事の発端である、あのオヤジであった。
「お、お前・・・・あの時の・・・・? お前かぁー!! 俺の船を2回も盗んだのはっ!!」
「ひっ!?」
突然のことに気が動転する麻美。しかし、オヤジはすごい形相で麻美に詰め寄ってきた。
「このガキ!! ふてーやつだ!!」
「あ・・・・ち、違う・・・・!!」
「何が、違う!! このっ!」
そう言って、麻美の腕を掴み上げるオヤジ。
「ああっ!」
その途端、麻美の身体を包んでいた毛布がポロリと落ちてしまった。
「ん・・・・?」
男の目に、少女の白い乳房が飛び込んでくる。
「あ・・・・あ・・・・」
「おう!? は、はだかぁ・・・・?」
男は、唖然とした顔でしばらく麻美の白い乳房に見入っていた。
いつも服の上からその膨らみを覗いていたオヤジだったが、はじめて直に見る麻美の乳房は、思ったよりも随分といい形に育っているではないか。しかも、ピンク色のかわいい乳首がツンと上を向いて立っているのが、はっきり分かるのだ。
(ごくり・・・・)
喉を鳴らすオヤジ。そしておもむろに手を出すと、少女の乳房を鷲づかみにしてきたのだった。
「あぅぅっ!」
確かに手のひらに伝わってくる麻美の柔らかな感触に、男の劣情が一気に沸き起こる。
「へっへっへ・・・・」
麻美の乳房を、ゆっくりとモミモミするオヤジ。
「あっ・・・・ああんっ!! や・・・・はあぁぁ!!」
「お? なんだ、ちょっとオッパイ触っただけで、すごい感じようだな・・・・へへ」
オヤジはニヤけた笑いを見せると、今度は乳首を摘んでクリクリとこね回す。
「はぅんっ!! んああぁっ!!」
過剰すぎる反応を見せる麻美。それもそのはずである。この3週間で麻美の感度は信じられない程上げられてしまっていたのだ。そんなこととは知らないオヤジは、さらに調子づいて麻美の身体を貪り始めてきた。
腰に掛かっていた毛布を取り払うと、完全に少女の裸体をその場に晒すオヤジ。そして遠慮なく麻美の股間に手を入れてきた。
「ひぃっっ!!!」
瞬間、麻美は達してしまった。
「なんだ、なんだ。へへ。どうなってんだ? お前の身体・・・・。どれ・・・・」
そう言って、オヤジは麻美の両足を掴むと、めいっぱい左右へ開かせた。
「ふぁ・・・・!!」
「おおぅ。これは・・・・!! うへへへ・・・・」
赤く染まりヒクついた麻美の肉芽を目の当たりにし、よだれを垂らすオヤジ。
「ほれほれ・・・・へっへ」
いやらしい顔全開で麻美の充血している突起物を指先でツンツンと突付く。
「ひああぁぁんっ!!」
悦んでいるようにしか聞こえない艶やかな喘ぎ声を響かせてしまう麻美。
「とんだ淫乱娘だな。それなら、一発ぐらいいいだろ・・・・」
男は、ズボンを下ろすと、いきり立った一物を麻美の眼前にさらけ出した。
「ひ!?」
麻美は、男のモノを見るのは初めてだった。ペリルは覗いていただけだったし、他の男もインポゆえ男根を見せることはなかったのだ。
「へへへ・・・・さぁーて・・・・」
男は、イチモツを握るとそのまま麻美のスリットへとあてがった。
「な・・・・!? だ、だめっ! それは・・・・!!」
さすがにその意味はすぐに理解する麻美。しかし最早逃げられる体勢ではなかった。
「いいじゃねーか。どうせ、やりまくってんだろー?」
「ち、違う。私・・・・」
麻美の言葉になど耳を貸さず、赤黒く脈うつ肉棒が少女の内部へと割って入っていった。
「はぅ!?」
ズブ・・・・ズブズブ・・・・
「はあぁぁぁーーーっっ!!」
あっという間に男のモノは根元まで麻美の膣内へと差し込まれてしまった。しかし、麻美には破瓜の痛みよりも、あろうことか快感の方が強かったようである。
「は・・・・あっ・・・・んあぁーーっ・・・・!!」
処女を失ったことと、こんな時でも感じてしまう自分にやり様のない思いの麻美。
そんな麻美に構わず、オヤジは乳房をぎゅっと掴みながらピストン運動を繰り返すのだった。
「ああんっ・・・・あっ・・・・あっ・・・・」
頬を赤らめ、少女が快感に打ち震えているのがオヤジにもよくわかる。
「おお・・・・いい締りだ・・・・。こりゃ、たまらん!」
「あっ・・・・ああーっ。やっ・・・・はぁぁ・・・・!!」
「へっへへ。膣内(なか)は、かわいそうだから、その顔に思いっきりぶっかけてやるとするか・・・・。うっ・・そろそろ・・・・」
男の腰の動きがフィニッシュに向けて速くなってきた時だ。
「麻美ちゃん!!」
オヤジの背後には呆然としながら見つめている健太の姿があった。
男の股の間から、その肉棒が麻美の中へ深々と入れられているのが、はっきりと見えた。しかも、その部分から何か赤いものが滴っているのまで分かったのだ。
健太の頭に一気に血が上った。
「このやろう!!」
床に転がっていた傘を手に取ると、むき出しになっている男の尻に向けて、思いっきり突き出す健太。
ブスゥッ!!!
「うおぉぉっっ!?」
金属製の先端がオヤジの尻の穴に突き刺さる。そしてそれが男の前立腺を直撃してしまったのだった。
「おおぉぉっ!!!」
どくっどくっ・・・・どくどくっ・・・・・・・・。
「んあぁぁぁーーーーーーーっっ!!」
同時にイってしまう麻美。自分でも分かるほど、すさまじい量の精液が膣内へと流れ込んでいく感触がした。子宮を溢れさすほどに・・・・。
「?」
健太は何が起こったのか分かっていないようだった。首を傾げながら、くいっと傘をひねってみる。
「うおぉ!」
どくっどくっ・・・・。
こうして最後の一滴までも麻美の中へと吐き出してしまうオヤジ。しかしその顔は、とても満足そうであった。
「あ・・・・熱いのがお腹に・・・・ああ・・・・ん・・・・」
くたっとして意識を失う麻美。警官が駆けつけたのは、その直後であった。
それからいろいろあったが、結局あの島のことが世間で取り上げられることはなかった。すべての容疑はクルーザーのオヤジに掛かってしまったのだ。
駆けつけた役場の人や警官に、麻美に挿入したまま気絶している所を発見されてしまい、言い訳などできない状況だった。
そう。肝心なことは全て闇の中だったのだ・・・・。
それからしばらく経ってからのこと。
例の島には、ぼーっとして空を見上げるペリルの姿があった。
麻美に逃げられてから、またいつもの日々が戻っていたようだった。しかし。これまでとは少しばかり違うようである。
日の光を窓から見上げながら、時折思い出したようにニヤケ顔になるペリル。そして、何気なく携帯電話のような機械を懐から取り出すのだった。
「今ごろは、学校カナ・・・・」
ニヤニヤしながら何かのスイッチを操作するペリル。
「フフフ・・・・衛星回線だからネ・・・・」
少女の憂鬱と男の姦計は終わることはないのだろうか。
機械のスイッチを撫でながら、ペリルの耳には確かに聞こえたようである。
遠い地にいる哀れな少女の喘ぎ声が・・・・。
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この物語はすべてフィクションであり、登場する如何なる人物、団体、国家、人種、地名及び地域等、すべてが架空のものです。また、男性にとって有利とも受け取れる女性の心情に関する心理描写、及び身体機能の記述は、すべてが事実と異なる誤ったものです。
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